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育休刑事 の商品レビュー

3.8

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    13

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2019/11/07

ミステリとしては濃くないけど、育児あるあるが満載で楽しかった。課長の正体とかわかりすぎだけど、蓮君がかわいいから全て許す。うちの子は全然泣かなかったなぁ。子供のころはほんとに手がかからなかったと改めて思うわ。あの頃はホント可愛かったよね。

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2019/11/02

産休と刑事というミスマッチが面白く感じました。 けど何で産休中の刑事が事件を解決するのかな。 それを言ったら小説が成り立たないか。

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2019/10/13
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(図書館本)お勧め度:☆6個(満点10個)。結構、面白かった。中編の3作品なのだけど、題材がいい。今話題の「育休」と「刑事」なのだから、面白くない訳がない。主人公「秋月春風(はると)」と妻「沙樹」と息子「蓮」くんのドタバタ喜劇風でミステリーも踏まえつつの事件に奔走する、新米パパ&刑事の活躍が描かれている。さらに、育児のノウハウあるあるがよく出てくる。読んでて、そうなのかと思わせる。それぞれのエピソードが人質、アリバイ、復讐テロ事件となかなか面白い。たぶんシリーズ化されてもいいような感じだ。続編を期待する。

Posted byブクログ

2019/10/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で借りたもの。 殺人現場に赤ちゃん臨場!? 県警捜査一課・秋月春風巡査部長は、生後3ヶ月になる息子・蓮くんのため、男性刑事としては初の“育休”に挑戦中。それでも事件は待ってくれなくて…。 事件自体はそこまで面白いっていう感じはなかったけど、育児を絡めてるのが良かった。 育児をしているからこそ、ささいなことがヒントになって…。 育児についての注釈が付いてるのが面白かった。 奥さんはなんの仕事の管理職なのかと思いながら読んでいたら、まさかの捜査一課長!ボス! 伏線あったんだね。

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2019/10/07

これは好きな方の似鳥鶏だわ。コミカルで面白かった。息子さん、素質ありすぎだなぁ。トリックは簡単だったけど、子育て知識と、姉のキャラクターの良さでグイグイ読んだ。

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2019/09/24

ベビーカーの荷物を下ろす順番や、赤ちゃんがおもちゃ以外のものに興味を持ちだす時期、平日に子どもを連れて歩いている男性に対する周りの目、子育て経験者か否かによる赤ちゃんに対する態度の違いなどリアル過ぎてニヤニヤした。 事件自体は格別良かったわけではないが、育児の様子をここまで説得...

ベビーカーの荷物を下ろす順番や、赤ちゃんがおもちゃ以外のものに興味を持ちだす時期、平日に子どもを連れて歩いている男性に対する周りの目、子育て経験者か否かによる赤ちゃんに対する態度の違いなどリアル過ぎてニヤニヤした。 事件自体は格別良かったわけではないが、育児の様子をここまで説得力を持って書かれたものを読んだことがなかったので、新鮮だった。 シリーズ化してほしい。

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2019/09/21

さて、最初にイメージするのは女性刑事? もし、そうなら、あなたは「女性が育児をするもの、休むもの」という偏見に囚われている。 でも、この国では、まだまだ育休を取る男性は少ない。 保育園の送り迎えや、ベビーカーを押したり、抱っこ紐をつけている男性は珍しくなくなってきたけれど、まだま...

さて、最初にイメージするのは女性刑事? もし、そうなら、あなたは「女性が育児をするもの、休むもの」という偏見に囚われている。 でも、この国では、まだまだ育休を取る男性は少ない。 保育園の送り迎えや、ベビーカーを押したり、抱っこ紐をつけている男性は珍しくなくなってきたけれど、まだまだ、男は仕事、の国だ。 これについては一本論文を書いてしまいたくなるけれど、とりあえず、それは横に置いて… 本作の主人公は旧姓吉野、秋月春風(あきづき はると)巡査部長。 まだ30前の若い刑事で父親だ。 そんな彼だが、息子(蓮)にメロメロになりつつも、なぜか育休中に事件に巻き込まれる。 上司である課長は、それはダメだと何度も言うけれど、係長は「ちょっと行ってきてよ」。 完全に労働法に反してるんじゃないか(まあ、ある意味警察の仕事はブラックだ)と思うが、それも置いといて。 育児中の人ならば、子供にめちゃくちゃ甘くなることも、 自分の子供が世界一可愛いと思っていることも、 そして、寝られず耳元で騒がれ咄嗟に恐ろしいことをしそうになる気持ちも、うなずけるにちがいない。 育児ほど、コスパの悪いことはなかろうと思うけれど、同時にハイリターンでもある。 そんな主人公の心の動きに触発され、あーもう1人いたらなぁ…と自らを痛めつける?!ようなことを考えてしまった! 物語は密室殺人、瞬間移動、逆恨みの三つの物語。 父親や母親がどう関わっていくのか疑問だったが、思っていたほど違和感がなかった。 そして、いい味を出しているのが秋吉の姉、吉野涼子准教授。 法医学の先生だが、甥っ子のことも、弟のことも、弟の妻も、大事にしている。 ちょっと変わってはいるが。 心に残る言葉として、 125頁の、「実際に育児をしてみれば、虐待の可能性はどこにでも、誰にでも存在すると分かる」 89頁の「周囲の人間は誰かに責任があると考えたがるんです」 は、重たい言葉だった。 嬉しいのは、292頁、「親だってだけでもう立派にヒーローだって」 お腹いっぱいにしてあげて、怖いことから守ってあげて、寂しい時には駆けつける…それだけでヒーローなんて! こんなこと言われたら、泣いちゃうかも。 子供が出来てから、涙腺弱くて。 さて、本作で最後に唸らされたのは……。 とりあえず、これだけ言っておこう。 秋月刑事、君はいい上司を持ちましたね!

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2019/09/17

赤ちゃんを育てたことのない人にこそ読んで欲しい。 作者は実際に育児してるんだと思う。なにより育児中のことをものすごくリアルに思い出させてくれました。育児中の苦労については男女関係ないんだな。

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2019/08/29

「生きとし生けるすべての男性に告げたい」一冊! Twitterで大反響!赤ちゃんを育てることの大変さを描く、 本格ミステリと育児の理想的融合!

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2019/08/26

育児休暇を取得中の刑事が事件に巻き込まれる話の連作三編。実体験を基にしているだけあって、育児に関する描写がリアル。育児に携わっているからこそ謎を解決出来たりと、育休とミステリ部分が融合しているのがいい。

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