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これは経費で落ちません!(6) の商品レビュー

3.7

73件のお客様レビュー

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2020/08/23
  • ネタバレ

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次に森若さんが見つけたのは、なんと会社の危機? キャバクラでアルバイトをしている有本マリナを調査して、思いも寄らない重大な情報を知ってしまう。森若さんは自分の生活と会社を思い、どう動くのか。 自分の居場所に愛着があるか。愛社精神と安定した生活を守りたい気持ちは、ときにずれることがある。働くうえで、何を大切にするのかはそれぞれに異なる。今回、森若さんと一緒に動くのは外資系から転職してきた美華、営業部のやり手山崎。そして話すことはできないけれど恋人となった太陽との関係。また会社内の人間関係では、同じく経理部の真夕や、何かと攻撃的な総務部の志保の新たな一面を知る。 恋愛を自分の生活に取り入れた森若さんの戸惑いに共感。人間関係を静かに見つめる森若さんは、色々な人の感情や裏側を知っていく。聞いてみてもわからなかった新島の動機。信念が違うことは、悪を意味しない。けれど、許せないことがある。地獄に落ちろ、と呟く森若さん。「働く」だけでなく「よりよく働く」ために、譲ってはいけない、森若さんの仕事への向き合い方であり、生き方である。それ以外のちょっとした諍いは、会社には当たり前にあるもので、いつかは解決できるものなのだ。

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2020/08/14
  • ネタバレ

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新島部長の裏の顔のおかげでイヤな感じが残って最後は沙名子と同じ気持ちになりました。 真夕ちゃんのどうでもいい話が聞きたくなります。

Posted byブクログ

2020/08/12

〈経理部の森若さん〉シリーズ第六作。 ドラマ版でいう佳境の部分に突入。とはいえドラマとは展開が違っていた。 秘書課の勘違い高飛車女・マリナの副業と部長たち、そして別会社の代表者たちとの繋がりを調べる森若と麻吹美華、そして営業部のサイコパス山崎。 そこから導かれた結論と森若たち...

〈経理部の森若さん〉シリーズ第六作。 ドラマ版でいう佳境の部分に突入。とはいえドラマとは展開が違っていた。 秘書課の勘違い高飛車女・マリナの副業と部長たち、そして別会社の代表者たちとの繋がりを調べる森若と麻吹美華、そして営業部のサイコパス山崎。 そこから導かれた結論と森若たちの暗躍の行方は。 やはりドラマ版の方が好きだな。どっちにしても後味は悪い。 以前から気になっていた総務課の玉村志保。何故こんなに攻撃的なのか。森若に思われるくらいだから相当だ。 だがその真相には唖然。 そんな詰まらないことに手間隙かけて周囲と壁を築くくらいならさっさと仕事しろよ、と言いたい。 だがこういう人は確かにいる。私のようにプライドなどない人間には分からないけど、時間を掛けるところ頑張るとことのベクトルがそもそも違うのだろう。 天天コーポレーションに『変な人が多い』のは狙いだったのか。しかしその大元がまたサイコパスなのだからやってられない。そんな大元に捨てゼリフを吐く森若も相当だ。 類は友を呼ぶのか。なら森若も『変な人』ということか。 しかし真夕が無邪気で何も知らないおめでたい人みたいに描かれてるのは嫌だな。 取り敢えず今作で一区切り。 しかしまだ続編があるらしい。新たな天天コーポレーションではまた『変な人』がやって来るのか。 読むのがウンザリするような、この会社の行き着く先を見たいような。

Posted byブクログ

2020/07/27

社内政治の生々しい話に、沙名子が首を突っ込んでいくのが意外に思った。最初は強烈な個性でギスギスしていた美華が、だんだん経理部に馴染んで、仲良くなっているのが微笑ましい。 太陽くんと沙名子の仲も、少しずつ進展していて、次巻も楽しみ!

Posted byブクログ

2020/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

わたし、沙名子さんが大好きだわ。このマインドと生活に憧れる。仕事ができて、でも、無駄なことは引き受けない。自分の時間を乱さずに、彼と付き合っていく。ときどきおいしいお寿司を食べる。いい匂いの入浴剤やクリームを使って自分をメンテナンスする。美華さんがやってきて、美華さんの正義感に影響され行動する沙名子さん。正しく行動できるのっていいなぁ。なにか自分の生活にも取り入れられないだろうか。

Posted byブクログ

2020/03/14

本書も天天コーポレーションの平和な中にもちょっとした波乱のある日常を描くのかと思いきや、創業社長を支えてきた大物総務部長のクーデターとそれを潰す森若さんたちの暗躍という大事になっている。 といっても相変わらず淡々と進むのだが。 こんな大事件が起こってしまうと、本シリーズがこの後...

本書も天天コーポレーションの平和な中にもちょっとした波乱のある日常を描くのかと思いきや、創業社長を支えてきた大物総務部長のクーデターとそれを潰す森若さんたちの暗躍という大事になっている。 といっても相変わらず淡々と進むのだが。 こんな大事件が起こってしまうと、本シリーズがこの後も続くのか若干心配になる。

Posted byブクログ

2020/02/22
  • ネタバレ

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だんだん面白くなってきているシリーズ。 今回はドラマとほぼ同じ内容だったが、秘書のマリナ(ベッキーにしか思えない

Posted byブクログ

2020/02/21
  • ネタバレ

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ドラマが面白かったので、読んでみた。6巻に関しては本のほうが、現実的かなあ。ドラマは裏切りに甘い気がする。重岡君ファンではないけれど、本よりドラマのほうが太陽君は魅力的だと思う。

Posted byブクログ

2020/01/20

この人が悪でショックと思ったりすごくリアルだなあと思う。これからの森若と太陽だったりとかこれからの天天コーポレーションがどうなっていくかこれから先が早く知りたい作品。

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2020/01/08

1~6巻までまとめての感想。 この作品は、本当にリアル! お金の流れから見えてくる人間関係というか、 社会でちゃんと働いている人達がひそかに抱えている秘密や後ろめたさ、コンプレックスをこそっと覗き見る感じ。 でも、そこには共感と納得しかなくて、ページをめくる手が止まらない。 あ...

1~6巻までまとめての感想。 この作品は、本当にリアル! お金の流れから見えてくる人間関係というか、 社会でちゃんと働いている人達がひそかに抱えている秘密や後ろめたさ、コンプレックスをこそっと覗き見る感じ。 でも、そこには共感と納得しかなくて、ページをめくる手が止まらない。 あー、私にも山田太陽が現れないかしら………

Posted byブクログ