教育と愛国 の商品レビュー
大阪で今起きている学校統廃合問題の原点を理解することができます。 橋下徹がどのように大阪の学校・教師・教育を破壊する道筋を作ったのかがわかります。 れいわ新選組・衆議院議員・大石あきこさんを始め市民団体が大阪の教育に関して何を問題にしてるのかが私は理解不足でしたが、 これはとても...
大阪で今起きている学校統廃合問題の原点を理解することができます。 橋下徹がどのように大阪の学校・教師・教育を破壊する道筋を作ったのかがわかります。 れいわ新選組・衆議院議員・大石あきこさんを始め市民団体が大阪の教育に関して何を問題にしてるのかが私は理解不足でしたが、 これはとても重要な問題だとはっきりました。
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テレビ局でも新聞社でも政治的圧力をはねのけている人たちが一部いて、その方達のおかげでなんとか食い止められている部分が多いと思う。相当な不屈の精神で、敬意を感じる。その方達がいてくれないともっと悲惨な状況になっている。それでも依然圧力は強く、それを阻む一番手っ取り早い「選挙」があっ...
テレビ局でも新聞社でも政治的圧力をはねのけている人たちが一部いて、その方達のおかげでなんとか食い止められている部分が多いと思う。相当な不屈の精神で、敬意を感じる。その方達がいてくれないともっと悲惨な状況になっている。それでも依然圧力は強く、それを阻む一番手っ取り早い「選挙」があっても、それを止めるばかりか、ますます加速させるような結果になりそうで、もう恐怖しかない。 私自身もこの本を読もうと思ってから今日まで半年以上かかっているし、映画「教育と愛国」も見に行けていない。生活に追われ、応援というか賛意を示すことがなかなかできない。生活に追われれば追われるほど、人って抵抗できないものなんだなぁと思う。そして何もしないと現状追認になってしまう。個人的に無力を感じる毎日である。 と書いて3時間後くらいの今。 記者は「政治的圧力に屈しているのではない。会社の上層部が今のままの方が、現状追認の方が『いい生活』ができるから、批判的な記事や番組を避ける」という山崎雅弘さんのTwitterを読み、そうなのか、自分のおいしい生活を捨てたくないから権力に迎合してるのか、ふーんと思ってしまう。 大手メディアの上層部ってなんなのか。 で、結局は大手メディアの中で戦っている人たちを応援しなければいけないということなのだな。 ん?この本の感想からずれてる⁉︎
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教育と道徳に手を突っ込んでくる政治はロクなもんじゃないと言うか,究極に「ヤバい」って言う感覚は元から持っていたし,その思いは昨今強くなるばかりだから,こう言う書籍,その元になったドキュメンタリーは,民主主義の大切な砦だと思う…しかし,あまりに手薄で,あまりに脆く,頼りないのが現状...
教育と道徳に手を突っ込んでくる政治はロクなもんじゃないと言うか,究極に「ヤバい」って言う感覚は元から持っていたし,その思いは昨今強くなるばかりだから,こう言う書籍,その元になったドキュメンタリーは,民主主義の大切な砦だと思う…しかし,あまりに手薄で,あまりに脆く,頼りないのが現状. ダメなものはダメ,って言えるメディア,もっと増やさないと,と思う. 書籍に限らず,テレビあんまりみなくなったけど,こう言う番組は努めて見るようにしたい.
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日本書籍は2004年倒産。新しい歴史教科書をつくる会 の動きの中で、シェアを大きく落として倒産。歴史修正主義の流れの中で、教育の政治的自立性を確保するかが大きな課題。
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背筋が寒くなるような現実が書いてある本だった。在阪テレビ局で教育現場に関する番組を長く手がけてきた著者が最近の大阪を中心とした教育現場の異常さを書いている。 大阪の教育現場といえば、森本学園が大いに話題になっ(てトカゲの尻尾切りでうやむやになっ)たけど、それ以上に橋下大阪府知事・...
背筋が寒くなるような現実が書いてある本だった。在阪テレビ局で教育現場に関する番組を長く手がけてきた著者が最近の大阪を中心とした教育現場の異常さを書いている。 大阪の教育現場といえば、森本学園が大いに話題になっ(てトカゲの尻尾切りでうやむやになっ)たけど、それ以上に橋下大阪府知事・大阪市長になってからの変わりよう……といっても、そこは何とかくい止める人たちのおかげで遅々とした進み具合なのだが、でもそれが、それ以前に戻ることなく確実に前進している様子がおそろしい。 教員って、公務員と同じく楽して稼いでるイメージが世のなかにあるけど、それを利用し叩ける人たちを叩くことでガス抜きを謀っているようにすら思う。そう、ちょうどいま嫌韓・韓国叩きが花盛りなように。 しかも、こういうケースって叩かれる側は正論でしか抗しようがないのもつらい。対して責める側は論理や対話といったものを無視し、(理解力ないからか?)聞く耳もたずなんだもん。 教育はすぐに成果が現れない。だからこそ、一時の勢いで手をつけていいものじゃないのだが、すぐに成果が現れないからこそすぐに責を問われずにすむから、政治家たちは手をつけこねくり回したがるのだろうなあ。そして、子どもという未完成の対象に影響を与えられるということも魅力なのだろうなあ。だからこそ、二重にも三重にも大切に守られなければならないのに、読みながら、じりじりと日本がポイント・オブ・ノーリターンを過ぎ、戻れない域に足を突っ込み、ダメになっていくのを追っているような感じがした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
誰が教室を窒息させるのか?教育が戦争に協力した反省で作られた教育基本法がなし崩しに形骸化されつつある。それを推進している者たちが現場の教師を締め付けているからだ!大阪ではそれが先鋭化している。森友学園はたまたま発覚しただけで、氷山の一角に過ぎないと思う。事実を知れば知るほど暗くなる。
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