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人生が変わるすごい「地理」 の商品レビュー

3.3

24件のお客様レビュー

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2022/12/26

学生時代習った学習内容を、こういう視点で大人になって自分の生活や人生に生かしていけることこそ、学習の目的だと思います。 そう言う意味で、内容の深さや信頼性がどこまでかはおいといて、学びが活かせているいい例として、参考になる本です。

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2022/10/18

地理的条件などの背景を理解すると、世界に新たな見方を加えられるということを、地理の雑学を絡めながら繰り返し語っている。 作中で語られる「地理思考」が、いうほど地理に由来するものではなかったり、やや強引見える論理展開が見られた。 その内容自体は納得感があり、とりあげられた地理エピソ...

地理的条件などの背景を理解すると、世界に新たな見方を加えられるということを、地理の雑学を絡めながら繰り返し語っている。 作中で語られる「地理思考」が、いうほど地理に由来するものではなかったり、やや強引見える論理展開が見られた。 その内容自体は納得感があり、とりあげられた地理エピソードも興味深いものは多かったが、雑学風自己啓発本という感じ

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2022/04/16

「地理」を軸にいて、さまざまな分野に関しての複眼視点がとても参考になる。★×5になる本というのは「はじめに」の時点でそれと分かる。本書でもそれは当てはまった。「はじめに」を読んでピンとこない本は、そこで読むのをやめてもよいと思えるほどだ。

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2021/07/09

地理思考と書いてあるので地理について書かれているかと思って読んだが、少し違う。「物事の経緯や背景を知ることで新たな発見がある」ってことを色々な事例で書かれている。 思っていた内容とは少し違ったが、ためになる本ではある。

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2021/05/16

1877年 東京大森貝塚 動物学者エドワード・モース 縄文時代 1884年 文京区弥生 弥生時代 穀物→炭水化物とタンパク質 大麦からビール→アルコールで水の代わり(水環境の悪い地域) ヨーロッパの土地→肥沃ではない ドイツ北部ハイデ(荒地の意) トウモロコシ、米、小麦 小麦...

1877年 東京大森貝塚 動物学者エドワード・モース 縄文時代 1884年 文京区弥生 弥生時代 穀物→炭水化物とタンパク質 大麦からビール→アルコールで水の代わり(水環境の悪い地域) ヨーロッパの土地→肥沃ではない ドイツ北部ハイデ(荒地の意) トウモロコシ、米、小麦 小麦は商品的な性格(消費国と生産国で差) 関ヶ原の戦い 壬申の乱(大友皇子対大海人皇子おおあまのみこ)→天武天皇として即位 国際連合United Nations かつての国際連盟のように訳して日本人は勘違いし続けている 世界では子供の集まり→力を持った国が、力のない国を子分として従えて多数派を形成し、その力を背景に様々な問題を力ずくでクリアしようと努める 2017年12月トランプ大統領イスラエルの首都エルサレム 翌5月エルサレムへ大使館移転 戦後、人口の多さ=GDP 新製品開発、一定の性能ならば順調に売れる 優秀さでも国民性でもなく、ただ人口が多かったから(先進国でアメリカ、日本  中国、インド、アメリカ、ソ連、インドネシア、日本…の順) 淀川 桂川、宇治川、木津川の3つの川が合流 水が淀む 淀城→淀という地名に立てられた城、その城で茶々が出産、淀君 ロンドン→テムズ川の河口から60キロ、紀元43年にはローマ人 テムズ川を渡るのに適した道路網の中心地 移民 日系、インド系、中国系 本国の人口が多い国は移民も多くなる 目黒、目白→五色不動、五行思想に由来する名称 中国で都市=城市 794年平安京 山城の国(ヤマトの山の背の国)桓武天皇が首都にちなみ改名 山城(しろの訓読みを当てた) 周囲を囲って都市化 石山本願寺 豊臣秀吉が大阪城建設 ロンドン警視庁→スコットランドヤード(警察所在地の通りの名前から) テレビ局のスタッフ多忙 築地移転、相撲問題ばかり報道→視聴率が取れる、取材も近くで済む 日本平、木更津、君津、焼津…古事記由来 ヤマトタケル メルカトル図法→欧米による植民地主義、植民地だった所が小さい、製作者の意図(ステマ、サブリミナル効果) ピーターズの地図→アフリカが大きい、中国、日本も大きい 公平(みんなに台)平等(背の低い人に台→景色が見られる) 北欧の国 スウェーデン1,000万人、デンマーク575万人、フィンランド550万人、ノルウェー529万人合計3,000万人 関東地方より1,000万人も少ない 国際連合では1国1票 1票の格差は国際関係では大前提 3つの幕府 鎌倉、室町、江戸 ミリタリーガバメントイン鎌倉 定義様々☆自分の時代と変わった事項に注意 昔のトヨタカップのスポンサー アリババ開発Yun OS 自動運転車のOS モノに価値がある時代から情報に価値がある時代へ変化した象徴 内モンゴル自治区人口2,600万人(モンゴル民族440万人、他は漢民族) モンゴル国の人口300万人

