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もう逃げない。 の商品レビュー

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17件のお客様レビュー

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2025/08/17

1日で読めた。 保険金詐欺を行った両親、特にお父さんは破天荒だったが、それを客観的に捉えつつ、それでもなおお父さんを大切に思う息子の姿に、家族って離れようとしても離れられない不思議な存在だなと。 それ故に死刑囚の家族というきれない繋がりのために、理不尽な扱いを受け、その事実を受け...

1日で読めた。 保険金詐欺を行った両親、特にお父さんは破天荒だったが、それを客観的に捉えつつ、それでもなおお父さんを大切に思う息子の姿に、家族って離れようとしても離れられない不思議な存在だなと。 それ故に死刑囚の家族というきれない繋がりのために、理不尽な扱いを受け、その事実を受け入れて前に進むしかないやるせなさ、想像しても想像しきれない辛さがあると思う。 冤罪かどうかは分からない。 でも、マスコミのあり方や犯罪者の家族をどう社会で受け止めていくのか、その問題を提起しているように感じた。 もし自分の家族が、人を殺めた罪に問われたら、自分は何も悪くないのに、後ろめたさや家族だとバレないかと恐怖を抱えて生きていくなんて、本当に嫌。 嫌だけど、もしそうなったら、そのうち無気力になりそう。でも、著者は立ち上がって声を上げた。その行動力に感心した。

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2025/07/17

事件後残された子ども4人の長男が著者。事件後に引き取られた児童施設内の壮絶な現実は、現代社会の闇の一部なのだろう。姉2人幼い妹の4人で乗り越えてきた日々が事実なら、信頼できる大人が不在の状態で絶望しないで生きるということの過酷さが切々と語られている。報道で切り取られるニュースには...

事件後残された子ども4人の長男が著者。事件後に引き取られた児童施設内の壮絶な現実は、現代社会の闇の一部なのだろう。姉2人幼い妹の4人で乗り越えてきた日々が事実なら、信頼できる大人が不在の状態で絶望しないで生きるということの過酷さが切々と語られている。報道で切り取られるニュースには現れない、様々な背景をこの本で知った。当事者にしか語れないこともある。2025/8/3街録チャンネルの収録が大阪であるそうだ。 映画「マミー」は見ていないが、予告編は↓ https://youtu.be/33UsL-dFIJw?si=la6hDPrPZFk_nSfK

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2025/07/13

とても興味深く一気読みした 著者を含めた子どもたちは何も悪くないんだよな それなのに急に超ハードモードの人生となり、想像を絶するほど大変なのが伝わってくる 事件の真相はわからないけど、被害にあわれた方のご冥福をお祈りします 事件の真相がハッキリして、二度とこの様な悲劇が起きないこ...

とても興味深く一気読みした 著者を含めた子どもたちは何も悪くないんだよな それなのに急に超ハードモードの人生となり、想像を絶するほど大変なのが伝わってくる 事件の真相はわからないけど、被害にあわれた方のご冥福をお祈りします 事件の真相がハッキリして、二度とこの様な悲劇が起きないことを願います

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2025/07/13

死刑囚の子としての人生。 死刑囚の家族というだけでその人に人生はない。 それでも大きな十字架を背負わされる。 誰もその人をその人としては見ない。 「死刑囚の子供」としてしか見ない。 親がお金持ちだったり、貧乏だったり、優しかったり、厳しかったり、社会的に真っ当だったり、犯罪者...

死刑囚の子としての人生。 死刑囚の家族というだけでその人に人生はない。 それでも大きな十字架を背負わされる。 誰もその人をその人としては見ない。 「死刑囚の子供」としてしか見ない。 親がお金持ちだったり、貧乏だったり、優しかったり、厳しかったり、社会的に真っ当だったり、犯罪者だったりで人生は大きく左右される。 人生って理不尽だよな。

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2025/04/13

家族しか知る由がない事実や思い出だけでなく、容疑者・死刑囚の息子として受けた壮絶な理不尽や苦悩を、やり過ぎなくらい包み隠すことなく書いているのがまず凄いし、タイトルにも込められた決意の証明になっていた。

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2023/11/18

街録チャンネルでその言葉の発し方や人としての魅力に惹きつけられこの本を手に取りました。同じ年齢で、これほど強く生きている彼を尊敬します。

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2023/06/04

 1998年7月25日…あれからもう、考えればもうすぐ25年になる…。「和歌山毒物混入カレー事件」が発生、夏祭り会場で提供されるカレーに何者かがヒ素を混入させ、死傷者を多数出した事件…。約2ヶ月後に近隣住民の林健司・眞須美夫妻が逮捕される。林夫妻は、これ以前の保険金詐欺については...

