はるとあき の商品レビュー
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月イチ絵本。 当たり前のように四季がやってくる日本。 今も鈴虫が鳴いているが、この音は半年前にはしなかったもの。 冷房をつけているが、半年前には暖房をつけていた。 早く涼しくなればいいのにと思いながら半年後には早くあたたかくなればいいと願う。 たったの半年で感情も景色も聞こえる音もガラッと変わってしまうのである。 思えば不思議なものである。
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手紙のやりとりで構成されていてテンポがいい。 子どももわくわくして私の読み聞かせを聴いてくれた。 最後は、なんだか涙がじわ〜✨
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「あえなくても ずっと すてきな ともだち」 春と秋の手紙のやり取りです。なぜかわかりませんが、涙が溢れてきました。あきはどんな子なんだろうと読み進めていくうちに、二人の言葉に感動していきます。
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四季を擬人化した絵本。 はるは、あきに会うことはできません。 なつを介して、あきに手紙を出し、手紙を受け取ったあきは、ふゆを介して、はるに返事を出します。 そして、はるとあきの文通が始まります。 あきが見ることのない春の風景、はるが見ることのない冬の光景が、手紙の中で美しく描かれ...
四季を擬人化した絵本。 はるは、あきに会うことはできません。 なつを介して、あきに手紙を出し、手紙を受け取ったあきは、ふゆを介して、はるに返事を出します。 そして、はるとあきの文通が始まります。 あきが見ることのない春の風景、はるが見ることのない冬の光景が、手紙の中で美しく描かれます。 かわいくて、きれいなお話でした。
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とても美しいお話 絵もほんわりと そうだねえ。決して出会わないんだねえ それでも一通の手紙を通して心を通わせていく 空も木も花も見えるものが違うよね ≪ 春と秋 交わることなく 愛おしむ ≫
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四季のある日本ならではのお話。 確かに春は冬からバトンタッチされて夏に引き継ぐから、秋とは会うことがないんだね。 でも、会えなくてもお手紙で通じあえて、同じものを多角的に感じることができるのはステキ! ほっこりできる良いお話でした。
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顔を知らなくても、手紙というツールで結びつき、大事に思いやりお互いの心を伝え合う、優しくてちょっと寂しげで可愛らしいお話。
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けっして会えない はるとあきの往復書簡。 ふたりはお互いに見せ合い、魅せ合う。 お互いの知らないことを知る過程で、 自分自身の良いところにも気づいていく。 同じものを見てるのに、 かえでの木ひとつでも、こんなに違うんだ…と 四季折々の変化にも気づいていく。 いつか会いたい...
けっして会えない はるとあきの往復書簡。 ふたりはお互いに見せ合い、魅せ合う。 お互いの知らないことを知る過程で、 自分自身の良いところにも気づいていく。 同じものを見てるのに、 かえでの木ひとつでも、こんなに違うんだ…と 四季折々の変化にも気づいていく。 いつか会いたい。そう思っても、ずっと会えないふたり。 会えないけれど、そこにいる。それをちゃんと知っている。 お互いが想い合って、心と心が繋がっている。 会えなくても、ずっとずっと すてきなともだち。 蓄え育てるから、実りをつけ、 葉を落とすから、また芽吹く。 自然と助け合い、繋げていく世界。 私たちは、はるにも なつにも あきにも ふゆにも会えて しあわせもの。 どの季節も味わって過ごして、それぞれの良いところに包まれて、やがて巡ってくる季節へ想いを馳せ、毎日自然を大切にして、自然にそこに在りたい。 そんな想いを、季節たちに 手紙で届けたくなりました。
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