川上から始めよ の商品レビュー
企業の理念を一行に凝縮した「川上コピー」の重要性や作り方を解説した本。 言葉の力は偉大。言葉の使い方ひとつで、心は揺さぶられ、人は動きます。コピーライティングの力で自社の理念を「川上コピー」へと昇華できれば、そのコピーは自社を強くイメージできるものになります。
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企業の製品やサービスのPRはそれぞれのレベルでのプロモーションがあるが、企業活動全体としての川上のコピーを作ることでCIを確立し、従業員のモチベーションにつなげることができるという仮説が展開されている。GAFAのパーパスの俯瞰、ケースとして旭山動物園、青山学院大学陸上部、ラグビー...
企業の製品やサービスのPRはそれぞれのレベルでのプロモーションがあるが、企業活動全体としての川上のコピーを作ることでCIを確立し、従業員のモチベーションにつなげることができるという仮説が展開されている。GAFAのパーパスの俯瞰、ケースとして旭山動物園、青山学院大学陸上部、ラグビー日本代表「ジャパン・ウェイ」、品川女子学院「28プロジェクト」、星野リゾート古牧温泉「のれぞれ青森」、マツダ「ZoomZoom」、通天閣「日本一面白いタワー」、「母になるなら、流山市。」が挙げられる。サマリーとしてはわかりやすい。
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・経営者、マーケティングを扱っている人におすすめ。 ・川上コピー:目的(志)の言語化 ・理念化は組織だけではなく、個人にも必要と感じた。個人の展望をスローガン化することで、今後どうなりたいかを一本の筋として定めることができる。 ・目的があってそのための目標がある…等真新しい考えは...
・経営者、マーケティングを扱っている人におすすめ。 ・川上コピー:目的(志)の言語化 ・理念化は組織だけではなく、個人にも必要と感じた。個人の展望をスローガン化することで、今後どうなりたいかを一本の筋として定めることができる。 ・目的があってそのための目標がある…等真新しい考えはなかったが、あらためて目的(理念)設定の必要性を感じた。
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①大義を具体的に語る ②具体的な数字を入れる ③常識の逆をいいながら真理を語る ④普通は合わない言葉を組み合わせる ⑤現状の違う場所に向かうことを明確にする ⑥なるほどという比喩で表現する ⑦語呂をよくする
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著者名がタイトルになっている面白さから、手に取った本。 「隗より始めよ」を踏まえているんでしょうね。 なぜ「川上」とするのかの説明がおもしろいです。 川の上流から流れていくイメージで、仕事を進めるにあたって肝心となるポリシーのことだそう。 企業がその言葉をまとめたフレーズを「川上...
著者名がタイトルになっている面白さから、手に取った本。 「隗より始めよ」を踏まえているんでしょうね。 なぜ「川上」とするのかの説明がおもしろいです。 川の上流から流れていくイメージで、仕事を進めるにあたって肝心となるポリシーのことだそう。 企業がその言葉をまとめたフレーズを「川上コピー」と著者は名付けて、ビジネスの様々な場所で生かしていくべきだと説きます。 ユニークなネーミングからもわかる通り、著者の柔軟な発想力の転換が紹介されます。 この本で知ったことですが、アメリカのアポロ月面調査は、実際には1969年から1972年までの3年間のみ行われたプロジェクトだったそう。 もっと長い間、つい最近まで人は月に行っているのかと思っていました。 川上コピーのように、企業の哲学を宣言したスローガンは企業のイメージ造りのためにもとても有用だとのこと。 確かに、 Think different.(アップル) Just do it.(ナイキ) Impossible is Nothing(アディダス). No Music, No Life.(タワーレコード) やってみなはれ(サントリー) など、端的にしてインパクトの強い言葉は、そのまま企業からのメッセージとして、我々消費者の心に響きます。 タワーレコードのコピー "No Music, No Life." は、店頭でのキャッチコピーとして日本で生まれ、そののち本国で採用されたものだそう。 タワレコの店舗の日本人が考えたフレーズが、会社全体を支える理念として生かされているということに驚きました。 大切なのは、万人が認めるベースに立ちながら、オリジナリティで勝負すること。 未来につながるキャッチコピーの重要性を知りました。
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コピーライティングというと、テクニカルなことに走ってしまいがちだが、本当に大切なことは「何を」伝えたいか。それを「どう」伝えるかも大切だけど「何」がなければ表面的なかっこよさに流れてしまいます。 最近、「理念」の大切さんを痛感しているタイミングでこの本に出会えて本当によかったと思...
コピーライティングというと、テクニカルなことに走ってしまいがちだが、本当に大切なことは「何を」伝えたいか。それを「どう」伝えるかも大切だけど「何」がなければ表面的なかっこよさに流れてしまいます。 最近、「理念」の大切さんを痛感しているタイミングでこの本に出会えて本当によかったと思う。あとづけでもいいので、「理念」を深掘りして、コピーライティングは、それをわかりやすくステークホルダーに伝えるためのにものだと確認できる。 今年読んだ新書で一番です。 https://amzn.to/2PSYjHQ
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