友達未遂 の商品レビュー
「これでみんな、共犯者ね」 この台詞に引き寄せられて手に取った1冊。 どんな罪を犯すのか想像を膨らませながら読みました。 罪を犯す、なんてことは結局なくて、学生の範囲でも反抗や抵抗、葛藤。4人の隠された思いが情景と共に伝わってきました。 罪を犯したわけではないが、学校という閉...
「これでみんな、共犯者ね」 この台詞に引き寄せられて手に取った1冊。 どんな罪を犯すのか想像を膨らませながら読みました。 罪を犯す、なんてことは結局なくて、学生の範囲でも反抗や抵抗、葛藤。4人の隠された思いが情景と共に伝わってきました。 罪を犯したわけではないが、学校という閉鎖空間。高校生という未熟さ。そのなかでは彼女らにとっては、罪を犯すほどの行動だったのだろうかと。読み終わって考えました。 自分の幸せは自分で決めていこう!!
Posted by
全寮制の女子校で、ルームメイトになった4人の高校生がそれぞれ抱える悩みと向き合い成長していく。 まとめかたが、さわやか青春ものみたいになっちゃったけど、、なかなかに重たい悩みでしたが思った程ドロドロしてなかった。 良かった。
Posted by
女子校を舞台に繰り広げられる人間同士のドロドロ小説。 みんな誰かを妬んで羨ましくなり、自分と相手を比べては、この現実に嘆いている。
Posted by
章ごとに一人ひとりの視点だったので、とても読みやすかったです。 親や周りの大人は選べないですが、強くたくましくなっていってほしいなと思いました。
Posted by
全寮制の女子高校で同部屋になった4人。それぞれが悩みや葛藤を抱えていて4人の視点で章が進みます。不穏な感じが漂い、どうか嫌な思いや傷つく事がありませんようにと思いながら読み進めました。青春の友情や成長などが描かれていて一気に読めて読後感良いです。
Posted by
物語の舞台は全寮制女子校・星華高等学校。 表紙に描かれている少女達、向かって右から星野真琴、緑川桜子、大島千尋、一之瀬茜 この四人の高校生を中心に展開する成長ストーリー。 青春物と侮るなかれ、その中には引きこもり、毒親などの現代に置ける問題提議も含んでいる。 この年代ならで...
物語の舞台は全寮制女子校・星華高等学校。 表紙に描かれている少女達、向かって右から星野真琴、緑川桜子、大島千尋、一之瀬茜 この四人の高校生を中心に展開する成長ストーリー。 青春物と侮るなかれ、その中には引きこもり、毒親などの現代に置ける問題提議も含んでいる。 この年代ならではの虚栄心、嫉妬心、自己保身が繊細な心理描写で綴られていて、それは読んでいる間、絶えずこちらの心をひりつかせる。 何故ならそれらは誰もが経験した事がある感情だから。 友達ですらなかった四人が自分の存在意義を知り、他者の気持ちに気付く様になる展開が見事な秀作。
Posted by
全寮制の女子校の話。 同室4人の表と裏の顔と、抱えた事情など。 帯に、『書店員 共感‼︎ 評論家 驚愕‼︎』 とありましたが、そこまででは無かったかなっ。 私には中2の娘がいますので、「高校生になったら、こんな事も思ったりするかなぁ〜」なんて思いながら読みました。 辛い問題を抱え...
全寮制の女子校の話。 同室4人の表と裏の顔と、抱えた事情など。 帯に、『書店員 共感‼︎ 評論家 驚愕‼︎』 とありましたが、そこまででは無かったかなっ。 私には中2の娘がいますので、「高校生になったら、こんな事も思ったりするかなぁ〜」なんて思いながら読みました。 辛い問題を抱えた女の子には応援しちゃいましたし、トップクラスの毒親には歯軋りする思いでした。 ミステリーとしては物足りないけど、読み終わった時に「やっぱりどの家庭も大変なんだなぁ、いったい平和ってなんなんだろうなぁ」なんて漠然と考えた。 私も、元気で過ごしてくれればそれだけで良い、そう思っているはずなのに… どうして親というのは、子供に勝手に期待して 勝手に落胆して 勝手に強要するのか… 後に客観的に考えてみたら、気付けるのにっ (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
Posted by
電車の広告か何かで見て、気になって図書館で借りた本。 だいぶ前のことだから覚えていないけど、確か面白かった。 友達恐ろしい…。
Posted by
全寮制のお嬢様学校の寄宿舎での話。 人気者だけど、人に言えない悩みや裏の顔を持っていたり、復讐する為、家に居場所がないから等、入学の動機もさまざま。 誰も信じられなかった主人公が、初めて信用できる人に出会い、その人を助けながら、みんなで悩み苦しみ成長していく。 自分の負けを...
全寮制のお嬢様学校の寄宿舎での話。 人気者だけど、人に言えない悩みや裏の顔を持っていたり、復讐する為、家に居場所がないから等、入学の動機もさまざま。 誰も信じられなかった主人公が、初めて信用できる人に出会い、その人を助けながら、みんなで悩み苦しみ成長していく。 自分の負けを認めないと、人は成長しない。
Posted by