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怖い女の話 の商品レビュー

3.1

8件のお客様レビュー

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2022/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

追うものと追われるもの、どっちが強い? それは簡単なこと。 作品全体、それほど怖くはなかった。 あなたがほしい 血液の話が出てきて、展開がすぐにわかってしまった。 長い手紙 嘘と事実を織り混ぜた女の執念。似た話を読んだことがある。(テレビだったか、さだかではないが) 最後の恋人 自分が悪いと思っていない女は怖い。 追い詰められる男側で読むと、ドキドキ、ザワザワが、止まらない。何もかも処分したのに、ひとつだけ忘れてしまったあるものを処分していればこんな結末にはならなかったかも?狙われた時点でアウトか…面白い。 さがしもの そこまでするか、あなたが?というラスト。犯人が最後までわからなかった。 婚活の行方 結婚相談所で相手を見つける話。 お金を奪っていく話。 女の「結婚」とは何かを話す冒頭とラストの短い台詞。 これからもどこかでこのような事件は起きるかもと思わせる台詞。 壊れたおもちゃ 自分の退屈しのぎに利用される話。 男は「犯人」を、見つけようとするが『見る目のなさ』が、自分の首を絞める。間違った行動、負の連鎖。

Posted byブクログ

2020/11/19

タイトル通り、怖い女の恐怖をこれでもかというほどに描いた短編集。どれもこれもぞくりとさせられる……のだけれど。「壊れたおもちゃ」は個人的には怖くありませんでした。というより「よくやった!」と思ってしまいました(笑)。女性目線からというだけでもなく、この主人公、どうしても共感できま...

タイトル通り、怖い女の恐怖をこれでもかというほどに描いた短編集。どれもこれもぞくりとさせられる……のだけれど。「壊れたおもちゃ」は個人的には怖くありませんでした。というより「よくやった!」と思ってしまいました(笑)。女性目線からというだけでもなく、この主人公、どうしても共感できませんしね。同情する気にもなれません。 一番恐ろしかったのは「さがしもの」かなあ。まさしく最後の一行でどん底に叩き落された印象でした。「長い手紙」も嫌だなあ。つくづく、「怖い女」に嫌われるのも怖いけれど。好かれてしまうほうがよほど恐ろしいことになってしまうのですね。

Posted byブクログ

2020/03/25

六篇の短編集。 怖い女。この物語に出てくる女達は、普通は、一般的には怖いと思われる存在であろう。狂気じみたキチガイと言っても差し支えない。 が、しかし、この「普通は」「一般的には」ってのが癖もんで。 道を歩けば、電信柱がそこらじゅうに散見されるように、この類のメンヘラはありふ...

六篇の短編集。 怖い女。この物語に出てくる女達は、普通は、一般的には怖いと思われる存在であろう。狂気じみたキチガイと言っても差し支えない。 が、しかし、この「普通は」「一般的には」ってのが癖もんで。 道を歩けば、電信柱がそこらじゅうに散見されるように、この類のメンヘラはありふれてる。 法の弾劾場に立たぬ限り、一見狂気じみたここで物語れる女性達は日常に溢れている。 メンヘラって言葉が流布されるようになってから、相当イカれてても、ある種の許容というか麻痺が生まれてるな。 いや、これらを普通だと感じてしまう自分が感覚ズレを起こしてるのか... 短編の中での一番ごとに緩急をつける手腕は、さすが柴田氏。ではあるが、タイトル程の恐怖は覚えず。 やはり、個人的には柴田氏は長編の方が好みだな。

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2019/12/21

題名の通り、粘着質だったり気性が荒かったりと、恐ろしい裏の顔をもつ女とそれに関わった男の話。 正直、あまり意外性はないというか、似たような話ばかりだったなと。 読み易くはあるのですぐ読了。

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2019/09/24

UMAシリーズとかのイメージで読むと、 かなりテイストが違う。 タイトル通り、女性の「色んな種類の怖さ」 に焦点を当てた短編集。 ミステリ色の強いもの、サイコホラーっぽいもの、 現実にあった事件にお題を取ったものなど、 一作ごとにテイストが違って、お得感あり(^ ^ ただ惜し...

