再燃 の商品レビュー

小杉健治(著者)

2020/08/10

第九弾
松江藩のごたごたが襟がついたが、ある女中の懐妊と殺人から背後に闇を
追及する新吾に立塞がる松江藩の闇、後継者を巡る新たなる陰謀の犠牲者のために
最後は藩医から立ち去ることに

2020/03/25

嘉明公の毒殺未遂事件が、やっと終焉したのだが・・・・
主人公　新吾が、奥方付きのお女中の腹痛を診たのだが、、、妊娠している事に気付く。

そのことを発端として、そのお女中が、死亡して、実家の鼻緒問屋ヘ運ばれる。
そして、その病名は、心臓病であると、、、、町医者から、、、
不審に思った新吾は、墓まで掘り起こし、腹部を切られた跡を確認していく。

そして、お女中の相手は・・・そして、新吾をお抱えの意思から、引き下ろす根拠は・・・

その疑念を新吾は、次から次へと、暴こうとして行く。
ズバズバと、質問をして行く所は、不審者に立ち向かって行く大型の警察犬のような感じである。

最後は、お家存続の後継ぎ問題が、絡んでいる事であった。

誰しも、我が子が、可愛い。
それだけでなく、未来を背負ってくれる藩主が、より素晴らしい人格であって欲しいと、願うからであろうが、亡き藩主の思いを、反故するやり方も、、、、
そして、人身御供になったお女中も、、、、可愛そうな話である。