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美術の物語 の商品レビュー

4.7

25件のお客様レビュー

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2026/03/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

西洋美術史概論、とかを受講している大学生が教科書に指定されそうな内容と、厚さと、お値段です。 薄型のティッシュの箱と同じくらいの厚みがあります。 はじめはギリシャ、ローマの彫刻ですね。その後ローマ帝国が崩壊してすったもんだしているうちにその技術が無くなってしまって、ようやく落ち着いたのが、キリスト教会が力を持った時。この時が、「字の読めない人にも分かりやすく絵で」という発想。 元々はイスラム教と同じで、偶像崇拝を良しとはしてなかったらしいんですが、教えを解くために致し方なし、となリました。 なのでここからしばらくは、分かりやすさ最優先! これがキリストでこれが聖母マリアで、これがユダで、と言うのが分かればよし。キリストが産まれたことが分かればよし。 そんな感じなので、構図やポーズ(驚いているときは手はこの位置、とか)もガチガチに決まっていて、画家はパターン化されてる中での活動だったようです。 因みに、肖像画も描いてたらしいですが、見たままを描くという描き方じゃないので、貴族の格好をした男の人を描いて、横に誰それ卿とか書いておけばそれで完成だそうです。肖像画なのに本当の顔は分からずじまい しばらくそんな感じだったのですが、それじゃ面白くないということで起こったのがルネサンス。 再生や復活という意味で、何の復活?と思ってたんですが、古代のギリシャ、ローマの作品凄いじゃん、今一度取り入れよう、ということだったんです。 で、この古代とルネサンスの中間の時代が中世だそうです。何が中?と思ってたんですが中間の世…何かもう少し言い方は無かったのか。 で、ルネサンスで見たままを描こう、美しく描こう、というということで色の陰影とか遠近法が使われるようになって、一気に今馴染みの絵になってきました。 でもそれでもだんだん満足できなくなってきて、見たままきれいじゃなくてもいいじゃん、と印象派が出てきます。 印象派はイメージを描く、みたいな感じなので、そうなるとそこから画家の強調したいところとか、逆にスッキリさせたいとか、絵に対する自由度があがりはじめます。 そうやって、現在の画家の個性を出す時代になってきた、とそういう流れです。 ダイジェストなんですが、長くなりますね。 他にも、どうして日本の浮世絵に影響されたのかとか、色々書いてあったんですが、書ききれない。とにかくボリュームたっぷりです。

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2026/01/16

山田五郎『オトナの教養講座』で紹介されていたので図書館で借りて読む。人気のため予約待ちだった。 今までなんとなく点で見ていた美術を、山田五郎さんの話に触れて以降、歴史を踏まえて観るべきだなぁ、と思っていたけれど、この本は全部を線として繋げてくれて、ポイントがめちゃくちゃわかりやす...

山田五郎『オトナの教養講座』で紹介されていたので図書館で借りて読む。人気のため予約待ちだった。 今までなんとなく点で見ていた美術を、山田五郎さんの話に触れて以降、歴史を踏まえて観るべきだなぁ、と思っていたけれど、この本は全部を線として繋げてくれて、ポイントがめちゃくちゃわかりやすい。 どういう時代の流れから出てきたのか、何が画期的だったのか、どこが素晴らしいのか。私のようなド素人にもわかるように書いてくれて、図版もすぐ近くに置いてくれているから、文と図を見比べながら理解できる。 何事も歴史と文脈を踏まえるのって大事。すごく勉強になった。 図書館で借りて読んだけど、購入して一家に一冊あってもいい本。

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2025/12/29

図書館で予約して読みました。 ものすごい分厚さと重量でちょっと怯んでしまいました笑 長年読み継がれ、改訂繰り返しどんどん分厚くなっていった本書。美術の変遷が網羅的に解説されていて、私の中の断片的にある知識の整理、答え合わせ的に読み進められました。 名著と呼ばれるだけあって扱う時...

図書館で予約して読みました。 ものすごい分厚さと重量でちょっと怯んでしまいました笑 長年読み継がれ、改訂繰り返しどんどん分厚くなっていった本書。美術の変遷が網羅的に解説されていて、私の中の断片的にある知識の整理、答え合わせ的に読み進められました。 名著と呼ばれるだけあって扱う時代は広いものの、おさえるところはちゃんと触れられていて概説書として素晴らしい本だと思いました。 確かにめちゃめちゃ分厚いけど図版も多く、結構読みやすいと思う。

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2025/10/26

ずっと読んでみたかったが定価8500円で、なかなか手が出なかった「美術の物語」。図書館で予約して1年近く経ち、ようやく読むことができた。 まずはそのボリュームと重量に圧倒されるが、1ページ1ページが発見と驚きと感動に満ち溢れている。美術が文化や歴史的背景で規定され、それが場所と時...

