ヤナギ通りのおばけやしき の商品レビュー
『ヤナギ通りのおばけやしき』 ルイス•スロボドキン=作 小宮 由=訳 10月31日はハロウィンですね(*´︶`*) ヤナギ通りでも、ハロウィンの夜に子どもたちが次々と通りの家を訪ね歩き、「いたずらか、おかしか!」(trick or treat!)と叫んでお菓子をもらってまわりま...
『ヤナギ通りのおばけやしき』 ルイス•スロボドキン=作 小宮 由=訳 10月31日はハロウィンですね(*´︶`*) ヤナギ通りでも、ハロウィンの夜に子どもたちが次々と通りの家を訪ね歩き、「いたずらか、おかしか!」(trick or treat!)と叫んでお菓子をもらってまわります。 通りの真ん中にある、いつもは真っ暗で誰も住んでいない通称「ヤナギ通りのおばけ屋敷」に、ハロウィンの夜、明かりが灯っていました。 リリーとビリーの姉弟がそこを訪ねると、出てきたのは“小がらなやせたおじいさん“。お菓子をもらえるはずが、驚いたことに、おじいさんは“いたずら“を選んだんです!しかも、「いたずらをくれる」と言うんです! おじいさんに誘われるままに屋敷の中に入ると、おばあさんが暖炉の側で編み物をしています。 おじいさんが二人に手品を披露すると、おばあさんも拍手で喜びます。(手品がおじいさんの“いたずら“だったんですね。´∀`) そんな風に子どもたちを楽しませていると、、、次々に子どもたちが訪れて、とうとう子どもたちを探す親たちまでやってきます。笑 そして「ヤナギ通りのおばけ屋敷」で、皆んなでハロウィンパーティーが始まります♪ ハロウィンの時期にぴったりの、ほっこりと愉しいお話です。優しいタッチのイラストも可愛らしいですよ〜(*´︶`*) *巻末に【手品「まほうのヤシの木】のつくり方があります。材料は新聞紙2枚あれば大丈夫です* ーーーーーーーーーーーーーーー^_^ーーーー 作者のルイス•スロボドキンさんは、アメリカのニューヨーク生まれ。(1903-1975) 主な作品に『さかさ町』や『カルペパー一家のおはなし』、『ふたごのカウボーイ』などがあります。 『たくさんのおつきさま』で、コルでコット賞を受賞されています。 訳者の小宮由さんは、東京生まれ、家庭文庫「このあの文庫」を主宰。とあります。祖父はトルストイ文学の翻訳家の北御門二郎さん。ルイス•スロボドキンさんの本を多く翻訳されています。
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ハロウィンの夜、ビリーは、「ヤナギ通りのおばけやしき」と呼ばれる家のチャイムを押した。「いたずらか、おかしか!」ビリーが叫ぶと、出てきたおじいはんは答えた。「いたずらだ! さぁ、おいで。おはいり!」。町の子どもたち、そして大人たちも、とびきりワクワクする「いたずら」を楽しみ、素敵...
ハロウィンの夜、ビリーは、「ヤナギ通りのおばけやしき」と呼ばれる家のチャイムを押した。「いたずらか、おかしか!」ビリーが叫ぶと、出てきたおじいはんは答えた。「いたずらだ! さぁ、おいで。おはいり!」。町の子どもたち、そして大人たちも、とびきりワクワクする「いたずら」を楽しみ、素敵なハロウィンを過ごす。 おじいさんの手品にワクワクさせられる。「チチン、プイプイの〜プイ!」というかけ声は、子どもと一緒に唱えながら読むとより楽しい。子どもたちを迎えに行った大人たちに、最後の手品を見せる粋ないたずらも最高。 最後に、おじいさんが子どもたちに教えたという「かんたんな手品」を紹介してくれるのもうれしい。新聞紙2枚とはさみだけで作れる「まほうのヤシの木」は、本当に作るのが簡単で、息子と早速楽しむことができた。「チチンプイプイの〜プイ!」とみんなで唱え、ヤシの木を引き伸ばしていった息子は誇らしげだった。
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図書館本。長女は最近マンガにはまっていて、選ぶものの大半がマンガ、だったりする。でも、本好きとしては本の面白さからも離れていって欲しくない。それには、楽しいお話、読んで良かったと思えるお話とたくさん出逢わなければ。ということで、母も長女と同じ目線に立つところから、始めてます。
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ハロウィンの日にヤナギ通りの子どもたちが、おばけ屋敷と呼ばれている家に行き「いたずらか、おかしか」と言うと、出てきたおじいさんは「いたずらをあげよう」と家の中に招き入れます。いったい??? ハロウィンの日の楽しいお話。
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総ルビあり。 年長さんから三、四年生あたりまでがいいかな。 サラリと読める。 「さかさ町」より短いし、 字も大きいんじゃないかな? 薄いけれど、ハードカバーなので ちょっとお姉さんになった気持ちで読める本。 子どもがチャイムをならす →部屋に入れてこどもたちにいたずら(お...
総ルビあり。 年長さんから三、四年生あたりまでがいいかな。 サラリと読める。 「さかさ町」より短いし、 字も大きいんじゃないかな? 薄いけれど、ハードカバーなので ちょっとお姉さんになった気持ちで読める本。 子どもがチャイムをならす →部屋に入れてこどもたちにいたずら(おじいさんのマジック)を見せる →おばあさんが拍手する の繰り返しが絵本のように幾度かあってから、結末にすすむので、子どもは読みやすいんじゃないかと思う。 ふんわりした絵と話の終わり方で、 優しい空気の本でした。
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ハロウィーンの夜、「いたずらか、おかしか!」ってたずねて、「もちろんいたずらさ」って返事が返ってきたら? ハロウィーンのあたたかいお話。 巻末に「まほうのヤシの木」の手品のレシピつき。
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ヤナギ通りの子どもたちは、ハロウィンの夜、どこの家にいってもいいことになっていました。ところがその年は、だれも住んでいないはずの古ぼけたおやしきに明かりがついています。子どもたちはおそるおそるチャイムをならしてみましたが…。「いたずらか、おかしか!」に「いたずら!」って答えられた...
ヤナギ通りの子どもたちは、ハロウィンの夜、どこの家にいってもいいことになっていました。ところがその年は、だれも住んでいないはずの古ぼけたおやしきに明かりがついています。子どもたちはおそるおそるチャイムをならしてみましたが…。「いたずらか、おかしか!」に「いたずら!」って答えられたらどうする? ゆかいなおはなしです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
さかさ町や、てぶくろがいっぱいの作者だとは知らずに読みました。 小宮由さんが精力的に訳してくれてるので、ずいぶんいろんな本に巡り合えてうれしいです。 時代が古いので、古くよきアメリカって感じ。
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