説明は速さで決まる の商品レビュー
コピーライターの方が書かれており、伝え方はどちらかと言うとビジネスで使われる内容に思えた。でも、ギャップを持たせることや重ねて伝えるなど、細かい技術が書かれていてよかった。シンプルに言葉遊びだとも思った。
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言いたいことをまっすぐ伝えるだけではダメだと感じた。どんなに良いことを考えていても、相手に聞いてもらえなければ進まない。相手がいつでも聞く耳を持っているわけではない。こちらが聞く気にさせなければいけない。 この本では、いかに相手の気持ちを飽きさせず、害さず、最短経路で必要なこと...
言いたいことをまっすぐ伝えるだけではダメだと感じた。どんなに良いことを考えていても、相手に聞いてもらえなければ進まない。相手がいつでも聞く耳を持っているわけではない。こちらが聞く気にさせなければいけない。 この本では、いかに相手の気持ちを飽きさせず、害さず、最短経路で必要なことを伝えて成果を勝ち取るか…ということが書いてあり勉強になった。 以下自分が特に印象的だったもの。 記憶のまま書くので言い回しはやや違うかも。 ・様々な情報がすぐに手に入れられる時代。 話を真剣に聞いてもらえない(不要と判断される)リスクも高い。 →説明は短く、簡潔に、飽きさせずに! etc「重要なことは3つです」も、 「3つもあると説明が長い=聞きたくない」と シャットアウトされる可能性がある。 →3つに絞る方法で相手にルートを説明するのではなく、透明ルートを作って簡潔にさりげなく話の道筋を示す。 【透明ルート】 「〜の時代です」…過去から変化がある 「挑戦」…課題と解決策がある 「卒業」…現状(悪い)と脱却するための提案 「出会い」…問題を解決する新しい提案 「〜力」…ネガティブな「〜」をポジティブに提案 「〇〇から〇〇へ」…ビフォーアフター明確化 ・その他 「たとえ話」…相手の興味や相手の分野を例に話を進めると『あなたに向けた話だ』というメッセージを示すことになり、話を聞いてもらいやすい。 「問いかける」…実際に時間を置かなくても『良い暮らしとはなんだろう』等問いかけの言葉を入れると人は自然と答えを考えてしまい、話を聞きたくなる。 上司への説明…メールを送り、あらすじを理解してもらった上で説明へゆく、上司が遮って話をし始めたら上司の思考回路を分析するために聞く、上司の言葉を活用して説明をし直す。 打ち合わせ…ポジティブな相槌を打ち、話を受け入れてもらえる雰囲気を醸成しつつ、参加者の発言を要約、自分の意見を述べる。
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いかにして相手に「早く」伝えることができるか。 ただ説明を短く、簡単にすればいいというわけではない。 本書には、コピーライターが使う「言葉の魔法」が書かれていた。 相手に説明する場面、「実際に話すとき」のみならず「文章で伝える」すなわち文章術として、とても有効だと感じた。
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すぐ2度読んだ。ひとつひとつが短くまとまっており、2度じっくり読んでもすぐ読める。 使いやすいテクニックも多いと思う。また時間を置いて読みたい。
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説明は「速さ」というより、説明は「短さ」という内容だった。 いかにシンプルな文で伝えたいことを理解してもらえるかの工夫。 伝えたいからといって丁寧な長文ではなく、余計な部分を削ぎ落とした短文の方が実は伝わる。 伝えたい時こそスリムにするのが大事と感じた。
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【ただの内容覚え書きです】 情報過多の時代だからこそ、早い説明の重要が増している。コピーライティングの考え方を、簡潔な説明の技術に応用しようという本。 ●まずは頭の中のすべてを箇条書きにして可視化する ●ターゲットに合わせて繋ぎ合わせて道筋を作る ●冒頭の言葉で話の道筋を予測させる、名付けて「透明ルート標識」を活用する ・〜の時代です ・〜に挑戦すべきです ・〜から卒業しましょう ・〜と〜の出会いです ・〜力 (失敗力) ・〜から〜へ(指示待ちの仕事から、自主的な仕事へ) ●話の途中で相手の意識を惹きつける、名付けて「脳内ナビ・ワード」 ・相手に応じたたとえ話(自分なりの回復魔法を持ってたほうがいいよ)(お尻のポケットを見せるように) →ターゲット思考にもつながる。受け手との共有エリアに立ち、共通言語を持つのが大事だと思った。 ・ニュー慣用句("石の上にも3ヶ月"くらいの感覚ですよね) ・具体的な数字(10秒に1個も売れている商品なんです) ・体験談(後輩には失敗談が有効) ●大事なことを強調する、名付けて「無意識クラクション」 ・重ねる(アイデアは絞れば絞るほど、強くなる)(大切な人への言葉は、大切に考えよう) ・落差をつける(嘘をつく成功ならいらない。正直なままで成功する。) ・問いかけ ・韻をふむ ・ズラす(自由は、難しい)(商談は下ごしらえが大事) これらの技術が、上司や部下への説明、打ち合わせ、プレゼン、SNS、自己紹介、目標設定にも活かせるよ、という話。
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情報過多の時代は「短い説明」が重要 ターゲット思考 いらない言葉を削り、適切な言葉を探す技術 ・音読、かな漢字のバランス、書き切ってから削る ・読み手にひびく普段使いの言葉 ・まずはすべての要素を書き切って可視化 最速説明マップ 説明の要素を把握し、最速ルートを作る技術 ・箇条書きで、出す、選ぶ、並べる ・どの要素を使うかは説明の受け手を意識して 透明ルート標識 話の道筋を一瞬で理解してもらう技術 ・~の時代:過去から現在のトレンド変化 ・挑戦:課題から解決策へ ・卒業:現状を見つめながら終わらせる ・出会い:課題を補う新しいマッチング ・力:ネガティブからポジティブに ・〇〇から〇〇へ 脳内ナビ・ワード 相手を話に引き込んで、最後まで飽きさせない技術 ・たとえ話、ニュー慣用句、数字、体験談 無意識クラクション ポイントをさりげなく強調して、印象に残す技術 ・重複、否定、ギャップ、韻を踏む 説明 ・安心感、失敗談
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説明のルールがかわりつつある時代にどう説明するか、わかりやすく解説してくれている。 特に「透明ルート標識」は目から鱗だった。 この本の最後にあるとおり、 「説明の楽しい人生は楽しい。」 と思う。
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