 1998年7月25日…あれからもう、考えればもうすぐ25年になる…。「和歌山毒物混入カレー事件」が発生、夏祭り会場で提供されるカレーに何者かがヒ素を混入させ、死傷者を多数出した事件…。約2ヶ月後に近隣住民の林健司・眞須美夫妻が逮捕される。林夫妻は、これ以前の保険金詐欺については認めたものの、本事件への関与は当初から今まで一貫して否定している…。事件当初はカレーに混入されたヒ素と林家にあったヒ素が同一のものと鑑定されていたが、その後の鑑定で異なる成分という鑑定もされているようで…。この作品は林夫妻が逮捕されてから、現在も拘置所にいる林眞須美死刑囚の長男が綴った作品…夫妻の逮捕直後から、いじめや暴力、性的虐待、不当な差別を受けながらも懸命に生き、先に出所した父を支えながら母の無実を信じる活動をはじめている…。  このニュースはよく覚えていて、林眞須美死刑囚が報道陣にホースの水を浴びさせてる映像はまだ脳裏に焼き付いてて、それからあまりいいイメージは持ってなかったんだけれど、この手記を読んでこの行動にも意味があったことを知りました。「和歌山毒物混入カレー事件」の真相については、今後裁判で明らかにされることを願います。この手記を読んで一番思ったのは、“死刑囚の長男”という立場の理不尽さ…、まだ成人もしてなかった4人の子供達がそれから辿った人生の過酷さ…親がどんな犯罪を犯そうとも、子供達は守られるべきだと強く感じました。4人の子供達のうち、長女はすでに他界されていますが…もし、親が犯罪者になろうとも周りの大人がしっかりとその未来を見守ってあげられていたら違ったものになったのではないかと、残念でもあります。

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2023/02/14

1998年7月に発生した「和歌山毒物混入カレー事件」の犯人として逮捕された林眞須美死刑囚の長男の手記。 当時11歳だった長男のその後21年間が綴られている。 「殺人犯の息子」と言われ死刑判決が下されたその日からは「死刑囚の息子」と呼ばれた長男の人生には想像を絶するものがあった...

1998年7月に発生した「和歌山毒物混入カレー事件」の犯人として逮捕された林眞須美死刑囚の長男の手記。 当時11歳だった長男のその後21年間が綴られている。 「殺人犯の息子」と言われ死刑判決が下されたその日からは「死刑囚の息子」と呼ばれた長男の人生には想像を絶するものがあった。 『坊主憎けりゃ袈裟まで憎い』の諺通り、子供に罪はなくとも被害者の心中を想うと一概にNOとも言えない現実もある。 本著では警察の偽装を思わせる記述もあり冤罪の可能性も匂わせる。 犯人が否認し続ける以上、真相は藪の中で、子供達の人生も真っ暗だ。

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2021/07/30

『#もう逃げない』 ほぼ日書評 Day448 「和歌山カレー事件」の主犯とされた林真須美死刑囚の長男による手記本。 事件当時「証拠」とされた鑑定結果や証言が、実はかなり怪しいものだったという「新事実」にも触れつつ、母親の無実を信じたいと綴る一方で、仮に母親が犯人なら死刑やむ...

『#もう逃げない』 ほぼ日書評 Day448 「和歌山カレー事件」の主犯とされた林真須美死刑囚の長男による手記本。 事件当時「証拠」とされた鑑定結果や証言が、実はかなり怪しいものだったという「新事実」にも触れつつ、母親の無実を信じたいと綴る一方で、仮に母親が犯人なら死刑やむなしと述べるあたり、一方的に自分の側の「真実」のみを主張するのでない姿勢に好感が持てる。 ただ、こうした平常心を得るまでには、死刑囚の息子としての、壮絶な地獄があった。これこそが真実。 ご都合主義に忖度を重ねる、都合の良い大人。なんとか自分は、そのカテゴリーには入らずにいたいものだ。 https://amzn.to/3l5OG6N

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2021/07/02

和歌山カレー事件の犯人とされている林眞須美の長男による手記。 犯罪が起きた後に起こる家族や身の回りに起こる出来事を知ると現在の報道のあり方には疑問を感じる部分は多い。 そして著者本人も言っているように両親が保険金詐欺をしていたことは認めているがカレー事件については疑問を呈して...

和歌山カレー事件の犯人とされている林眞須美の長男による手記。 犯罪が起きた後に起こる家族や身の回りに起こる出来事を知ると現在の報道のあり方には疑問を感じる部分は多い。 そして著者本人も言っているように両親が保険金詐欺をしていたことは認めているがカレー事件については疑問を呈している。 この事件、動機を含め林眞須美を犯人とするには謎が多い。 かといって冤罪と断定も出来ないが謎が残る事件ですね。

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