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愛されなかった時どう生きるか 新装版 の商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2023/10/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

心当たりがありすぎてグッサグサに刺さった。 私の人生のテーマが「自分を大切にする」なのは、子どもの頃、身近な人が神経症的人間だったが故に削り奪われた自分の価値を取り戻すためだったのかな...とはじめて意識化できた。 【子供はいくら甘やかしても駄目にはならない】の章は子どもと関わる全人類が知っていてほしいなと思った。甘やかしたからだめになったんじゃなくて、それは本当の気持ちを理解していなかったからで、自分の考えを押し付けていたからで、自分が望むような子になるために与えすぎたからで、子どもがしてほしいことと自分が子どもにしたいことは違うからっていう当たり前のことかもしれない。 「小さい頃安心して坐っていられる膝の上があった人は幸せである。」なんて泣けちゃったな。 今までその場が平和ですむなら言わなくていっかって受け流してたことも笑ってすませてきたこともたくさんあったけど、それって自分に少しずつ嘘をついていて、我慢することが当たり前って心が思っちゃってたっぽい。自己実現を果たしていくために当たり前だけど心がけたいのは、一つひとつの状況に対して自分の考えをしっかり持つこと、ノーをはっきりと言うこと、神経症的人間に影響されないこと、私は私の心にしたがって自然な私でいること。

Posted byブクログ

2023/06/14

とある男性とデートしていた時、相手が自分の気持ちに嘘をつきながら振る舞っていた印象がありこの違和感の正体は何だったんだろうと思考を巡らせていた時に出会ったのが「愛されなかった人」というキーワードでした。私は職業柄として彼の両親との共通点が多かったので、複雑な家庭環境で育った彼が私...

とある男性とデートしていた時、相手が自分の気持ちに嘘をつきながら振る舞っていた印象がありこの違和感の正体は何だったんだろうと思考を巡らせていた時に出会ったのが「愛されなかった人」というキーワードでした。私は職業柄として彼の両親との共通点が多かったので、複雑な家庭環境で育った彼が私に期待していたのは理想の両親の代わりだったように思います。彼は私が私らしく振る舞うと戸惑いと悲しみに満ちた顔をしていました。彼が私に求めていたのは私の実像ではなく、両親の虚像だったのかなと今は思っています。この本を読んで過去の失恋を整理できました。

Posted byブクログ

2022/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まさに「どう生きればいい?」と縋る思いで、タイトルに惹かれて購入。 愛されなかった者の心情が詳しく書いてあり、「自分だけじゃなかったんだ...」と少し安堵。 心情や周りを取り巻く人間関係も当たっている部分が多く、今自分が抱える問題の多くは愛されなかったことが原因なんだと分かった。 愛されなかった過去は変えられない。そこで冒頭の「どう生きればいい?」を探し求めて本を読み続けたものの、答えは ・自己実現している人と付き合う くらいで、あとは意識レベル(自分の思いを否定しない、自然に振る舞う)など、実践するのに体系化されていないものばかりで、具体的にどう取り組んでいければいいのか分からなかった。 愛されなかったものの悲劇と、愛されたものの幸福、その違いがずっと書いてあったように思う。 「どうすればいいの・・・努力するから教えてくれ・・・」ただその思いだけが残った。

Posted byブクログ

2022/04/07

やはり子供時代の親との関係が愛情が本当に大切なことがわかる。なるほどと思うことばかりだった。 私の家族は加藤さんの家庭からすれば、何でもない普通の良い家庭だったと思う。私も当時は普通だと思っていたけれど、加藤さんはじめ色々な本を読むうちに何となく私の家庭の構造(おおげさかな)が見...

やはり子供時代の親との関係が愛情が本当に大切なことがわかる。なるほどと思うことばかりだった。 私の家族は加藤さんの家庭からすれば、何でもない普通の良い家庭だったと思う。私も当時は普通だと思っていたけれど、加藤さんはじめ色々な本を読むうちに何となく私の家庭の構造(おおげさかな)が見えてきたきがした。 父親が神経質なひとで母は良い意味でも鈍感な人だったこれは本人も言っていた。父親が神経質であったがそれを口に出す人だった。足音がうるさい静かにしろなど機嫌の悪さも醸し出すし理不尽に怒ったりもする(理由を言ってくれない)父親はそんな人だったが母は言われても気にしない人だったし言われたことを引きずる人でもなかったので上手く付き合えて結婚できたんだと思う。 でも子供の私は、当たり前だが母のようなスキルなど持ち合わせてないのでとにかく父親が怖かった。話かけても地雷がどこにあるかもわからない、理不尽に怒られる。そしてダメ押しで母も私を庇ってはくれなかった。母いわく私が言葉で伝えていなかったからわからなかったらしい。なるほど確かにそうだ。私は自分の意見など意味ないと思っていて何もいってなかった。言えなかった。 父親もきっと家庭で愛情がきちんと貰えず育ったのだろう。だけどうまい具合に母と出会うことができた。二人ならばそれで良いと思う。 でも子供をもった。子供には関心もあまりなく子供を育てるには向いていない人だと思う。時代だからと片付けられてしまって、これって負の連鎖なんだろうと思った。 長々と書いたが、当事者にも読んで欲しいし、子供をもつ親の人たちにも読んで欲しいと心から思った。 星4つとしたのは、私が現在引きこもりで友人もなく、家族としか接点がない点が加藤さんと違ったので星4つとしました。 本当に出会う人周りにいてくれる人は大事。ちゃんと一緒に居た方が良い人か駄目かどうかを見極めることが出来るのが本当に大事だと思う。

Posted byブクログ

2021/10/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分に正直であれば、素晴らしい人間関係は可能。 自分自信であることを諦めてはならない。 自分を偽るとどんどん苦しくなる

Posted byブクログ