ずっと読んでみたかったが定価8500円で、なかなか手が出なかった「美術の物語」。図書館で予約して1年近く経ち、ようやく読むことができた。 まずはそのボリュームと重量に圧倒されるが、1ページ1ページが発見と驚きと感動に満ち溢れている。美術が文化や歴史的背景で規定され、それが場所と時間によって変遷していく過程、美術が言葉とも結びついているという、人間の表現の原則。これまで考えたことも無い洞察や発想で2週間弱で読み終えてしまった。特に、現代の私たちからすると「変」なエジプト美術が、当時の呪術的・宗教的な考え方からするとパーフェクトに構成されたとする仮説は目から鱗だった。 これだけのページ数でありながら、著者のゴンブリッチが、相当苦労して取捨選択をしていった姿が浮かび上がってくる。人類数千年の表現の歴史というダイナミクスを、文字通り物語のように体感できる、素晴らしい一冊。返却で手放してしまったものの、自分用に買おうか検討中

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2025/10/23
  • ネタバレ

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読み終わるのに2ヶ月ぐらいかかった… 印象派の知識しかなかったから、広く浅く学べたんじゃないかな。

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2025/09/20

紀元前~現代までの期間を区切り、各地域の美術品(絵画、像、建築物)をまとめた本。 普段芸術に興味が無かったが、知ってる絵画がたくさんあったので読んでみた。 文字と違って心が洗われる感じがする。 また重機などがない700年も前の時代から、あんな精巧な建築物を作り上げることが出来る事...

紀元前~現代までの期間を区切り、各地域の美術品(絵画、像、建築物)をまとめた本。 普段芸術に興味が無かったが、知ってる絵画がたくさんあったので読んでみた。 文字と違って心が洗われる感じがする。 また重機などがない700年も前の時代から、あんな精巧な建築物を作り上げることが出来る事に感動すら覚えた。

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2025/09/03

エジプトから現代アートまですべての物語を網羅している 図の配置が見やすく著者の説明が適切 生涯に渡り、絵画について忘れた時に再度読み直したい 昔の歴史があるからそれを超えようとして新たな歴史が出来ていくことを感じることが出来る

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2025/08/29

とても分厚い本だけど、どのページも面白く、紹介されている本物の作品を間近で鑑賞したい気になる。そして、不思議というか必然なのか、この本を読み終わった今、私の周りにある自然も人工物もすべて、今までとは異なる様に見えるではないか。 ただ良さを感じるのももちろん素晴らしい体験だが、言葉...

とても分厚い本だけど、どのページも面白く、紹介されている本物の作品を間近で鑑賞したい気になる。そして、不思議というか必然なのか、この本を読み終わった今、私の周りにある自然も人工物もすべて、今までとは異なる様に見えるではないか。 ただ良さを感じるのももちろん素晴らしい体験だが、言葉で説明された後にはまた、今までとは異なる見え方がする。美術史の勉強をもっとしたいと思った。

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2025/06/28

古代から20世紀までの西洋美術の物語を丁寧に説明してくれている本 西洋美術を勉強するときに最初に読む本ではないが、入門書を読んで少し知識がついた状態で読むと面白い。いわゆる名作だけを解説するのではなく、美術の歴史上で独自の立場を作った作品を解説しているので、よくある入門書とは異...

古代から20世紀までの西洋美術の物語を丁寧に説明してくれている本 西洋美術を勉強するときに最初に読む本ではないが、入門書を読んで少し知識がついた状態で読むと面白い。いわゆる名作だけを解説するのではなく、美術の歴史上で独自の立場を作った作品を解説しているので、よくある入門書とは異なる作品が載っている。 ページの組み方もかなり気を使われているので、美術本読むときの絵と文章が離れたページにある時のストレスが少ない。 文章もかなりしっかり書かれているので、少しずつ読みたい本

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2024/11/13

不思議な始まり―先史、未開の人びと、そしてアメリカ大陸の旧文明 永遠を求めて―エジプト、メソポタミア、クレタ 大いなる目覚め―ギリシャ前7世紀‐前5世紀 美の王国―ギリシャとその広がり前4世紀‐後1世紀 世界の征服者たち―ローマ人、仏教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒1世紀‐4世紀 ...

不思議な始まり―先史、未開の人びと、そしてアメリカ大陸の旧文明 永遠を求めて―エジプト、メソポタミア、クレタ 大いなる目覚め―ギリシャ前7世紀‐前5世紀 美の王国―ギリシャとその広がり前4世紀‐後1世紀 世界の征服者たち―ローマ人、仏教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒1世紀‐4世紀 歴史の分かれ道―ローマとビザンティン5世紀‐13世紀 東方を見てみると―イスラム、中国2世紀‐13世紀 るつぼの中の西欧美術―ヨーロッパ6世紀‐11世紀 戦う教会―12世紀 栄光の教会―13世紀〔ほか〕

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