わたしはなにも悪くない の商品レビュー
2019/05/22リクエスト 子どもの頃から、入院生活から、詳細をここまでよく覚えているなと思う。 私は、一番色々あった時期のことは、記憶が飛んでしまっていることが多いので。 このまま、週末には居酒屋でモツ煮で一杯できる穏やかな生活が続きますように。
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「精神疾患も自殺未遂も生活保護も自己責任ですか?」と目立つ帯。加えて、親子関係の問題、周囲の偏見や幼い頃からのイジメ体験、と多重な苦労を経てきた著者のエッセイ。サバイバルしてきた人だけに、これまで出会った人や体験の良いところも悪いところも冷静に述べられている。精神科病院の問題や生...
「精神疾患も自殺未遂も生活保護も自己責任ですか?」と目立つ帯。加えて、親子関係の問題、周囲の偏見や幼い頃からのイジメ体験、と多重な苦労を経てきた著者のエッセイ。サバイバルしてきた人だけに、これまで出会った人や体験の良いところも悪いところも冷静に述べられている。精神科病院の問題や生活保護の問題については体験した人だからこそ言えることで考えさせられる。ダルクの体験やべてぶくろ、当事者研究など当事者としての体験は勉強になる。色々な問題が重なり援助者としても絶望感を感じることもあるが、回復している人の話を聞くと希望が見える。回復者だけでなく援助者にも参考になる本だと思う。
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