怖い凡人 の商品レビュー
凡人が他人を蹴落としてのし上がったときの周りに与える悪影響がとても大きい。恐怖政治のようなものである。誰も反論できない。反論したら居場所がなくなる。そんな中でも正しい意見を言える人もいる。そんな人が干されていく日本社会。自分の頭で考えて正しい判断ができる人でありたい。
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■アイヒマン的凡人 ・それほど実力があるわけでも,地道な努力をするわけでもない。だからあまりパッとしないことが多い。そのせいか無批判に服従して身過ぎ世過ぎをする。人畜無害と言えなくもないが,ときとして怖い存在になる。 ・虎の威を借る狐 ・他人を蹴落として自己保身 ・自己保身のため...
■アイヒマン的凡人 ・それほど実力があるわけでも,地道な努力をするわけでもない。だからあまりパッとしないことが多い。そのせいか無批判に服従して身過ぎ世過ぎをする。人畜無害と言えなくもないが,ときとして怖い存在になる。 ・虎の威を借る狐 ・他人を蹴落として自己保身 ・自己保身のために責任転嫁 ・自己保身のためにカメレオンになる ■アイヒマン的凡人の3要素 ①思考停止 ②想像力の欠如 ③自己保身 ■元日大アメフト部監督内田正人氏の6つの特徴 ①恐怖で支配 ②強い特権意識 ③自己保身 ④想像力の欠如 ⑤甘い現状認識 ⑥自覚の欠如
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内容的には、どこにでもいる普通の人が、極悪人になり得るというか、極悪人は特別な存在ではなくて、ごく標準的な普通の人がなるんだという。 かの、ヒトラーと、アイヒマンに例える。 が。 みんなが普段から感じていることに理屈づけしたとしか思えず、本の大半は、日大アメフトとか、奈良ボ...
内容的には、どこにでもいる普通の人が、極悪人になり得るというか、極悪人は特別な存在ではなくて、ごく標準的な普通の人がなるんだという。 かの、ヒトラーと、アイヒマンに例える。 が。 みんなが普段から感じていることに理屈づけしたとしか思えず、本の大半は、日大アメフトとか、奈良ボクシングを例に挙げて同じことを繰り返しているだけで、しかも関係者にヒアリングしたわけでもなく、自説に沿って解釈してるだけで、内容も薄く、本としても三分の一以下で収まったんじゃないのかと。 ただ。 凡人がヒトラーになる、あるいは支配される過程で、 思考停止 想像力の欠如 自己保全 で、自分が被害を受けたという意識の裏返しの特権意識。 えと。 お隣の国のことではないですよね。 発禁本にならないですか。
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組織を恐怖や空気によって支配する存在をヒトラー。その支配者に付き従い無批判に命令を実行する存在をアイヒマンとしてそれぞれの特徴を考察していた。特に、際立って優秀というわけでもないアイヒマン的存在が、ヒトラー的支配者に盲従することで、その地位を上げて、やがて自らがヒトラー的支配者に...
組織を恐怖や空気によって支配する存在をヒトラー。その支配者に付き従い無批判に命令を実行する存在をアイヒマンとしてそれぞれの特徴を考察していた。特に、際立って優秀というわけでもないアイヒマン的存在が、ヒトラー的支配者に盲従することで、その地位を上げて、やがて自らがヒトラー的支配者に成り代わるという構造は面白いと思った。日本社会の教育や会社組織の構造がアイヒマンを醸成する土壌になっているというのは、これまでの歴史を見ても明らかだと思う。近年の働き方改革や、IT革命、教育の見直しはこのような土壌を根本から再構成するための良い機会であると感じた。自分の周りにいるであろうアイヒマン予備軍に気をつけるとともに、自分自身がそのようにならないために、常に思考を止めずに、想像力を働かせていくことがこれからの社会の中で生きるために必要な生き方になるだろう。
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怖い凡人。片田珠美先生の著書。平凡な人、凡人が権力を握った時ほど恐怖の事態が起こる。自分が平凡な人、凡人であった時代には権力者に対して絶対的に服従、盲従してきた経験があるから。自分が平凡な人、凡人から成りあがって権力者になった時には、他人に対して同じような絶対的な服従、盲従を要求...
怖い凡人。片田珠美先生の著書。平凡な人、凡人が権力を握った時ほど恐怖の事態が起こる。自分が平凡な人、凡人であった時代には権力者に対して絶対的に服従、盲従してきた経験があるから。自分が平凡な人、凡人から成りあがって権力者になった時には、他人に対して同じような絶対的な服従、盲従を要求するようになる。そしてそれが狂気となって不幸な事態になる。少なくとも自分は怖い凡人になりませんようにと思う人が増えて欲しい。
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