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地獄くらやみ花もなき(参) の商品レビュー

3.8

16件のお客様レビュー

  1. 5つ

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2021/05/20

お、お、棘さーん!結構毎回苦労人の棘さんが結局苦労した、の回。あの人…報われなさそうで…応援したくなる…

Posted byブクログ

2020/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青児以外にもあの目の持ち主がいようとは。 計画的に鏡を撒かれたようだが、今後その犯人や意図も明かされるのだろうか。 紅子さんの正体が実に自然にしれっと明かされて(思わずそのままスルーしてしまいそうなほど)いいのかと思った。 しかも「彼」のことに関しても登場してしれっと退場しちゃって、その扱いでよかったのかと本気で心配になった。 まあそりゃ皓が退場する筈はないと思ってはいたけど、「彼」の扱いの雑さよ。 何より紅子さん自身が「彼」に対して随分酷い扱いをされていたので……いいのか。 (ネタバレに大いに配慮した結果、意味の分からない状態に) 未だかつてない皓の危機に対して、すっかり懐いたペット……もとい青児が単独で彼のために行動。 相変わらず馬鹿っぷりは色々な場面で炸裂はしているけれど、忠犬度合が上がってきた気がする。 逆に雑魚度が上がってきているのが、探偵の彼。 なまじラスボスとも言えるキャラが振り切れてるからなあ。 1巻ではあんなに活躍していたのに(当社比)今回は役に立ってない……何たる。 ラストも非常に不穏な感じで終わって、この後も落ち着きそうにない。 無事に皓が帰ってきてもこれでは。 いつもの調子で、いつもの三人で乗り切ってくれと祈るばかりである。

Posted byブクログ

2020/03/01

地獄代行業シリーズ?第三弾。 地獄代行業を生業とする皓に飼われて・・・ いや、助手兼ただ飯ぐらいとして同居10カ月。 ( ̄へ ̄|||) ウーム 何でもありとはいえ、ストーリーの先が気になって 読んではいたけれど、推理が絡んでくると非情にわかり難い。 文章の流れがどうしても気になる...

地獄代行業シリーズ?第三弾。 地獄代行業を生業とする皓に飼われて・・・ いや、助手兼ただ飯ぐらいとして同居10カ月。 ( ̄へ ̄|||) ウーム 何でもありとはいえ、ストーリーの先が気になって 読んではいたけれど、推理が絡んでくると非情にわかり難い。 文章の流れがどうしても気になるというか、ぶっ飛びすぎ。 デビュー作なら許せるけれど3作目。 さすがについて行けない・・・ 好きな人には申し訳ないけれど、続きはもういいや・・・

Posted byブクログ

2019/11/01

今回は青児と同じく罪人が妖怪に見える女性に会いにはるばる奥飛騨の旅館へ。彼女は過去の通り魔事件で父を失っているがその事件には不可解な点が。事件の謎は一瞬で皓が解き明かすがある策略が動き皓が巻き込まれてしまう…。巻が進むに従って風景とかの描写がより雅に。紅葉に埋まる旅館の怪しさや蛇...

今回は青児と同じく罪人が妖怪に見える女性に会いにはるばる奥飛騨の旅館へ。彼女は過去の通り魔事件で父を失っているがその事件には不可解な点が。事件の謎は一瞬で皓が解き明かすがある策略が動き皓が巻き込まれてしまう…。巻が進むに従って風景とかの描写がより雅に。紅葉に埋まる旅館の怪しさや蛇。後半棘が解き明かす老女の迷い犬の真相から生まれたスネコスリの不気味さ等浮かび上がり方が素敵。青児はワンコ扱われに拍車がかかっていて(不本意な理由で棘にまで!)にやり。でもせめて皓の心の拠り所になろう、と頑張った結果がある意味実を結んで良かった。ラストまた衝撃の展開だけど黒幕はやはり彼?

Posted byブクログ

2020/03/14

「牛鬼あるいは濡れ女」 彼等が招かれた先に居たのは。 最初から宿など無く感じた違和感は全て偽りの世界から感じた事であり、その時に一度引き返し情報を集めていたらこんな結末では無かったのかもな。 全ての人間が同じ力を得たからといい善に力を使うとは限らない訳であり、悪用する人間がいた場...

「牛鬼あるいは濡れ女」 彼等が招かれた先に居たのは。 最初から宿など無く感じた違和感は全て偽りの世界から感じた事であり、その時に一度引き返し情報を集めていたらこんな結末では無かったのかもな。 全ての人間が同じ力を得たからといい善に力を使うとは限らない訳であり、悪用する人間がいた場合とてつもなく対処が大変だと考えなかったのだろうか。 「火間虫入道あるいはスネコスリ」 彼女が探し続ける犬たちは。 何でこんなにも飼い犬の情報を聞いているだけなのに、複数の犬種の特徴が出てくるのかと思いきや真実を知った時に納得した。 認知症ではあったのだろうけれど全てを忘れてしまっていた訳でなく、彼との約束も覚えていたし自分が拾ってきた犬の種類も覚えていたからこそ余計に彼は辛かったろうな。 「子殺しあるいはエピローグ」 彼が潜伏していた先とは一体。 そんな事誰が予想しただろうかというぐらい近すぎる場所に居て、ずっと一緒に居た彼にすら違和感も感じさせないなんて演技が凄いとかの問題ではないのでは。 親を殺し彼は何をするつもりなのか、定かではないが野放しにすればする程どんどん収集の付かない泥沼に陥りそうな事件になりそうだな。

Posted byブクログ

2019/07/06

導入部が終了して、いよいよ本筋という感じになってきた。情景が目に浮かぶような描写がとても素敵で、ちょっと神秘的で不気味さを醸し出している。

Posted byブクログ