スキップとローファー(2) の商品レビュー
「譲れないほど大事なものってそんなにたくさんないでしょ」 めっちゃ面白い! 主人公の素朴で純粋な感じも好きやし、悩みながらも、ゆっくりと丁寧に人間関係を形成していく様子もとても好き! 物語で心の機微を描こうとすると、重くなりやすいと思うけど、この作品は読みやすさを保ったまましっ...
「譲れないほど大事なものってそんなにたくさんないでしょ」 めっちゃ面白い! 主人公の素朴で純粋な感じも好きやし、悩みながらも、ゆっくりと丁寧に人間関係を形成していく様子もとても好き! 物語で心の機微を描こうとすると、重くなりやすいと思うけど、この作品は読みやすさを保ったまましっかりと内面を描いていて最高だと思った!
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まじめに故郷のために、地方から東京の高偏差値高校に進学した、みつみ。不器用で天然で、見た目も素朴なみつみだけど、主人公としてなぜかとても魅力的。 失敗したり、恥ずかしい思いをしても、まっすぐ前を向くひたむきさ、強さ、でしょうか。本当の意味で頭も良い。 東京で始めて友達になった志...
まじめに故郷のために、地方から東京の高偏差値高校に進学した、みつみ。不器用で天然で、見た目も素朴なみつみだけど、主人公としてなぜかとても魅力的。 失敗したり、恥ずかしい思いをしても、まっすぐ前を向くひたむきさ、強さ、でしょうか。本当の意味で頭も良い。 東京で始めて友達になった志摩くん始め、クラスメイトとの友情も発展して、ますます楽しい2巻。ありきたりな感じがしないのは、描き方がとても丁寧で、みつみのピュアさが際立つからかな。 志摩くんはほんと、天然タラシですね!表情がいいです。 江頭さんも、みつみの次に、モノローグが多くて、背景もうっすらわかってきて、これまた表情豊かで、魅力的なキャラです。 志摩くんの幼なじみらしきクリスくんも、いろいろと気になる。 みつみの地元の親友、ふみの方言には癒される。ふみの登場によって、みつみの立場がリアルになるし、この作品らしさが出ているなあと思う。 表紙には、みつみと志摩くんしか登場しないけど、別にこの二人の物語というのではなくて、実際には群像劇のようなものだと思う。 これからもっとそれぞれの感情は複雑になって、面白くなっていくのかな。今後の展開予想できない。早く続きが読みたいです。
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一所懸命にいろいろ感じて考えて生きてるけど、 なかなかうまくいかなかったりする毎日。 でも自分のプラスにマイナスにまっすぐ向き合ってる姿は 周りの人たちをいい感じに巻き込んでいったり するんだなぁと思う。登場人物たちみんなが愛おしい。 まあ、こんなに素直で悪い人がいない状態は む...
一所懸命にいろいろ感じて考えて生きてるけど、 なかなかうまくいかなかったりする毎日。 でも自分のプラスにマイナスにまっすぐ向き合ってる姿は 周りの人たちをいい感じに巻き込んでいったり するんだなぁと思う。登場人物たちみんなが愛おしい。 まあ、こんなに素直で悪い人がいない状態は むしろ不自然なのだろうし、そこに対する描写は いずれきっちり描かれていったりするのだろうけれど、 その部分も織り込んで、ますます愛おしくなりそうな これからの展開に期待です。
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志摩くんが自分の家庭事情についてはじめて口にするときの間ともいえない微妙な逡巡の表現ヤバすぎる。文字半個分の空白。
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