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美術の物語 の商品レビュー

4.6

16件のお客様レビュー

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2024/11/13

不思議な始まり―先史、未開の人びと、そしてアメリカ大陸の旧文明 永遠を求めて―エジプト、メソポタミア、クレタ 大いなる目覚め―ギリシャ前7世紀‐前5世紀 美の王国―ギリシャとその広がり前4世紀‐後1世紀 世界の征服者たち―ローマ人、仏教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒1世紀‐4世紀 ...

不思議な始まり―先史、未開の人びと、そしてアメリカ大陸の旧文明 永遠を求めて―エジプト、メソポタミア、クレタ 大いなる目覚め―ギリシャ前7世紀‐前5世紀 美の王国―ギリシャとその広がり前4世紀‐後1世紀 世界の征服者たち―ローマ人、仏教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒1世紀‐4世紀 歴史の分かれ道―ローマとビザンティン5世紀‐13世紀 東方を見てみると―イスラム、中国2世紀‐13世紀 るつぼの中の西欧美術―ヨーロッパ6世紀‐11世紀 戦う教会―12世紀 栄光の教会―13世紀〔ほか〕

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2024/09/16

やっとやっと読み終わりました! 長い美術の物語でした。 紀元前エジプト文明の壁画から、20世紀現代美術まで、 とにかく素晴らしい美術史でした。 世界で一番読まれている美術史だと、納得です。 内容をまだまだおおまかな流れでしか掴めていないので、 何度も再読しようと思います。…読み疲...

やっとやっと読み終わりました! 長い美術の物語でした。 紀元前エジプト文明の壁画から、20世紀現代美術まで、 とにかく素晴らしい美術史でした。 世界で一番読まれている美術史だと、納得です。 内容をまだまだおおまかな流れでしか掴めていないので、 何度も再読しようと思います。…読み疲れたので、少し時間おいてから。

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2024/07/20

借りたもの。 “たまにあるアンケートだが、「無人島に1冊だけ持っていくとしたら、あなたはどんな本を選びますか?」というあれ。昔だったら「1冊なんて選べません」とか答えたかもだけど、今はこれでいいかなと思ってる。エルンスト・ゴンブリッチ卿(著者表記はE. H. ゴンブリッチ)の『美...

借りたもの。 “たまにあるアンケートだが、「無人島に1冊だけ持っていくとしたら、あなたはどんな本を選びますか?」というあれ。昔だったら「1冊なんて選べません」とか答えたかもだけど、今はこれでいいかなと思ってる。エルンスト・ゴンブリッチ卿(著者表記はE. H. ゴンブリッチ)の『美術の物語』である。(※)” …という、とてつもなくキャッチ―な紹介文に惹かれ、手に取ってみると驚きの重さ!! そしてワクワクと読み進められる内容に圧倒される!! …持ち運べる重さ・大きさでは無いのが残念なくらいに。電子書籍無いし。 一枚の絵の描写だけでも物語的で、図版を見なくてもどんな絵なのか想像を掻き立てる書き方をしている。 そして描かれた対象――神話画、宗教画…ジャンルを問わず人物であれ、動物であれ――の魅力をとてもチャーミングに表現されているので、読んでいてクスッとさせられる。 西洋美術史の流れを、キャッチーな章立てで分けている。 しかし、他の美術史の本にあるような時代ごとの断絶はなく、連なっている事を意識させる文体。 壮大な人類史そのものだった。 原始宗教の死後世界を現すものから、現世の“美”への情景、為政者の権力の象徴、教会の栄光、現実をとらえた表現(世俗化)を経る、伝統と革新のせめぎ合い、新しい芸術を求めて、実験的な美術の模索は続いている…… その濃厚な内容は、他の美術史の本は不要では?と思ってしまう程(いや、そんな訳が無いのだが。分かりやすい入門は必要だし、美術史の研究も日進月歩)。 今回借りたけど、本当……手元に置いておきたい。 ※無人島に持っていきたい、累計800万部・世界の美術家が認める“世界一売れている”美術鑑賞の本 ( https://goetheweb.jp/lifestyle/art/20240604-artshopping53 / 2024/7/20 確認 )

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2024/04/07

原始から現代に至るまで、当時の芸術家たちがどのようなことを考えながら作品を作っていたのかを読みやすい文章で体系的に学べます。なんでもありの現代美術は、印象派から派生した3つのルーツに集約できるといった点も興味深い。 現代の美術家は、今まで誰も見たことのない手法でグッと来る作品を...

原始から現代に至るまで、当時の芸術家たちがどのようなことを考えながら作品を作っていたのかを読みやすい文章で体系的に学べます。なんでもありの現代美術は、印象派から派生した3つのルーツに集約できるといった点も興味深い。 現代の美術家は、今まで誰も見たことのない手法でグッと来る作品を作ろうとしているという視点は目から鱗。 美術史だけでなく美術に関する鑑賞姿勢なども解説されているので、芸術作品の見方がガラリと変わりました。ただし本の扱いには注意が必要で、タイトルの金箔は少しこするだけですぐに取れてしまいます

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2022/12/18

先史、エジプト、メソポタミアから20世紀に至るまで、主にヨーロッパの美術が歩んできた道を厳選した図版とともに物語る。 絵画や彫刻が、鑑賞する美術としてではなく、一定の目的のために作られた時代から、美そのものを追求する時代への移り変わりのダイナミズム、科学と美術の関係、「見えている...

