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幻想寝台車 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2021/08/23

幻想寝台列車というタイトルに手を引かれて手に取った1冊。 面白かったけれど、兄弟の感動物語と言われると疑問に思うところがあった。弟があの状況でも兄を慕うことが出来るのかが納得できなかった。兄も弟のことをどう思っていたのか、、

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2020/02/14

読み終わって、「せつないなぁ」とつぶやいた。 このシリーズ、死後の世界や幽霊が思い切り明るいのだけど、人生の切なさや、仕方がないんだな、というあきらめや、悲しみが盛り込まれているから、いつもせつなくなってしまう。 でも、このシリーズ好き。 青木さん、どうしているかなぁ。

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2020/01/19

霊界と現世を結ぶ幻想寝台車 手違いで死神の村に来てしまった多聞。 廃駅から幻想寝台車に乗り、連絡バスに乗って? 兄弟の名前が一宇と多聞、名前が仏教的なところも死神に魅入られたせいか?

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2019/12/16

幻想シリーズ第七作。こんなに長いシリーズになるとは。 今回は、恋人に去られて自殺を図った多聞が、生きたまま死神の村に来てしまい、現世に戻る〈寝台特急ひとだま〉に乗ることに…。 登天郵便局の青木や、元アルバイトのアズサが再登場。 嬉しい再会と、最強死神のジョカという個性的なキャ...

幻想シリーズ第七作。こんなに長いシリーズになるとは。 今回は、恋人に去られて自殺を図った多聞が、生きたまま死神の村に来てしまい、現世に戻る〈寝台特急ひとだま〉に乗ることに…。 登天郵便局の青木や、元アルバイトのアズサが再登場。 嬉しい再会と、最強死神のジョカという個性的なキャラクターが良かった。 ファンタジーなのに描かれる世界は生々しかったりする。 ジョカが現世でホストに入れ込んでいたり、寝台特急で出会う人魂や寓話の主人公に裏話があったり。 しかし多聞と兄・一宇の話はちょっと引いた。 裏表紙には『兄と弟の、感動物語』とあるが、全く感動しない。むしろ「それで良いのか?」という納得出来ない結末だった。 だったら多聞が思うように自分が死んでいれば良かったのに。例えジョカが言うような運命だったとしても。 何もかもが天の邪鬼の奸計だったのか。結局のところ兄は多聞をどう思っていたのか。 途中までは良かっただけに結末が残念。

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2019/07/30

お気に入りの幻想シリーズ最新作。 青木さんが出てくるとホッとする自分がいるのに気づいて笑ってしまいました。 今回はまだ生きた状態なのに間違って死神の村に連れてこられた多聞くんのお話。 ファンタジーなんだけど、それがすごく日常っぽく書かれてるのがとても好きです。 今回は他...

お気に入りの幻想シリーズ最新作。 青木さんが出てくるとホッとする自分がいるのに気づいて笑ってしまいました。 今回はまだ生きた状態なのに間違って死神の村に連れてこられた多聞くんのお話。 ファンタジーなんだけど、それがすごく日常っぽく書かれてるのがとても好きです。 今回は他のシリーズに比べると少しテイストが違う感じがしたが、良かった。 ちょっと泣ける。

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2019/05/20

自殺を図ったその先は、死神の村?? なぜ、どうして?が少しずつ減っていく。そして最後には……兄弟は仲良くいよう。

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2019/04/30

幻想シリーズも早7作目。 篠原多聞は、同棲していた恋人の実紗が部屋を出ていってしまったことで彼女の気を惹こうと精神安定剤の多量摂取で自殺を図るが本気で死のうと思ったわけではなかった。 しかし、何かの間違いか生霊となって「あの世」への入口になっている死神たちの村、蘇利古村に来て...

幻想シリーズも早7作目。 篠原多聞は、同棲していた恋人の実紗が部屋を出ていってしまったことで彼女の気を惹こうと精神安定剤の多量摂取で自殺を図るが本気で死のうと思ったわけではなかった。 しかし、何かの間違いか生霊となって「あの世」への入口になっている死神たちの村、蘇利古村に来てしまう。 手違いで死んでもいないのに死後の世界にやってきてしまった多聞を、村の死神たちは元の世界へ帰そうと協力する。 この世とあの世を繋ぐ寝台列車に乗って生きるための冒険が始まる。 多聞を中心に死神たちや霊たち、そしてこのシリーズに欠かせない登天郵便局のメンバーが繰り広げる怪しげな世界。 また、多聞のたった一人の肉親である兄の一宇の秘密。 不思議な世界で繰り広げられるミステリー小説。

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