ほうさんちゅう の商品レビュー

かんちくたかこ(著者),松岡篤

2024/08/04

いくつになっても知らないことってなくならないなあ。放散虫なんて聞いたこともなかったよ。この絵本に載っているのはすべて一個の石から取り出した放散虫の骨格なのだそう。生命の神秘なんてのは平凡なフレーズだけど、まあやっぱりそう言いたくなるよね。

2022/11/04

放散虫というものを初めて知りました。
美しい形、そして骨がガラスという不思議。
シンプルで数学で導き出せそうな形から、なぜその形に？？？と思うような、でも幾何学的で、脊椎動物には無い何か法則があるんだろうな、と好奇心を刺激される。

2020/08/08

放散虫は、海の至る所にいる目に見えないくらいの小さな生きもの。
海の中で静かに繁栄と絶滅を繰り返しながら、五億年前から暮らしている。

この本で紹介されている写真の放散虫の化石は、深海から拾われた１個の石から取り出された骨格の化石で、ジュラ紀と白亜紀の境目くらいの年代のものだそう。

・骨格はガラス質
・ラジオラリア

見開きいっぱいの放散虫の骨の写真は、印刷したらステキな布地になりそう。
１個１個の形もランプシェードにしたら、おしゃれ灯りになりそうな。
匠のみなさま、御一考くださらないかしら。

2019/11/03

海の中にいる小さな小さないきもの「ほうさんちゅう」の絵本。この生きもののガラスの骨は、とても美しいのです。一つ一つが芸術品のよう。世界にはこんなものが住んでいるのか、とびっくりします。