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犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー の商品レビュー

3.2

32件のお客様レビュー

  1. 5つ

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  2. 4つ

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  3. 3つ

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2020/04/09

前作で人工知能探偵・相以に負けた以相は、人間の知能を増幅させ(Intelligence Amplification)完璧な共犯者を造り、相以に挑戦状を叩きつけた。 相以と輔は警察の依頼で壱岐島で起きた密室殺人の捜査に参加するが、事件に右龍兄弟の影が‥果たして以相が作り上げた共犯者...

前作で人工知能探偵・相以に負けた以相は、人間の知能を増幅させ(Intelligence Amplification)完璧な共犯者を造り、相以に挑戦状を叩きつけた。 相以と輔は警察の依頼で壱岐島で起きた密室殺人の捜査に参加するが、事件に右龍兄弟の影が‥果たして以相が作り上げた共犯者は、そして予告された三人の被害者とは誰なのか。 ミステリ的にツッコミどころはあるが面白かった。 前作でインパクトがあったマザコン右龍刑事と三つ子の兄弟が登場するが、重要な役どころのわりに出番はいまいち少なくてちょっと残念。 冒頭のイルカは懐かしくて笑った。

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2020/03/23

前作で探偵業を開始した輔と探偵AIの相以が佐虎刑事経由の依頼で壱岐島で起きた密室殺人の捜査に参加。すると対馬での別の事件との関係が明らかになる。二つの事件の捜査を進めていくと犯人AI、以相から二人に挑戦状が届く。以相が描いたこの事件を相以は解き明かすことができるのか?今回の事件に...

前作で探偵業を開始した輔と探偵AIの相以が佐虎刑事経由の依頼で壱岐島で起きた密室殺人の捜査に参加。すると対馬での別の事件との関係が明らかになる。二つの事件の捜査を進めていくと犯人AI、以相から二人に挑戦状が届く。以相が描いたこの事件を相以は解き明かすことができるのか?今回の事件には超マザコン公安、司法と彼の三つ子の兄弟、さらに母親の右龍総理まで関わり事件がどんどん巨大化するがトリックそのものは普通、というか突っ込み所も。最後に大規模な混乱を巻き起こすけど今回は以相の心情が結構語られていて単純な悪ではないのが憎めない。

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2020/03/19

探偵AIシリーズ第2弾。人工知能探偵・相以に復讐すべく人工知能犯人以相が挑戦状をたたきつける。前作では、人工知能ならではの齟齬があったのだが、今作ではそんなシーンはなく、それだけ成長したということなのかもしれないが少々寂しい。ミステリ的には面白いのだが、登場人物の人間性がどうにも...

探偵AIシリーズ第2弾。人工知能探偵・相以に復讐すべく人工知能犯人以相が挑戦状をたたきつける。前作では、人工知能ならではの齟齬があったのだが、今作ではそんなシーンはなく、それだけ成長したということなのかもしれないが少々寂しい。ミステリ的には面白いのだが、登場人物の人間性がどうにも好きになれず、読後感がすっきりしない。

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2020/03/17

人工知能探偵相以(あい)と以相(いあ)の対決再び。 以相は、人間の知能を増幅(Intelligence Amplification)させた共犯者で犯罪を起こし、相以に挑戦します。 ゴムボートで漂着した全裸の死体、密室状態で殺された漁協長、首相公邸内での殺人。 事件の背後には壮大な...

人工知能探偵相以(あい)と以相(いあ)の対決再び。 以相は、人間の知能を増幅(Intelligence Amplification)させた共犯者で犯罪を起こし、相以に挑戦します。 ゴムボートで漂着した全裸の死体、密室状態で殺された漁協長、首相公邸内での殺人。 事件の背後には壮大な犯罪とたくらみが。 最後まで一気に読ませます。

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2020/03/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

かなりファンタジー感がでてきたなあ。そういう世界観だということが明確になってきた。ということは、ちょっと苦手な感じもしなくはない。 ただ、叙述ミステリー的な要素もあったりして、そういう意味で面白さもあった。 全体としてファンタジー要素と、彼らにとっての現実世界の接点が少しうまく結びついていない感じがあり、浮世離れという感じとも違う違和感みたいなのがちょっとずつ積もってしまう。読後感としては、情報量は多いんだけど、読み切った感じに至らないという印象だろうか。

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2019/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半AIらしさはやや抑えめの展開ながら後半でロボット三原則やトロッコ問題なんかとうまく絡んできてさすがという感じ。この種のテーマの作品は若手だからこそ書けるものであって、大御所作家が書くのは難しいんじゃないかなと思う。『探偵AI』と本書で円環がつながった感じだけれど、続巻があるならまた読みたい。

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2019/11/13

探偵AIの続編ということで 推理ではなく、エンターテイメントとして。 前作もそうだったけども。 登場人物が多くて、総理の息子たちがハチャメチャで総理もハチャメチャで、おかげで主人公の影の薄さたるや。でもカステラさんは好き。

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2019/09/29

犯人IAの逆襲。    複雑な三つ子トリック。    残酷なテロリスト。     謎を解く探偵AI。     それを悪意をもって利用する。     いやぁなんだかんだで面白いな、AIバトル。   AIバトルって言ったって書いてるのは人間なんだけど。    そう考えるとなんか虚しい...

犯人IAの逆襲。    複雑な三つ子トリック。    残酷なテロリスト。     謎を解く探偵AI。     それを悪意をもって利用する。     いやぁなんだかんだで面白いな、AIバトル。   AIバトルって言ったって書いてるのは人間なんだけど。    そう考えるとなんか虚しいな。

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2019/09/28

IAさん反撃の狼煙を上げる。 ラーニングが進むにつれ、人間の思考と 徐々に違いがなくなっていくのは、避けられぬ道理なのでしょうか。

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2019/09/17

シリーズ第二弾。言葉遊びを基調とした軽快な台詞回しはいかにも短編向きだが、大トリックは中々の本格バカミスだった。 そうはいってもやはり前作ほどの目新しさは無かったかな…

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