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クレール パリの女の子が探す「幸せ」な「普通」の日々 の商品レビュー

3.9

9件のお客様レビュー

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2024/09/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フランスのコミック。初めて読んだけどすごーく良かった!絵も可愛いし内容も構成もすごく良い。 パリに暮らす32歳の看護師クレール、仕事は充実してるけど恋愛が長続きしないことが悩み。 道すがらすれ違う男性との幸せな生活を妄想したり、しょっちゅう付き合って別れてを繰り返してる。 その間にも友達たちは結婚し出産していく。 でも正直幸せそうかと言われればそんなこともなかったり。 明らかに女性蔑視!みたいな発言をする人も多いし、ついに長く付き合うことになるフランクも、本当にうええええ本当むりいいいって感じ。笑 最後のクレールのセリフすごく良かったので引用します! 「もう待つのはやめます、 今、幸せでありたいと思います そしていつか幸せな男性と出会いたいです」 男女関係なく、誰かが自分の人生を変えてくれる、幸せにしてくれるっていうのは大間違いで、全部自分なんだよなあ。

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2023/08/09

クレールは、強くて正直で優しい。どれだけ理想論の男女平等を謳っても、現実は生物学上の女性には全世界共通する悩みがあるのだと思いました。(もちろん、同じように男性にも。。) クレールの心の動きにただただ共感の嵐でした。 山内まり子さんのあとがきが全てをまるっときれいにまとめています...

クレールは、強くて正直で優しい。どれだけ理想論の男女平等を謳っても、現実は生物学上の女性には全世界共通する悩みがあるのだと思いました。(もちろん、同じように男性にも。。) クレールの心の動きにただただ共感の嵐でした。 山内まり子さんのあとがきが全てをまるっときれいにまとめています。 「心配ないわ、リスクをとるひとは必ず報われるものよ」

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2023/07/11

巻末の山内マリコさんのあとがきに書いてあることがもうそのまま、ほとんどの人の感想と同じなのではないかと思う。 結婚や出産についての悩みは日本とあまり変わらないのだなと思いながらも、フランスの女性達はもっと自立していて、自分の人生に妥協をしない感じがした。

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2023/03/18

 そっか、すっきりする結末は見せてくれないのか。幸せか不幸せかはその人次第だけれど、ドラマみたいなことはなくてこれが現実なのか。    どこの国でも、こんな感じなのか。  結局はそうだ。

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2023/02/01

これだけは忘れないで。どんな決断をしたとしても、それが正しい選択なんだからね。 落ち込んじゃダメよ。自分の失敗を受け入れることで、進歩するんだから。 リスクをとる人は必ず報われるものよ 何年も過ごして、正しい選択をしたって自分に言い聞かせてきたわけでしょ。自分が間違っていた...

これだけは忘れないで。どんな決断をしたとしても、それが正しい選択なんだからね。 落ち込んじゃダメよ。自分の失敗を受け入れることで、進歩するんだから。 リスクをとる人は必ず報われるものよ 何年も過ごして、正しい選択をしたって自分に言い聞かせてきたわけでしょ。自分が間違っていたと認めるのが一番辛かった。

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2022/04/21

主人公のクレールは32歳の独身女性。看護師をしながら、日々男性との出会いを求めている。 本には書かれていないけど、日本はお付き合いが始まる前に「告白する」という文化があるけど、フランスにはそういうのがなくて、だんだん恋人同士になっていくんだそうな。(日本生まれ、日本育ち、フランス...

主人公のクレールは32歳の独身女性。看護師をしながら、日々男性との出会いを求めている。 本には書かれていないけど、日本はお付き合いが始まる前に「告白する」という文化があるけど、フランスにはそういうのがなくて、だんだん恋人同士になっていくんだそうな。(日本生まれ、日本育ち、フランス行ったことない私には分からん) 読んでて、それは遊びとか、二股とか、そういう心配はないんやろか?と思ってしまった。 フランスは日本より男女平等が進んでるとはいえ、パートナーの親はそういう考えではなかったり、男性も家事するけど、セックスの避妊に関しても女性任せで男性は協力的ではない。(すべての男性がそうではないだろうが) クレールの選択には強さを感じたし、また友人たちもめっちゃ善き理解者で、たぶん、フランス社会には「結婚、出産」=「勝ち組」という概念は日本みたいにないのかも。ちなみに、フランス人は法的手続きが必要な結婚制度を選ぶ人は少なくて、パックス制度という、日本では事実婚のような、でも社会からもらえる恩恵はちゃんとある形で家族になってる人が多いらしい(これも本には書いてない)。 日本にいると、日本の息苦しさを感じるときがあって、最近は海外生活の情報を積極的に集めてるけど、どこの国にも大変さはあって、日本より女性の社会進出が確立されてる国でも、それなりに色々あるんだなぁと。だから、みんなで希望を捨てずに突き進んでいくのだ! ちなみに、フランスは夫婦でも収入管理は別なので、女性でも働かないと年金もらえないから、共働きです。

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2022/04/05

クレールの哀しみや焦りは、おそらく日本の恋愛文化の中にどっぷり浸かっていると根本的に理解しがたいものなのかもしれない。 こういう気づき方もあるなあと。 やっぱり⭐️四つにしよう。

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2021/12/29

パリはとても進んでいると思っていたけど、私たち日本人と同じようにもやもやを抱えているんだということに衝撃。もちろんアムールの国だからこそのラフさはあるけど、男だから女だからという発言はまだまだあるんだ。変えていかなければいけない。

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2021/01/24

海を越えても同じ様な事が起きているのかな。 自分の周りでは大分減ってきたけど、女性の生きづらさみたいなもの、小さくて、埋もれてて、気づいてなかったけど、ある。

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