洋書天国へようこそ の商品レビュー
若い時分から原書に挑戦していたりと、なかなか一般人とは感覚が違うのは確かだが、他人の本棚を、その人の解説付きで見させてもらっているような面白さがある。 海外文学にハマり、SNSなどのおすすめを見ながら、国や翻訳者繋がりで訳本を読み漁っている私としては、言語の魅力という観点から洋...
若い時分から原書に挑戦していたりと、なかなか一般人とは感覚が違うのは確かだが、他人の本棚を、その人の解説付きで見させてもらっているような面白さがある。 海外文学にハマり、SNSなどのおすすめを見ながら、国や翻訳者繋がりで訳本を読み漁っている私としては、言語の魅力という観点から洋書を読んできた宮脇氏の読み方がとてもかっこよく見える。必然的に内容にも触れるのでネタバレが若干あるのは仕方ないが、前情報なしで読むドキドキを得られないとしても読んでみたいと思える紹介だった。
Posted by
洋書のスタンダードなものを紹介している。まずは、和訳版から読もうかと思うが、いつか英語版にもトライしたい。
Posted by
読みたかった洋書推薦本。サマセット・モームやヘンリー・ジェイムズもとりあげてあるので嬉しい。新刊案内ではないのでご注意。気軽に読める近現代の洋書紹介本だ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「あえて有名作品を紹介する」という企画の 連載(2008年1月~2012年3月)をまとめたもの と前書きにあります。 2019年発行なので新しい洋書のおすすめが 載ってるかもと思い手に取ったのでちょっと 選択ミスでした(^^;)
Posted by
最初に目次のページを開いて、取り上げられているタイトルにざっと目を通したときは、「古典が多いのね・・・(無表情)」という感じで、夏休みのお堅い課題図書を前にしたような微妙なガッカリ感があり、あんまり期待せずに読んだのですが・・・すごくおもしろかった! 読んだことがあるものも含めて...
最初に目次のページを開いて、取り上げられているタイトルにざっと目を通したときは、「古典が多いのね・・・(無表情)」という感じで、夏休みのお堅い課題図書を前にしたような微妙なガッカリ感があり、あんまり期待せずに読んだのですが・・・すごくおもしろかった! 読んだことがあるものも含めて、全部読みたくなったと言っても過言ではないです。(あ、唯一、「白鯨」だけは逆に読めそうもないと思った・・・笑) 素晴らしい読書案内だった。 9割がた知っているタイトルなのに、著者の豊富な読書経験に裏打ちされた解説のおかげで、まるで新刊みたいに新鮮なものに見えてきた。 「クリスティやエラリー・クイーンは小学生の頃読んでそれっきりになっている人が多い」って、ああ、それはまさに私のこと。今さら読むことはないと思っていたけど・・・この本を読むとエラリー・クイーンがすごく軽妙洒脱に見えてくる不思議。 宇宙船ビーグル号はじめ、古典SFも、10代のころ、姉の本棚から気まぐれにつまみ食いしたきりだったが、もっとちゃんと読みたくなった。 まあ、まずは初めてタイトルを聞いた「よき兵士」から読んでみようと思う。 なぜかこれを読んでいる時に二回ほど別のところで偶然このタイトルを聞いたので、「今読め」ってことなのかと思う。 お手軽に翻訳で読むつもりだけど、海外で有名なのに日本ではそれほど知られていない、っていう場合、だいたい訳が難解だったりイマイチだったりするので、嫌な予感がしなくもない。 あと、「トゥルー・グリット」も実は今すぐにでも読みたい感じだけど、コーエン兄弟の映画の方をまだ見ていないのがひっかかる。やはり映画が先かなぁ。 経験則として、映画→本の順番の方がガッカリする確率は低い。もちろんいつもそうとは限らないけど・・・。 それに、「トゥルー・グリット」はできれば原書を読みたいなぁとも思うので、やはり映画が先かな。
Posted by
知っている作品もあったけれど、聞いたことのない、読んでみたい作品がたくさん紹介されていてかつ解説が楽しい。こういう英語の授業があったら楽しいだろうな。 原文で読まないとここで言及されているおもしろさは分からないんだろう…と思いつつ、訳書で読んでみたい。結構図書館の書庫に入ってそう...
知っている作品もあったけれど、聞いたことのない、読んでみたい作品がたくさん紹介されていてかつ解説が楽しい。こういう英語の授業があったら楽しいだろうな。 原文で読まないとここで言及されているおもしろさは分からないんだろう…と思いつつ、訳書で読んでみたい。結構図書館の書庫に入ってそうである。ナイス!
Posted by
以前日本語で読んだことがある本、映画で見たことがある!などの有名な作品の英語の原書の紹介本。原文がちょっと載っていて、きれいな訳も一緒に読める。 原書だったらくじけるな〜と思ったものも多かったので、この本でチラ読みできて良かった。 講談社のルビ訳シリーズでなら挑戦したいと思った作...
以前日本語で読んだことがある本、映画で見たことがある!などの有名な作品の英語の原書の紹介本。原文がちょっと載っていて、きれいな訳も一緒に読める。 原書だったらくじけるな〜と思ったものも多かったので、この本でチラ読みできて良かった。 講談社のルビ訳シリーズでなら挑戦したいと思った作品もあった。 ただあらすじが紹介されているのではなく、著者の読書体験が伝わってくる、好感のもてる本だった。
Posted by
- 1