ぱくりぱくられし の商品レビュー
夫婦脚本家ユニット、木皿泉さんのエッセイ集。 前半は弥生犬(夫の和泉務さん)と縄文猫(妻の妻鹿年季子さん)の対談形式。 中盤以降はエッセイ26本とラジオドラマ1本が収録。 ラジオドラマの脚本『ぼくのスカート』がパクられて裁判を起こした妻鹿さん。 一生懸命考えて文字にした物を...
夫婦脚本家ユニット、木皿泉さんのエッセイ集。 前半は弥生犬(夫の和泉務さん)と縄文猫(妻の妻鹿年季子さん)の対談形式。 中盤以降はエッセイ26本とラジオドラマ1本が収録。 ラジオドラマの脚本『ぼくのスカート』がパクられて裁判を起こした妻鹿さん。 一生懸命考えて文字にした物をパクられた挙句、相手が偶然だと言い張るなんてやり切れない。 パクる人に良心はないのだろうか? ちょっと毒があるけれど正直で真っ直ぐな妻鹿さんの人間味のある言葉の数々は胸に響いた。 ガハハと笑うタイプのエッセイではないけれど、前向きになれるエッセイ集。
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木皿泉エッセイ。最初からもうおもしろい。いちいち唸る。鋭い。本もたくさん読まれているようでその本にも興味を持った。おふたりの哲学に惚れ惚れする。結局優しい。そう。居てよしってことだ。
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20200210 木皿泉2人の対談のぱくりぱくられし 妻鹿さんが新聞に書かれたエッセイの、嘘のない青い空 そしてラジオドラマのシナリオ け・へら・へら 私は2人の対談がわりと好きです。木皿ワールドと呼ばれるのが、この2人のインプットとアウトプットでできてるんだなと実感できるから。...
20200210 木皿泉2人の対談のぱくりぱくられし 妻鹿さんが新聞に書かれたエッセイの、嘘のない青い空 そしてラジオドラマのシナリオ け・へら・へら 私は2人の対談がわりと好きです。木皿ワールドと呼ばれるのが、この2人のインプットとアウトプットでできてるんだなと実感できるから。 特に和泉さんのなんでもインプットされてる感じがいいな〜こんな人がパートナーだと色んな話が書けそう⁉︎ #木皿泉 #ぱくりぱくられし #ジャケットもカラフルで可愛い
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前半の弥生犬・縄文猫の対話の方が距離感があって面白い。 やはり読んでいて気持ちがいいし、何気ない違和感をすんなりと言葉にすることに唸る。 後半の妻鹿さんのエッセイになると、ひとりで書くことの突き詰め感が見えて 印象がぜんぜん変わるな。
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タイトルには著者の執念が込められているそうなのだが、一般読者にはよく分からない。分からないけど、ここで書かれていることは誰にでも思い当たることばかり。 「人はきっと変わることができる」どんなに今が辛くても、それは永遠には続かない。でもこの境地にはなかなかたどり着けないね。
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大好きな木皿さんのエッセイ集。 なんてことはない日常が尊いものに思える言葉が沢山あるから、木皿さんの本はどれも優しくてあたたかくて大好き。人生に必要な言葉、視点がつまった宝箱のような本。 二人の会話を読むとこんな話ができてこんな関係性になれる人とだったら一緒に暮らしたいなと思う...
大好きな木皿さんのエッセイ集。 なんてことはない日常が尊いものに思える言葉が沢山あるから、木皿さんの本はどれも優しくてあたたかくて大好き。人生に必要な言葉、視点がつまった宝箱のような本。 二人の会話を読むとこんな話ができてこんな関係性になれる人とだったら一緒に暮らしたいなと思う。
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かっこつけない夫妻の本音トーク 木皿泉の文章が好きです たわいないことをさらっと掬い取り ぐぐぐっと読ませる 大変なことをサラッと掬い取り クスっと読ませる 筆力かなあ でも以前の著書の方が好きだ ≪ ものを書く ぱくりぱくられ 書き続け ≫
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夫婦二人の会話風エッセーとエッセー.ラジオドラマ「け・へら・へら」 本音で語り合う二人の会話が面白い.
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最初読み始めた時は、ちょっとムリかな…と、読むのをやめようと思ったけど、 しばらくして読んでみたら面白かった。 作家さんは正直に自分のことを表現できていいなぁ。 ちょいちょい暴露っぽい話があって、 誰のことか気になるところ。
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シナリオライター木皿泉の夫婦対談、エッセイ、妻の妻鹿さんのデビュー作のラジオドラマシナリオが収められた、ファン必読の本。 夫/弥生犬、妻/縄文猫と名乗り、自身の作品の台詞を冒頭に置き、時事の話題などを古今東西の本から文を引用したりしながらの対談。 懐かしいゴーストライター問題やS...
シナリオライター木皿泉の夫婦対談、エッセイ、妻の妻鹿さんのデビュー作のラジオドラマシナリオが収められた、ファン必読の本。 夫/弥生犬、妻/縄文猫と名乗り、自身の作品の台詞を冒頭に置き、時事の話題などを古今東西の本から文を引用したりしながらの対談。 懐かしいゴーストライター問題やSTAP細胞問題などが取り上げられている。 信頼しあっている夫婦ならではのテンポの良い会話。夫/弥生犬さんの博識に驚かされる。 エッセイは妻鹿さんが書いている。主に日常や自身の思い出のおはなしなのだが、彼女ならではの出来事の切り取り方だなーと思い、だから私は木皿泉の世界が好きなんだ、と再確認。『掌の葉っぱ』『硬い殻をやぶってみれば』『恨みや嫉妬は小さく折りたたむ』が特に好き。泣いた。 最後のラジオドラマは今の時代に収録された意味を考えた。
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