カウント2.9から立ち上がれ の商品レビュー
全中学生に届けたい、この本。 カウント2.9から立ち上がり続けてきた男から伝わる生き様を。その生き様が背中を押してくれる力強さを。 棚橋さんの本は3冊目か4冊目だけど、その時々の自分に響く本は違うはず。今の、2.9の自分には、この本が最適だった。逆境にぼやき嘆き諦めることもできる...
全中学生に届けたい、この本。 カウント2.9から立ち上がり続けてきた男から伝わる生き様を。その生き様が背中を押してくれる力強さを。 棚橋さんの本は3冊目か4冊目だけど、その時々の自分に響く本は違うはず。今の、2.9の自分には、この本が最適だった。逆境にぼやき嘆き諦めることもできるけど、言い訳せず前向いて伸び代だチャンスだと捉えて一歩踏み出す。その勇気をくれる。 プロレスラーの人気ランキングの番組で六位になった話。そもそも番組が企画、放送されたのは、彼の人気とそれまでの努力があってのとことだと思うから、その功績はもっと評価されてもいいだろうなと思う。 読めてよかった。メモしたい箇所が多すぎて大変だけど、それも喜び。メモが楽しみ。
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プロレスの低迷期、総合格闘技、キックボクシングに格闘ファンの興味が集中していた。 プロレスファンの自分も、正直プロレスは終わりだと思った。唯一観戦していたのはノアだったが、こちらも低迷に入ると自然と離れていった。 そんな中、新日本プロレスで必死に頑張り、プロレス人気のV字回復...
プロレスの低迷期、総合格闘技、キックボクシングに格闘ファンの興味が集中していた。 プロレスファンの自分も、正直プロレスは終わりだと思った。唯一観戦していたのはノアだったが、こちらも低迷に入ると自然と離れていった。 そんな中、新日本プロレスで必死に頑張り、プロレス人気のV字回復を招いた中心にいたのが棚橋選手である。 本書は、その棚橋選手がカルチャーマガジンで連載していたものを基にまとめた本である。 肉体と気持ちで勝負するプロレスラーだけに、精神論なところは散見されるが、必死に考え、目標を決め、人の何倍もがむしゃらに努力する姿勢には頭が下がる思いである。 また、年代的にも近いため、40代の生き方のところは共感できる部分が多かった。 「自分ができていないことを認める」 まさに、40代を越えたらこれを許容できるかにかかっていると思う。 なお、章ごとに分かれているが、どこから読んでも問題ないような作りになっているので、気になったところをつまんで読んでも、何かしら響くものがあると思う。
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