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2021/01/14

この本には「地理思考」という言葉が何度も出てくるのですが、他の思考との明確な区別がないまま使われおり(著者は「はじめに」に定義したつもりだと思われますが、それをなぜ「地理思考」と呼んでよいのかは判然としません)、帰納も演繹も類推も、何でもかんでも「地理思考」と呼んでいるので、もの...

この本には「地理思考」という言葉が何度も出てくるのですが、他の思考との明確な区別がないまま使われおり(著者は「はじめに」に定義したつもりだと思われますが、それをなぜ「地理思考」と呼んでよいのかは判然としません)、帰納も演繹も類推も、何でもかんでも「地理思考」と呼んでいるので、ものすごく違和感があります。 ただ、発想としては、面白い部分がそれなりにあります。 が、発想とその思考の結果として得られた「結論」について、正しさの裏付けがあるかと言うと、そうではない部分も多いので、書かれていることを事実として受け取るのはかなり危険だと思います。 ある意味、竹内久美子の本に近いような気がします。 竹内久美子の専門(?)は生物ですが、この本は、その地理版だと思っておけば、この本を上手く活用できるように思います。

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2020/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

筆者独自に編み出した「地理的思考」を駆使して、様々なトピックを読み解いた本。 タイトルの「人生が変わる」は大げさとしても、筆者の思考はかなり洞察力に富む。 1. 日本人とは:海洋国家に帰属するアイデンティティをもった人々というのはオンリーアフター明治時代 2. 「働く」という価値の変化:農業革命から産業革命そして情報革命へ。食べるために働くから働くために食べる 3. 組織の必要性:世界は子供の集まり 4. すべて白黒決めなくていい:パレスチナや北方領土のようにそれぞれの見方に決着をつけないことも大人の対応 5. 競争は本当に大切か:ランキングは何を基準にするかによって変わる。空間は時間軸で俯瞰 6. 逆算する視点をもつ:結果だけを見て判断しない。原因にさかのぼる 7. 縁起:語源と由来の両方が入っている点がより適切 8. 結果に隠された「必然」:人がたくさん往来するから通りができて街ができた。 9. 人と都市:地理的環境とは、自然にどれくらい人が手をいれたか 10. 難しい相手との付き合い方:他者に寛容になること 11. 固定観念のほぐし方:地図にはイデオロギーが入っている。ピーターズの世界地図をみれば一目瞭然 12. 公平と平等:公正という概念が先立つが、本質が一緒なことが公平であり、形式が一緒なことが平等。 13. 横並び対個性:栃木市は、鉄道を嫌ったおかげで今独自の個性を発揮できている。 14. 決まりは誰が作るのか:決まりはいつの間にかつくられる 15. 世界の価値観。「モノ」から「情報」へ:サッカー大会の冠が変わることから読みとれる、日本の衰退と中国の発展 人生のとらえかたとして「ロケとロケハン」というのは、さすがテレビマン。

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2020/06/27

LIFE-CHANGING POWER OF "GEOGRAPHY": The [key] to our workstyle and lifestyle lies within the power of [learning]! https://www.kado...

LIFE-CHANGING POWER OF "GEOGRAPHY": The [key] to our workstyle and lifestyle lies within the power of [learning]! https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000774/

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2020/06/07

人生が変わる地理という題名に惹かれて買いました。さらに、作者は地理学者ではなく、元テレビプロデューサー、現在バラエティプロデューサーであることにも驚きました。 地理なのに、(地理だから?)、決まりとは何か、組織はなぜ必要なのか、など、魅力的なテーマが並んでいます。さらに鎌倉幕府の...

人生が変わる地理という題名に惹かれて買いました。さらに、作者は地理学者ではなく、元テレビプロデューサー、現在バラエティプロデューサーであることにも驚きました。 地理なのに、(地理だから?)、決まりとは何か、組織はなぜ必要なのか、など、魅力的なテーマが並んでいます。さらに鎌倉幕府の成立についても言及されています。 何度も読み返したくなる一冊です。

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2020/05/04

タイトルで豪語するほどの「地理」的な要素は感じなかったが、身の回りの疑問を人口統計、民俗学的な観点から経験則を交えて解説しているところがおもしろかった。 筆者のバックグラウンドがテレビマンということもあり、最後は日本社会のメディア論に波及させているところも印象的だった。

Posted byブクログ