UMAシリーズとかのイメージで読むと、 かなりテイストが違う。 タイトル通り、女性の「色んな種類の怖さ」 に焦点を当てた短編集。 ミステリ色の強いもの、サイコホラーっぽいもの、 現実にあった事件にお題を取ったものなど、 一作ごとにテイストが違って、お得感あり(^ ^ ただ惜しむらくは、全体的にテイストが古い(^ ^; 登場人物がみんな「昭和の女性」って感じで(^ ^; 「意外性」や「どんでん返し」も、どこかで見たような 感じのものが多くて...正直、先が読める(^ ^; もちろん、全部が全部そうではない。 「これかあれだろうな」と思って読んでたら、 イキナリ最後の一行で「そう来たか」という作品も(^ ^ いま読み返すと、文句ばかり書いてるようですが(^ ^; もちろんつまらないわけではないっす(^ ^; 若い衆向けではないが、おっさんには楽しめました(^ ^

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2019/08/06

柴田哲孝 著「怖い女の話」、2019.6発行。あなたがほしい、長い手紙、最後の恋人、さがしもの、婚活の行方、壊れたおもちゃ の6話が収録されています。「最後の恋人」、これは怖かったです。男性にとってここに出てくる女性はたまらなく怖くて、そして決して逃げられない! 「長い手紙」と「...

柴田哲孝 著「怖い女の話」、2019.6発行。あなたがほしい、長い手紙、最後の恋人、さがしもの、婚活の行方、壊れたおもちゃ の6話が収録されています。「最後の恋人」、これは怖かったです。男性にとってここに出てくる女性はたまらなく怖くて、そして決して逃げられない! 「長い手紙」と「さがしもの」もゾクッとします。

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2019/07/07

怖い女かもしれないけれどあまり斬新さとか驚きはなかった。男の思う怖い女と女の感じ方は違うのかもしれない。 なんとなく普通にありそうな感じ。 でも、『さがしもの』の犯人がわかった時はいやだった。かなりいやで生理的に耐えられない。

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2019/06/14

柴田哲孝『怖い女の話』双葉文庫。 『怖い女』6人を描く連作短編集。女性の情念や独占欲をデフォルメしてテーマにした連作短編。全ての女性に当てはまらないが、世の中にはこういう女性も居るのだろう。男性にだって似たような奴は居る。 『あなたがほしい』。さほど怖くはないが、『綺麗な薔薇...

柴田哲孝『怖い女の話』双葉文庫。 『怖い女』6人を描く連作短編集。女性の情念や独占欲をデフォルメしてテーマにした連作短編。全ての女性に当てはまらないが、世の中にはこういう女性も居るのだろう。男性にだって似たような奴は居る。 『あなたがほしい』。さほど怖くはないが、『綺麗な薔薇には棘がある』という古からの教えが頭を過る。世の中、そんなものだろう。もてる要素の無い男が容姿端麗の若い女性に好かれ、甘い日々を過ごした後、結婚へと。その背後にある女性の目的とは…… 『長い手紙』。手紙と登場人物の心理描写と背景のバランスが良い。『怖い女』は山田太郎の偽名を名乗る女性。ゾッとしつつも、読み終えれば予想の範囲の結末。 『最後の恋人』。怖いほど独占欲が強く勘違いした女性。何度も恋をするが、束縛された男性たちは…… 『さがしもの』。さがしものをする女性は浮気相手の女性か、元妻なのか……一番、ゾッとしたかも知れない。 『婚活の行方』。恐らく実際にあった事件がモデルだろう。余りにも身勝手で、恐ろしい女性。 『壊れたおもちゃ』。唯一の書き下ろし。今の世の中、何がハラスメントになるか解らないが、この短編に描かれたマタハラは酷い。意趣返しする女性も酷いが。 本体価格583円 ★★★★

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