未来を、11秒だけ の商品レビュー

青柳碧人(著者)

2023/11/09

シリーズ物の第2弾。第１弾を読んでいなかったのですが、思いのほか前作に触れるので前作を読んでから読めばよかったです。人の記憶を辿れる司と夢の中で腹話術の人形と二役になって事件を推理する早紀が主人公。２４時間後を１１秒だけ見ることが出来るというジョージが経営しているシェアハウスで失踪事件が続く。シェアハウスの住人と知り合った司と早紀が事件の謎を解いていく。軽いテイストですが、短編でも良いような仕上がりです。

2022/06/26

今作が続編だと途中で気が付くがそのまま読了。ご都合主義もここまで来ると例え小説といえども読み進めるのが苦痛。出てくる人々出て来る人特殊能力の持ち主ばかり、アベンジャーズかと突っ込みを入れつつ世の中私が知らないだけで本当は10人に1人くらいいるのか？これが普通なのか？と
本名を名乗らないにしてもカタカナ名前でロイ、キャロ、ユウってだれがだれ？ミスリードさせる為かあまり意味無い人が登場し過ぎで本編が薄い。死んだフリする方がよっぽど探すでしょう。此処より良いところに行きます。の方がさっぱり諦めがつくので話の持って行き方に無理矢理が酷すぎる。血の着いた帽子一件はもう何なんだか。
軽トラは普通2人乗りで３人で乗ったと書いてあってえー特殊な物しか無理だけど、交通違反はさておき大人三人は物理的にも無理、荷台に乗ったという事でも無さそうだし、何でOKなん？この描写。と突っ込んでばかりいたら話が入ってこなかった。他にも多数あり。

2022/04/17

しまった、前作があったのか。。
ふと早紀が出会ったジョージは、24時間後の未来を11秒間だけ見ることができる。そんな力を持つジョージが住むシェアハウスから同棲していたキャロが失踪し、その後もいろいろトラブルが発生。夢見の早紀と司がその事件を追うことになる。予想できない話の流れに戸惑いながらも一気読み。
これはまた続編が出そうだ。
102冊目読了。

2022/03/22

青柳碧人さ～ん、どうしたんですかあ～。ちっとも面白くなかったですよう。未来を見たり、過去を見る能力が、全く意味を持ってこないし、シェアハウスの話も、登場人物も魅力がない。そのうちに面白くなると思ったら、そのままだったよ。

2020/02/22

過去と未来と現在を見る。
暴力が原因で逃げたのであれば彼女が真っ先に行くべきはシェルターだったのだろうが、既にそこまで考える力が残って無かったのだろうな。
彼等が自分の能力を偽る事無く伝えていれば、もう少しスムーズに今回の件は解決に向かったのではないだろうか。

2019/12/11

読みはじめてから、これ、前の話、絶対あるよなぁ…と気づいたが、読みすすめてしまった。この話から読んでも、問題なかった。楽しめた。推理がなかなかすすまなくて、もどかしいところもあったが、それは、それでいい。
寝ないと能力が使えないところが、面白かった。

2019/12/01

　続きがきたー！と嬉しくなってしまった。
　今回はみんないろんなものを抱えていたなあー。シェアハウスの中で協力して生活していても、心の底に抱えていたものはしまったままになっていて。逆に「どんなあなたでも、いいんだよ」と受け入れてくれる人の存在もまた大切なものかもしれない。
　装丁に巣箱が描かれているのも、読み終えるとそういうー！！と納得できる。

　事件の展開は、あの人形の言う通り、遠回りしすぎだったなーと読み終えて思った。読み終えて整理してみれば、考えていたことほとんどハズレだったし。司も生きづらさを持ってそうで、その生きづらさを少しでもなくす存在が早紀だったら良いよねー。早紀の職場も心配だけれど……ｗ

2019/11/23

シェアハウス“FREEDOM TREE”の住人たちには秘密がある。
本名。
身許。
ここに住む理由。
11秒だけ、未来が見えること。
繁華街でトラブルに巻き込まれた早紀は、“FREEDOM TREE”に住むジョージに危ないところを助けられる。
隠し事の多いハウスメイトたちに戸惑う早紀は、やがて彼らの秘密と、謎めいた失踪事件の存在を知る。
少しだけ、捜査に有利な特殊能力を持つ早紀と知人の元ホスト・司は、真相に迫ろうとするが…。
（アマゾンより引用）

シリーズ一作目を読んだのがもう随分前で、なかなか忘れてる部分も多かった。
このシリーズ、あんま好きやないかも

2019/09/22

途中で続編だと気づいたが、夢見の設定くらいしか思い出せなくても問題なし。早紀の能力が印象薄いかわりに新たにタイトル通りの能力者が登場。未来が見えたらそりゃ私欲に使うよね。

2019/08/10

特殊能力は証明できないし、素人がうまく事を修めるのは難しい。特殊能力ありきの話なのに、妙に現実的に終わり、ぐだぐだ感がある。