惨憺たる光 の商品レビュー
ペク・スリン(白秀麟,백수린)の短編集。どの作品も自分の影や人の影を追いかけて見せてくれる。影、悲しみ、孤独などを。ピーンとした硬質な小説に感じる。どれも心にしみる作品だった。
Posted by
過ぎ去ったものへの哀切、愛おしさ。なんとも言えない血縁にも生まれる愛着。どれもよい。ほとんど似ているけれど競争主義の度合いが違うのかなとか、異国へのエキゾチシズムも感じられるのもよい。 とりわけ「夏の正午」「惨憺たる光」「氾濫のとき」「途上の友たち」「国境の夜」が印象に残った。
Posted by
- 1