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私のカトリック少女時代 の商品レビュー

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2021/03/14

恥ずかしながら、全く知らなかった作家、ハンナ・アーレントの親友と聞き、 へぇ~というところ。 実は、須賀敦子の著作と勘違いして、図書館に予約をした本。 実際は愛読書ということで、池澤夏樹氏がシリーズに入れたのだとか。 池沢氏によると、カトリック信者の須賀敦子は、カトリック信者であ...

恥ずかしながら、全く知らなかった作家、ハンナ・アーレントの親友と聞き、 へぇ~というところ。 実は、須賀敦子の著作と勘違いして、図書館に予約をした本。 実際は愛読書ということで、池澤夏樹氏がシリーズに入れたのだとか。 池沢氏によると、カトリック信者の須賀敦子は、カトリック信者であることを止めた メアリー・マッカーシーが、心の中で対話しながら愛読したのだろうと。 なるほど。 こちらの力不足で、理解できない部分が多々あるものの おもしろく読んだ。 この数日間、メアリと一緒に生きていた感じ。 並行して読んでいる、『ドナルド・キーン自伝』にも、ちょうど登場。 キーン氏がフォルメントール賞のアメリカ審査団員として、国際賞に三島由紀夫を 推したとき、英国審査団にいたのがマッカーシー。 今までだったら、素通りしていたようなエピソードだが、 この回想を読んでいる最中だったので、妙に嬉しい。 →「つながる読書」 https://blog.goo.ne.jp/mkdiechi/e/ee72b9d5ed744c03ef44378f14cfead5

Posted byブクログ