ロビン・フッドの愉快な冒険 の商品レビュー
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英米文学の古典を読んでいるとちらっと名前が登場するので読んでおこうと思って図書館で手に取った。 おもしろかった!児童文学としてまとめられただけあってか、わくわくする冒険が続く。基本的に弱きを助け強きを挫く(日本でいうとねずみ小僧!)感じでやっているが、さすがに相手可哀想じゃない?と思ったところもあった。 最後の死はあっけなさすぎて悲しい。
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オーディブルで聴いたのは『こどものための聴く名作』。登録できないのでこちらを代理登録。 昔アニメを観ていて好きだった。 原作知らないなと思い聴いてみた。 ロビン・フッドの最期がまさかこんなショッキングだとは。 仕えたリチャード1世が亡くなり、ジョン王から憎まれ、匿うのを恐れたシスターが、病の治療のためと偽って血を抜き、老ロビンを死に至らしめた。 えー、バッドエンドじゃん! 獅子心王リチャードに召し抱えられた所で終わりじゃないのか。この最期を知れただけでも聴了してよかった。
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13、14世紀に実在したとも言われる森に住む盗賊達のエピソード。森に差し掛かった人たちから半ば奪い取るように貰いつつも鹿肉やエールでもてなし、芸や武勇伝を聞かせて楽しませることで例え悪役でも愉快な時間を過ごす。 弓使いの名手にして人望のあるロビンが仲間を従えて法に縛られない自然に...
13、14世紀に実在したとも言われる森に住む盗賊達のエピソード。森に差し掛かった人たちから半ば奪い取るように貰いつつも鹿肉やエールでもてなし、芸や武勇伝を聞かせて楽しませることで例え悪役でも愉快な時間を過ごす。 弓使いの名手にして人望のあるロビンが仲間を従えて法に縛られない自然に満ちた生活を送る様は痛快であり、憧れる。読んでいる際ロビンと恋人のエピソードがないのは不思議ですが、そこはやや納得は出来ないものの解説にて触れられていますね。 終盤のフィンズベリーで弓使いの大会に出場したあたりからのエピソードが特に好きです。 シャーウッドの森にはロビンフッドゆかりの観光地があるとのことで、いつか訪れたいと思いました。
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