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陛下、今日は何を話しましょう の商品レビュー

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2024/07/06

陛下の人となりを知ることができて良かった。 私が物心ついた時は皇太子様でしたが、皇太子様になられる前の宮様時代からの仲である筆者の目から見た陛下について書かれている。 子供の頃、時々ニュースで拝見する皇太子様は優しそうな方、真面目そうな方という印象だけで特に意識に残ることはなかっ...

陛下の人となりを知ることができて良かった。 私が物心ついた時は皇太子様でしたが、皇太子様になられる前の宮様時代からの仲である筆者の目から見た陛下について書かれている。 子供の頃、時々ニュースで拝見する皇太子様は優しそうな方、真面目そうな方という印象だけで特に意識に残ることはなかった。雅子様と結婚された時は子供ながらに雅子様の美しさに目を奪われた記憶が。私が陛下のファン(軽々しくて失礼かもしれませんが)になったきっかけは雅子様の人格否定発言からでした。批判覚悟で誠実に雅子様を守ろうとしている御姿に心を奪われました。こんな方が皇太子様だなんて日本は捨てたものではないな…と。 想像通りアンドルーさんから見た陛下は真面目で、誠実で、少年時代から覚悟を持って生きてこられた方。でも一方で茶めっけ、ユーモアもお持ちな方のようだ。アンドルーさんが如何に陛下に魅了し、日本の大学に入り日本で就職するほど日本に魅入られたのは間違いなく陛下の影響が大きいのだろうな。 アンドルーさんの文章を読み、陛下の人柄に触れ、アンドルーさんの陛下への敬意を感じ、日本人として嬉しくなった。 大学を卒業された愛子さまの堂々としながら温かみを感じるおふるまいや、先日の国賓としての英国訪問のニュースを見て、私の陛下愛が高まり読んでみた。

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2024/06/08

初等科からの同級生や侍従などが書いたものではないので内容は薄いけれど、外国人ならではを感じさせるレアな(無礼な)エピソードも著者の天皇陛下に対する敬愛の念の深さが優ってほっこりエピソードに読める。引用する他書籍や記事の良さ、さらに天皇陛下ご自身のエッセイを読んでみよかなと思わせる...

初等科からの同級生や侍従などが書いたものではないので内容は薄いけれど、外国人ならではを感じさせるレアな(無礼な)エピソードも著者の天皇陛下に対する敬愛の念の深さが優ってほっこりエピソードに読める。引用する他書籍や記事の良さ、さらに天皇陛下ご自身のエッセイを読んでみよかなと思わせることから総合して星3つ。 「自由はオックスフォードの2年で満喫した」 このセリフがこの本のハイライトのように感じたがいかんせんこれも他からの引用。もしこれが著者との会話で直接聞いたものであれば星10なんだけど。 あとオックスフォードで警護を担当してたスコットランドヤードの2人が回顧録出してくれたらいいのになぁ。

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2020/06/04

読了。 海外の方なので仕方ないのだが、日本語としておかしな表現も散見されるも、ゴーストライターなどを使わず書かれたであろう、その実直な文章からは、逆に著者の目を通した陛下の姿を実に生き生きと映し出しているように思える。 「自由は、二年間オックスフォードで十分に堪能しましたから」...

読了。 海外の方なので仕方ないのだが、日本語としておかしな表現も散見されるも、ゴーストライターなどを使わず書かれたであろう、その実直な文章からは、逆に著者の目を通した陛下の姿を実に生き生きと映し出しているように思える。 「自由は、二年間オックスフォードで十分に堪能しましたから」 若くしてこれ程の覚悟を求められる立場は、我々の想像の及ぶ世界ではない。

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2020/02/02

読みやすい。 令和天皇と著者との交流を通して、私達の知らない皇室の日常を垣間見れて興味深い。 陛下の人となりもテレビで見る穏やかでお優しい印象そのものだが、読み終えて親しみ度が急上昇する一冊。

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2019/05/17

著者のアンドルー氏はオーストラリア人。 高校3年時に学習院高等科の留学生第1号として1年間陛下と共に勉学。同じ地理学研究会に入り能登や長野に行く。 昭和56年1月に帰国の際のクラスメイトの寄せ書きには浩宮様の和歌が写真で載っている。その後東京外国語大学日本語学科に進み、卒業後も仕...

著者のアンドルー氏はオーストラリア人。 高校3年時に学習院高等科の留学生第1号として1年間陛下と共に勉学。同じ地理学研究会に入り能登や長野に行く。 昭和56年1月に帰国の際のクラスメイトの寄せ書きには浩宮様の和歌が写真で載っている。その後東京外国語大学日本語学科に進み、卒業後も仕事で日本とのかかわりは続く。 浩宮様が「じい」と呼ばれていたことは昭和50年代の自身の大学時代、「盆栽が好きだから、じいっていうんだって」という友達の情報で知っていたが、ご自身で盆栽を育てているのか、と思っていたが、この本でもこの事は触れられていて、アンドルー氏に宮様が「中等科の頃のニックネームだから知らないだろうけど、ぼくの好きなニックネーム”じぃ”の由来は、学習院中等科のバレーボールコートの近くにとてもきれいな植木や盆栽があって、ちょうど皆でそこを通りかかった時、『なかなかいい枝ぶりですね』といったものだから誰かが『お年寄りの趣味ですね。宮様を”じぃ”とお呼びしよう』と言ったのがきっかけです」というこだ。 雅子様との結婚に際し、自身と浩宮様との交流を、雅子様にも読んでいただきたい、との願いも込め出版。殿下の性格はよく「思いやり」があると言われるが、それはまた別格のものであり「身についた思いやり」で、「とにかく本当になにげなく思いやることができる方なのです」、と書いている。この時30歳少しである。 2019.5.16図書館 1993.2.23刊行

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