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けんえん。(八) の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2019/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猿神ではなく玃猿として認めて貰った瞬間肌の色が元に戻って、疾風が嬉しそうに寄ってくるのが印象的だった。神様じゃなくて猿のままで、そのままのマシラを一番認めてたのは疾風だったんだもんなぁ。 2人で一緒にいられるラストで本当に良かった。きっとマシラが幸せになったであろう未来のエピローグは秀逸。 素晴らしい風呂敷の畳み方でした。 全8巻だし2クールぐらいでアニメ化して欲しいなぁ。 疾風は絶対小野大輔。

Posted byブクログ

2019/10/07

『けんえん』全8巻 読んだ。 昔々の、人から隠れて暮らす妖怪と、 妖怪退治に現れた霊犬の物語。 これは良い意味で裏切られたな…。 こういうエターナル…フォエバー…みたいなの弱いんで…。ラスト泣いた。 可愛い絵柄なのでコメディかと思っていたが、内容はシリアス寄り。しかし重た...

『けんえん』全8巻 読んだ。 昔々の、人から隠れて暮らす妖怪と、 妖怪退治に現れた霊犬の物語。 これは良い意味で裏切られたな…。 こういうエターナル…フォエバー…みたいなの弱いんで…。ラスト泣いた。 可愛い絵柄なのでコメディかと思っていたが、内容はシリアス寄り。しかし重たくはなく、すっと読める。 基本的には、“犬”と“猿”のコンビが織りなすドタバタ人情劇。なんともキャッチー。 人から隠れて生きているが、人と交わらないと子を成せないという悲しみの設定がツボ。妖怪たちの葛藤…。 先述したが犬猿コンビが主人公だが、さして仲良くならないのがとても良い。凸凹ってほどでもないがどこか打ち解け切れない。そこを踏まえてラストまで読んでいくと「アーーーーーーー」ってなる。もはやこれタイトル回収ともいえるでしょ(深読み)。 色んな神さまや妖怪が出てきて、俺得な作品。

Posted byブクログ