ユリイカ 詩と批評(2019年6月臨時増刊号) の商品レビュー
書店に見る活字文化の未来とは?これから私たちは、本と出逢いを、社会の中にどうつくってゆけばいいのか?本の出版、流通、販売の課題と展望について、書店の立場から再検証する。都市型の大規模書店、地域に根ざした歴史ある書店、新しいセレクトショップ̶̶それぞれの未来を、書店経営者や書店員の...
書店に見る活字文化の未来とは?これから私たちは、本と出逢いを、社会の中にどうつくってゆけばいいのか?本の出版、流通、販売の課題と展望について、書店の立場から再検証する。都市型の大規模書店、地域に根ざした歴史ある書店、新しいセレクトショップ̶̶それぞれの未来を、書店経営者や書店員の声によって構想する。 出版から2年もたってしまっていますが、ますます厳しさを増す出版業界・書店の状況に対していろんな書店員さんの声を知ることができるのは貴重でした。なかなかどう思っているか、一人の客としてはあまり機会がないので。密林をライバル視するよりも他に活路を見出すしかないという意見が多いのは希望が持てましたね。同じことをしても規模的に勝てないと思うし。紙の本は将来貴重になっていくかもしれないけれど、必要とする人がいる限り絶滅することはないという言葉に希望がある。
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出版社・書店員らが書店の現状と未来を語る一冊 書籍、そして活字文化の未来を各人どのように考えるのか? 示唆を与える一冊。
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書店員、経営者、更にはAmazon関係者までの寄稿 様々な観点で書店の未来が語られており公正さを感じた
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巻頭これなん?業界的に話題のお二人なんやろうけど、目新しくもなければクソおもしろくない(個人の感想です、もちろん)対談。情熱大陸だか7ルールだか知らんけどさ、、 佐藤健一、泣ける。身につまされ過ぎる。それでもしがみついているけれども。 八重洲の社長のトーハン現代史、こちらからは見...
巻頭これなん?業界的に話題のお二人なんやろうけど、目新しくもなければクソおもしろくない(個人の感想です、もちろん)対談。情熱大陸だか7ルールだか知らんけどさ、、 佐藤健一、泣ける。身につまされ過ぎる。それでもしがみついているけれども。 八重洲の社長のトーハン現代史、こちらからは見えないというか見てないのかも知れない話。これはこれでおもしろい。 内沼、本題はフィルターバブルの話なんやろうけど、「業界」と「界隈」って話が何か今までもやもやと言葉にできてなかったところをストンをまとめてくれた感じ。 あと、何度か出てくるスタンダードブックス。店としてはあまり好きやなかったけど話はオモロい。
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「書店の未来」を題材として、本に関わる人たちによる多数の見解が述べられている。日本の書店が抱える問題について、出版や取次などに触れた、業界から見たやや専門的な内容が多い。決して明るいとは言いがたい書店の現状を見据え、書店の持つ可能性を探る一冊。
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