スカートの下の劇場 新装版 の商品レビュー
コピー的なタイトルからは想像できないほど、思っていたより学術的な本だ。 あとがきに記載があるが、難しくタイトルをつけるなら「女性の自己身体意識の構成について」だそうで、読了後はまさにとも思う。 説明文にある通り下着自体の歴史と、戦後急速に普及した下着を通してセクシュアリティの文明...
コピー的なタイトルからは想像できないほど、思っていたより学術的な本だ。 あとがきに記載があるが、難しくタイトルをつけるなら「女性の自己身体意識の構成について」だそうで、読了後はまさにとも思う。 説明文にある通り下着自体の歴史と、戦後急速に普及した下着を通してセクシュアリティの文明史をまとめたものであり、歴史における男女のセクシュアリティがどのように変化をしてきたのか、その変化に伴って下着がどうなってきたのかを見て、これからの変化を考える本である。 35年前の書籍であり、本書内で書かれていた変化が今実際どうなっているのかを抑えながら読むと、下着が一気に普及してから70年の間の遍歴が垣間見れて面白い。 他の方のレビューにもあるが普通に下着写真が沢山載っているので気になる方はご注意を。
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ン十年越しにようやく手に取った。 とにかく、シモのことなので、おおっぴらにされてこなかったこと。それをよく調査研究している。個人的な見解が強いものの、30年も前に書かれた物なのに十分価値はある。 下着は家事労働と密接につながり、性器管理はなるほどと思った。性と身体によって、男...
ン十年越しにようやく手に取った。 とにかく、シモのことなので、おおっぴらにされてこなかったこと。それをよく調査研究している。個人的な見解が強いものの、30年も前に書かれた物なのに十分価値はある。 下着は家事労働と密接につながり、性器管理はなるほどと思った。性と身体によって、男と女は決して対称ではない、それゆえ取り替えて同じになることもない。これは徹底的に男と女の間が埋められないことなのではないか。
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パンティーには夢がある。ほうほう、下着の扱いこうなのね? ふんふんと楽しく読めるのだが、写真や挿絵が豊富で通勤電車で読むのにドキドキする。家でゆっくり読みたい。 これを恥ずかしいと思う時点で、スカートの下にはロマンがあるんですね。 今読んでも面白いのだが、初版が1989年な...
パンティーには夢がある。ほうほう、下着の扱いこうなのね? ふんふんと楽しく読めるのだが、写真や挿絵が豊富で通勤電車で読むのにドキドキする。家でゆっくり読みたい。 これを恥ずかしいと思う時点で、スカートの下にはロマンがあるんですね。 今読んでも面白いのだが、初版が1989年なのが驚く。約30年前だけど、今もスカートの下のイメージは変わっていないのかもしれない。
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久々に女性の本を読んだ 面白かった 日本のジェンダーを語るのがややこしくなってるので、一度、これくらい遡って語り始めるのもよいかと
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パンツから性交渉について論じてる。初心者の私には少し難しかったが、さらっと読めた。今より少し昔に書かれた本だけど、今の女の人達はこの傾向のまま進んでいるような気がする。
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女性のジェンダー学者が描いた性文化。女性視点のセックスに対する男と女の違い、米国文化と日本文化の違いなど、これまでどちらかというとこの手内容は低俗的に見てきたが、高尚な社会学として客観的な視点に立てた。
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観客のいないスカートの下の劇場で、女だけの王国が成立する。 親がパンツ買う理由とかキショいけどなるほどって感じ
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【読む前に準備が必要ですが新たな視点が得られる一冊】 私はこの本以上に「パンティ」という言葉がでてきた本を読んだことがありません。 そのくらい真剣に「スカートの下」について考察しています。そのため読む前に以下のような準備が必要です。 1.他人にあまり見られないところで読むこと...
【読む前に準備が必要ですが新たな視点が得られる一冊】 私はこの本以上に「パンティ」という言葉がでてきた本を読んだことがありません。 そのくらい真剣に「スカートの下」について考察しています。そのため読む前に以下のような準備が必要です。 1.他人にあまり見られないところで読むこと。 この本は学問的な本なのですが、パンティ等の挿絵(資料)が誤解を招きかねません。 著者は、「大真面目な学問の書だからそれを公共の場で読んで誤解する他人の方がおかしい」と主張する気がしますが、 世間では「セクシャリティは学問」という認識は少数派かと感じるので静かなところで読むことをおすすめします。 2.著者について軽く調べてから読むこと 私は調べずに読了してしまいましたが、調べずに読むと「なんでこの人はこのトピックにこんなに熱心なんだ??」と疑問を持ち続けながら読むことになるか、途中で読むのをやめることになると思います。 上野千鶴子さんが 1.「女性解放思想」を掲げて活動していること、 2.「アグネス論争」があったこと、 3.2019年の東大入学式の祝辞で述べたこと はネットで簡単に出てくるので、前知識として入れてから読むと、学問としてのセクシャリティの本として読めるかもしれません。 私は、2019年の東大入学式の祝辞の報道をきっかけに、著者を知り、2019年にこの本が著者のコメントを追加した上で出版されたことを知って、読んでみました。 特に印象的だったのは、 ・入浴の頻度と下着交換の頻度に相関があること、 ・パンティを履く文化は最近生まれたもの ・単純に男女の非対称性は項を入れ替えても差別はなくならないこと
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社会学者 上野千鶴子氏が1989年に発表した著作。パンティを通してセクシュアリティを論じています。2019年の東大入学式での祝辞が話題になっており、本作を手にしました。30年前のベストセラーですが、当時の予想が当たっていたかどうか、また日本人は当時に比べて少しは進歩したのかどうか...
社会学者 上野千鶴子氏が1989年に発表した著作。パンティを通してセクシュアリティを論じています。2019年の東大入学式での祝辞が話題になっており、本作を手にしました。30年前のベストセラーですが、当時の予想が当たっていたかどうか、また日本人は当時に比べて少しは進歩したのかどうかを確認しながら読むことが出来るという珍しい作品。パンティ一つからこれだけの内容に発展するのは素直に驚くしかない。共感できる部分、出来ない部分はあるにしろ、ここで語られている内容にモヤモヤは残らないです。
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