先史、エジプト、メソポタミアから20世紀に至るまで、主にヨーロッパの美術が歩んできた道を厳選した図版とともに物語る。 絵画や彫刻が、鑑賞する美術としてではなく、一定の目的のために作られた時代から、美そのものを追求する時代への移り変わりのダイナミズム、科学と美術の関係、「見えているもの」と「知っているもの」の違いなど、美術の枠を超えて考える楽しみが味わえる本。 図版入りでこの厚みの美術本となると、必要な時に必要なところを繰って読むことが多いが、これは最初から読み通して楽しめる、タイトル通り「物語」。筆者の語り口が極上。なるほど、と思うところに付箋を挟みながら読んでいったら、付箋だらけになった。(美術館巡りはそれなりに楽しんできたが、専門知識はまったくない美術素人の私だから、かもしれないが)。

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2022/11/25

20世紀最大の美術史家と評されるエルンスト・H・ゴンブリッチ(1909-2001)の〝美術という心惹かれる不思議な世界のガイドブックの決定版〟と素人でも納得する、原始の洞窟壁画から現代芸術に至るまでの素晴らしく壮大で、誰にも分かる平易な解説で美術の世界に誘ってくれます。〝絵や彫刻...

20世紀最大の美術史家と評されるエルンスト・H・ゴンブリッチ(1909-2001)の〝美術という心惹かれる不思議な世界のガイドブックの決定版〟と素人でも納得する、原始の洞窟壁画から現代芸術に至るまでの素晴らしく壮大で、誰にも分かる平易な解説で美術の世界に誘ってくれます。〝絵や彫刻を好きになるのは、どんな理由からでもいい。生まれ故郷を思い出させてくれるからという理由で、ある風景が好きになるかも知れない。友人に似ているからというので、誰かの肖像画が好きになるかも知れない。それで悪いというという理由はどこにもない。誰でも絵を見れば、いろんな事を思い出し、そこから好き嫌いの感情も生まれる。それによって絵が楽しめるのなら問題はない。しかし、とんでもない連想から偏見が生まれ、せっかくの楽しみが台無しになってしまうこともある。山登りが嫌いだというだけで、見事な山岳風景から目をそむけてしまったりするのは困りものだ。そういう場合には、ちょっと考え直してみる必要がある。好きになるのは、どんな理由からでもいいけれど、嫌いになるのは、どんな理由からでもいいという訳にはいかない・・・〟「序章:美術とその作り手たち」 より

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2022/11/22

上下に分かれていた改訂新版から読んでいるが、1冊にまとまるとA4サイズに高い大きさもあって、その分量重厚感に圧倒される。改訂新版とホントに同じ内容分量なのか。 何はともあれ、新しいのはいいね。フルカラーだし。やっぱり絵を見るときはカラーのほうがよりリアルに感じる。実物を見に行きた...

上下に分かれていた改訂新版から読んでいるが、1冊にまとまるとA4サイズに高い大きさもあって、その分量重厚感に圧倒される。改訂新版とホントに同じ内容分量なのか。 何はともあれ、新しいのはいいね。フルカラーだし。やっぱり絵を見るときはカラーのほうがよりリアルに感じる。実物を見に行きたい気も起きてくる。 これは主に西洋美術史であって東洋や特に日本のそれはお話程度にしか出てこない。 しかし、日本の美意識に近付いて来ている日本に追いつこうとしているのは理解できるであろう。小便器や大量生産の箱を持ち出したあたりは利休に通じるところがあるかも知れない。 日本の美が室町時代にすでに完成最高点に達していたことを改めて誇りに思うことであろう。(以後衰退しているだけのように思えるが) 西洋の美が、宗教と専制政治に振り回されて遠回りをした結果、科学的な美を追求したのは不幸中の幸いかもしれない。 日本の美は明治維新後西洋の三点透視に代表される科学的な美を真似たが、さてそれによって日本の美は進歩したのかどうか。 平山邦夫美術館も見に行ったが、迷走しただけではないのか、日本人の原点を忘れただけではないのか、という気がしてならない。 写真のような絵を書いて何が嬉しいのか?日本の精神を中国に求めて何が嬉しいのか?理解に苦しむ。 そのような明治維新後の日本人の姿勢を欧米人はモノマネサルと見ている。 未だ日本の美の精神に追いついていない西洋の美の歩みを見つめることで、あらためて宇宙をみる手がかりを得られるであろう。

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2022/07/14

2022.1.21 NHK 『あさイチ』で 浜田マハさんが紹介 重い! 絵だけパラパラっとみた。 読むには心の余裕がいる。

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2022/04/18

ここ数年の中で個人的に最高に楽しかった本。美術の歴史ではなく、物語。そこには人間がいるのだ。彼らの情熱・苦悩・喜びが重なり合って情感豊かな美の世界が織り出されていることが見えてくる。

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2022/04/09

700ページ近いどっしりした美術の歴史書.選ばれた作品,作者はその与えた影響に重きを置き,卓越した技量,歴史の中での存在価値なども配慮し,読み応えのある一冊となっている.美術史の大まかな流れがわかり,突然現れたような変化にもその源泉となるものがあったと腑に落ちる. ただ,オリジ...

700ページ近いどっしりした美術の歴史書.選ばれた作品,作者はその与えた影響に重きを置き,卓越した技量,歴史の中での存在価値なども配慮し,読み応えのある一冊となっている.美術史の大まかな流れがわかり,突然現れたような変化にもその源泉となるものがあったと腑に落ちる. ただ,オリジナルにこだわったことで,ギリシャ彫刻など紹介されていない作品のあること,好きな作家モローやルオーやルドンなどにも触れてほしかったことなどが少し残念.

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