上級国民/下級国民 の商品レビュー
知識社会の到来により、上級国民と下級国民の分断が世界中で起こった。エピローグの「経済格差はなくなっても、性愛格差はなくならない」「知識が不要になるくらいAIが発達したら、知識社会は終わる」という箇所が、印象に残った。
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シンギュラリティを目の当たりにできるだろう世界に生まれたのは幸運かも。 自由、多様性の尊重はそのまま格差社会を受け入れることとほぼ同値なのでは。 スポーツはルールがあるから成立している。リベラルの行き着く先は、大多数の人にはディストピアかもなー。
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なんというか、認めたくないけどきっとその通りなんだろうなということが書いてあるように思える。でも、単純化しすぎていて、首を傾げるところがいくつもあって、本当にそうなんだっけかと思ってしまう。鵜呑みにしてはいけないけど、一つの論点のとっかかりとして考えていく必要があることがたくさん...
なんというか、認めたくないけどきっとその通りなんだろうなということが書いてあるように思える。でも、単純化しすぎていて、首を傾げるところがいくつもあって、本当にそうなんだっけかと思ってしまう。鵜呑みにしてはいけないけど、一つの論点のとっかかりとして考えていく必要があることがたくさんあった。
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「言ってはいけない」よりはまともかな。 ただ、タイトルとはかなり違う内容。 中流階級が減り、分断されているのはどの先進国も同じ。 後半部分の提言については、比較的共感できる。
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昨今、急速に社会の分断が進んでいる、その背景について、歴史やファクトをもとに様々な側面からわかりやすくひもといており、これまで違和感を覚えていた社会状況の原因に対する答えの多くをつかめるきっかけとなった。 著者が何度も言う「知識社会化・リベラル化・グローバル化」した社会。そのよう...
昨今、急速に社会の分断が進んでいる、その背景について、歴史やファクトをもとに様々な側面からわかりやすくひもといており、これまで違和感を覚えていた社会状況の原因に対する答えの多くをつかめるきっかけとなった。 著者が何度も言う「知識社会化・リベラル化・グローバル化」した社会。そのような社会で、これからどのように生きるべきか、一人一人が向き合い、自分なりの生き方を構築していく必要性をあらためて感じた。
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タイトルと中身がそれほど合致していないような。思索に富んでいて、なるほどと思うところも多いが、断じ過ぎに感じるところも多い。エロス資本の考え方については納得。
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日本が直面している停滞や世界で起きている紛争の裏側にある考え方や二分化構造についてわずかながら理解することができたのかな… この本で定義されている上流に属するにはもはや出生時から決まってるのかしらと思ったし、そこを目指してもがくよりも置かれた場所で咲きなさい思想の方が楽だったりす...
日本が直面している停滞や世界で起きている紛争の裏側にある考え方や二分化構造についてわずかながら理解することができたのかな… この本で定義されている上流に属するにはもはや出生時から決まってるのかしらと思ったし、そこを目指してもがくよりも置かれた場所で咲きなさい思想の方が楽だったりするのかなとも思った。 ただ、人智を凌駕するAIやシステムに人間が支配される時代が来たら格差もなくなるようなことも書かれており、それはそれで恐ろしい。
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社会の分断のお話。ベーシックインカムの破綻する理由に納得いった。鎖国をしない限り海外からの人の流入で潰れますね
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上級国民、下級国民って言葉は あの交通事故から聞くようになった気がします それも書いてありました 上級国民だから逮捕されなかった、ってことでは ないようですが 本書ではいろいろなデータをもとに上級や下級 モテ、非モテなどが語られています そして知識社会か なんとなくですが、この分...
上級国民、下級国民って言葉は あの交通事故から聞くようになった気がします それも書いてありました 上級国民だから逮捕されなかった、ってことでは ないようですが 本書ではいろいろなデータをもとに上級や下級 モテ、非モテなどが語られています そして知識社会か なんとなくですが、この分断はもうしょうがない のかもしれない
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上級国民と下級国民 経済や知識的に国民の格差は拡大する一方。 しかしながら、過去の時代から階級や生まれた家柄などで格差はあった。 リベラル派により、階級などがなくなった先進国では逆転勝利を得ることも可能にはなったが その反面、全てが自己責任として語られるようになってしまった。 ...
上級国民と下級国民 経済や知識的に国民の格差は拡大する一方。 しかしながら、過去の時代から階級や生まれた家柄などで格差はあった。 リベラル派により、階級などがなくなった先進国では逆転勝利を得ることも可能にはなったが その反面、全てが自己責任として語られるようになってしまった。 今現在でも生まれた環境や家の経済状況により、全てが自己責任として処理されるには厳しい現状があるのは確かである。 私たちはこの現代社会の現状を理解した上でどのように生きていくことを選ぶのか、考えるきっかけとしていきたい。
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