愛してるって言えなくたって の商品レビュー

五十嵐貴久(著者)

2023/10/30

ドロドロにならなくってよかった
同性とか既婚とかそんなことは関係なく大人の恋は難しいのだなと思いました。
この作者さんの他の本も読んでみたい！

2023/06/07

ビール販売会社営業の課長が恋わずらい。
完全に片思いする乙女で微笑ましかった。
くすっと笑えるところもあったりほんわかした雰囲気で、いい気分転換になったかな。

2023/02/14

表紙からLGBT物を想像していたら、純情ラブコメディだった。

主人公は、ビール販売会社で営業課長を務める40歳の門倉、ちなみに妻子持ち。

同じ部署に中途入社で配属されて来た28歳の加瀬の事が気になりだし、いつも彼のことを考えてしまう様になる。

加瀬の淡々とした落ち着きぶりとは正反対に、偶然を必然と思い込み、趣味や考え方も共通していると、どんどん恋に溺れて行く門倉の様子が滑稽ながらも初々しく、まるで中学生の初恋の様。

大浴場のシーンでは思わず噴出す。

主人公に魅力を感じられない点が残念だが、軽快なテンポで楽しめた。

2022/07/14

ビール販売会社勤務の門倉、既婚で子供が１人いるにも関わらず、中途入社で配属になった２８歳の加瀬に恋心を抱いてしまい…。読んでいて、門倉さんがみょーに健気でかわいく思えちゃいました！ラストはまぁ～それも仕方ないか…とこれもすんなり納得させられました。

2021/12/06

なんの情報もなく読んでみた

BLなのかな思って読み進めたがそうではなく
門倉が一方的にいつもと違う感情に占められてしまう話

あまり読んだことのない内容で、彼のことで頭がいっぱいになったりイライラしたり、恋の感情に占有されていく様子が面白かった

2021/06/17

一般向け男性（！）作家さんが書かれたBLと銘打たれている作品。

４０間近のビール会社の課長（既婚、子供あり）が中途採用で入ってきた２８歳の若手社員になぜか惹かれていってしまう。

主人公と恋する相手の共通の趣味が読書なので各章のタイトルも有名文学小説を持ってきたりと、なかなかしゃれている。

最初から最後まで男性→男性への（かなり戸惑っている）恋ゴコロが書かれていて、リアルに同性を初めて好きになった心情が書かれている感じがしました。結局付き合ったりしないし告白もしない。

出張先の宿泊先の和室で布団を近づけるのに何センチがベストか考え抜いたり、偶然出会った本屋で待ち伏せしたり、なかなか乙女な思考回路と行動に、笑っちゃうか引いちゃうか、は読者によるんでしょうね～。私は笑っちゃいましたｗ

いわゆるBLかと言われるとどうかな？お仕事小説としてもしっかり書かれているし（むしろその部分が多くを占めている）、BLのお約束（なぜか周囲もイケメンだらけ、女子がいない）みたいなものが入ってないので、やはり一般向けかな。どの層に向けて書かれたんだろう、とは少し感じました。

なぜ本書を手にしたのかというと、Twitterで作者さんの作品以外の感想tweetにいいねをいただいたから…という理由です( *´艸｀)

2021/02/23

想いを伝えに行ったけどダメなのが最初から分からなかったから家に帰る、、うーん、、
奥さんそれでいいんですか、、

2020/12/02

ビール販売会社で営業課長を務める門倉の部署に二十八歳の加瀬夏生が中途入社で配属された。
なぜか加瀬が気になりいつも彼のことを考えてしまう門倉だったが、ある日会社帰りに、加瀬に遭遇、一緒に酒を飲むことに。
しかし、目の前で眠り始めた加瀬に、門倉は予想もしなかった行動に出てしまう!
これ以降、加瀬に馴れ馴れしくする取引先に嫉妬するなど、徐々に加瀬への気持ちが「特別なもの」であることに気づいていく門倉。
そんな中、出張で同じ部屋に泊まることとなり…。
(アマゾンより引用)

うーん…
どうでもいいけど、個人的な感情を仕事に持ち込むのはやめましょう

2020/11/12

ビール会社の営業部・門倉課長は、大手石油会社の営業部から転職し、自分の部下となった加瀬くんの事が気になって気になってしょうがない。その気持ちは『恋』か『友情』か...。門倉課長の脳内妄想に思わず笑みがこぼれます♪これが『リカ』を書いた人だとは....また違った意味で度肝を抜かれました（笑）

2020/08/02

ビール会社の営業部の課長の門倉は、中途採用で入ってきた加瀬が気になっていた。それが、気になるから恋をしてしまったということに気が付いた門倉。妻も子もいるし同性愛者ではなかったはずなのに…と悩む。

正直、BLが好きなのでこういう男性同士の話は大好物だ。しかも、サラリーマンで上司と部下というシュチュエーション。最高じゃねぇかと思ってしまった。まぁ、それも好きな作家さんので読めるんだから嬉しいこと。

少し前にやっていた「おっさんずラブ」を少し彷彿とさせつつもただ門倉課長が1人で悩んで嫉妬して衝動を抑えきれなかっただけだった。しかし、門倉課長。かなり業務に支障をきたしてないですか？と思ってしまうところもあった。人は恋をするとこんなにもなってしまうのか。

あと課内で微妙な四角関係が発生して笑った。由木→加瀬←門倉←織田←渚というなんともまぁ大変な一方通行。加瀬くんも加瀬くんで叶わない恋してるし、あれ？これってよく考えたら切なくない？

あとビール好きだからビールすごく飲みたくなったし、居酒屋などの飲食店を巡るビール会社の戦争も分かって面白かった。

2020.8.2 読了