ドーナツのあなのはなし の商品レビュー
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「ドーナツの穴」は、いつ、どうしてできたのか? ・・19世紀中ごろ、アメリカ人の船のコック見習いだった16歳のハンソン・グレゴリ-が、朝食を作っているときに、思いつきから出来上がったもので、最初の名前は「穴あきケーキ」と呼ばれた。水夫たちに大好評となり、世界中に広まっていき、みんなの大好きなドーナツになったってわけだわ!・・・「ドーナツの穴」発見と、その後の紆余曲折が描かれた、ユニ-クなノンフィクション絵本。
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こんなにも、ドーナツの穴のことを考えることがあっただろうか。 ドーナツの穴は、16歳のハンソン・グレゴリーが、船で朝食を作っているときに発明したものだという。 それまで船員たちはまいにち「おもり」呼ばれる、中に火が通っていないラードで揚げたパンを食べていたのだという。 脂っこくて...
こんなにも、ドーナツの穴のことを考えることがあっただろうか。 ドーナツの穴は、16歳のハンソン・グレゴリーが、船で朝食を作っているときに発明したものだという。 それまで船員たちはまいにち「おもり」呼ばれる、中に火が通っていないラードで揚げたパンを食べていたのだという。 脂っこくて胃にもたれるので「おもり」。 こしょうの缶の丸いふたで穴をあけてみたのが始まり。 この発明をグレゴリー母親に伝え、それを「あなあきケーキ」として友達の店で売り、評判となって世界中に広まったのだとか。 本当に大発明ですね。 最後に写真と、グレゴリー船長とドーナツの歴史について歴史が書かれています。 「ダンキンドーナツ」というドーナツの店が、グレゴリー船長の墓石をたてたようです。 ダンキンドーナツはアメリカのドーナツ屋さんで、日本ではミスドに負けて既に撤退。 アメリカでは逆にミスドが撤退して、ダンキンドーナツが市場の主流のようです。 見た目はミスドに似ているけど、ちょっと手作り感もあるドーナツのようですね。
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子どもとへぇー!ってなりました(笑) ちょっとしたうんちくとして誰かに話したいです! 読み終わったあと子どもは「え、この人死んじゃったの?なんで?」って聞いてきたけど… 「え…そこーーーー?!いや、だいぶ昔の話だからな!」 ってツッコミました。笑
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ドーナツの穴の秘密 船乗りの発明 中まで火が通らなくて 胃が重くなるから おもりとは そして穴を開けたら サクサクになったという すごい発明
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息子7歳1ヵ月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ 〈子〉 何度も読む(お気に入り) ◯ ちょうど良いボリューム ◯ その他 昔は、ドーナツにあななんてなかったん...
息子7歳1ヵ月 息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。 〈親〉 絵が好き ◯ 内容が好き ◯ 〈子〉 何度も読む(お気に入り) ◯ ちょうど良いボリューム ◯ その他 昔は、ドーナツにあななんてなかったんですね。 ドーナツの穴をめぐってのいろいろなお話、おもしろい。 ルビはふってあるものの、なかなか1年生には読みづらいのではないかと思っていたけれど、 何度も読んでいました。 船乗りのお話だし、ロマンを感じるのだろうか。
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ドーナツの穴を発明した方の伝記的絵本。中まで火が通らなかったドーナツを「おもり」と呼んでいた話や、水夫たちが、コックの助手が発明しただけでは面白くないとほら話を作ったことなどが、楽しく描かれていて、なんとも面白い話でした。歴史の一場面を、絵本で子どもに伝えるという手法、凄く良いなと思いました。また、構成も楽しく、ドーナツの話をするために、前の時代に戻るという手法、楽しいなと思いました。ドーナツが好きな子が、少し賢くなれる感じもして、楽しいです。
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ドーナツっておいしいね!ところで、ドーナツには穴があいていますよね。誰がどんなわけでドーナツに穴をあけることを思いついたのか知りたくありませんか?それは快速船クリッパー号のグレゴリー船長が、まだ船のコック見習いだった時のお話からはじまります。なぜ船乗りたちの朝ごはん〈おもり〉が〈...
ドーナツっておいしいね!ところで、ドーナツには穴があいていますよね。誰がどんなわけでドーナツに穴をあけることを思いついたのか知りたくありませんか?それは快速船クリッパー号のグレゴリー船長が、まだ船のコック見習いだった時のお話からはじまります。なぜ船乗りたちの朝ごはん〈おもり〉が〈あなあきケーキ:ドーナツ〉に変身したのかという楽しいほんとにあったお話です。
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[江東区図書館] 秋の味覚コーナーだったので同じように絵本仕立ての食べ物に関する本を数冊読んだうちの一冊。ドーナツを開発した水夫の実話が紹介されていた。ドーナツの穴は破裂を防ぐためかと思っていたけれど、この本によると、不安定な船上で作られるボール状のドーナツだと中央部が生焼けで...
[江東区図書館] 秋の味覚コーナーだったので同じように絵本仕立ての食べ物に関する本を数冊読んだうちの一冊。ドーナツを開発した水夫の実話が紹介されていた。ドーナツの穴は破裂を防ぐためかと思っていたけれど、この本によると、不安定な船上で作られるボール状のドーナツだと中央部が生焼けで美味しくなかったことからある日生焼け箇所をくりぬいて作ってみたところ定着したらしい。 レストランなどではないししっかりとした記録が残っていないんだろう。分かる範囲で年なども紹介しつつ、開発時の逸話としてはほぼ見開きの1シーンで終わってしまうこともあってか、発明者の人生やドーナツが陸上でも好まれて大流行したことなどが描かれていた。ちなみにこの人自身がダンキンドーナツの創始者なのかどうかははっきりしなかったが、後年ダンキンドーナツが長年不明だったこの開発者のお墓に対して、墓石を贈呈したらしい。 詳細が残っていないのは残念だろうけれど、知っている人には一応その功績が残されて認知され、今回再度絵本という形で紹介されていくのは読む側としても嬉しい話。これも読み聞かせでも使えそう。もう機会すらないだろうけれど、今回の図書館コーナーのように、「食欲の秋」として食べ物系のお話を集めていったら子供たちにうけて楽しいだろうな。
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4歳7カ月の娘へ読み聞かせ ちょっとまだ難しかったかな 外国のこういうユーモアって 私もちと苦手 長文読むのも疲れてしまった が ドーナツの穴の話 初めて知って興味深かったです
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ドーナツを発明した船乗り、ハンソン・クロケット・グレゴリーの伝記絵本です。 13歳で雑用係として船乗りデビューし、19歳には船長となった凄い人。 しかし、彼は16歳のコック助手時代に、後世に多大な影響を及ぼす発明をしていたのです。 そう、ドーナツです。 なかなか渋い内容ですが、ド...
ドーナツを発明した船乗り、ハンソン・クロケット・グレゴリーの伝記絵本です。 13歳で雑用係として船乗りデビューし、19歳には船長となった凄い人。 しかし、彼は16歳のコック助手時代に、後世に多大な影響を及ぼす発明をしていたのです。 そう、ドーナツです。 なかなか渋い内容ですが、ドーナツが更に美味しく楽しく感じられる一冊。
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