米中もし戦わば の商品レビュー
かなり前に読んだ本。現状の米中を中心とする国際関係をわかりやすく描いている。若干、中国の脅威を過大評価している気がしないでもないが、分かりやすく、知識がない人でも読みやすい。これからの国際関係を知りたいと思う人は必読すべき本である。
Posted by
トランプ政権で補佐官だった対中強硬派ピーター・ナヴァロが6年前に書いた本。 中国がなぜ「第一列島線」にこだわり勢力を拡大するのか、米軍に対してどうのように「非対称戦争」を準備しているのかなどについてきわめて具体的わかりやすく説明している一冊。 大国間の紛争は軍事力だけでなく「...
トランプ政権で補佐官だった対中強硬派ピーター・ナヴァロが6年前に書いた本。 中国がなぜ「第一列島線」にこだわり勢力を拡大するのか、米軍に対してどうのように「非対称戦争」を準備しているのかなどについてきわめて具体的わかりやすく説明している一冊。 大国間の紛争は軍事力だけでなく「総力戦」になる。著者の主張は、中国が非対称な手段で公然と米国に敵対しているのだからこれに「弱腰」であれば戦争の可能性は高まる、というもの。 6年たってこの本で指摘されていることはより顕在化しているように思う。バイデン政権は中国を「最も強力な競争相手」と呼んでいるがその真意は? 著者は最近、バイデンの大統領選挙は不正だという報告書を出している。
Posted by
・アメリカは、持ってるカードを全て見せて、自分達がどれだけ強いかを見せつけて抑止力を行使する、 ・中国は潜在的敵国に対して自国の能力を隠し、不透明性によって抑止力を実現しようとする。 ・アメリカは透明性が抑止力につながると信じ、中国は曖昧さと不透明性が抑止力につながると考える。
Posted by
トランプ政権の補佐官を務めたナバロの著作。政治家としては行動が稚拙で、調整ができない感じの人だったが、本書の質問形式で論点を挙げて解説していく手法は読みやすくよく出来ている。トランプ時代の対中安保政策の背景思想がよくわかる。
Posted by
台湾や沖縄、尖閣諸島、南シナ海、東シナ海 普段聞くけど何がそんなに重要なのかよく分からん そんな人にオススメ。 自分事として世界情勢が見れるようになります。ニュースも興味を持って見られるようになる!
Posted by
ナヴァロは米大統領補佐官。米中貿易戦争を主導する張本人です。ヤバい人というイメージに反して、本書は知的な地政学の書。貿易戦争の背後には、中国の軍事力発展を阻止する狙いがあるようです。
Posted by
ピーターナヴァロはトランプ政権に入ってトランプに助言しているとの事。中国が経済的に繁栄する事が米国の安全保障上最も良くない、彼らを利するだけだと言う立場だから今のトランプの中国への経営面での牽制もこの発想であれば良くわかる。中国はもうアメリカに肩を並べる大国って事だな
Posted by
シナの台頭、もしくは拡張と、米国の覇権。 様々な問題を提起して、それを各々考察する展開で本は進む。 結果的には、武力衝突の可能性が極めて高く、もしそうなった時には、シナがある意味、覇権を握る可能性が高い。 憂鬱。 単に覇権が米国からシナに移るというわけではない。英国から米国...
シナの台頭、もしくは拡張と、米国の覇権。 様々な問題を提起して、それを各々考察する展開で本は進む。 結果的には、武力衝突の可能性が極めて高く、もしそうなった時には、シナがある意味、覇権を握る可能性が高い。 憂鬱。 単に覇権が米国からシナに移るというわけではない。英国から米国に移った、そんなことではない。 今の世界秩序が、新しいシナのルールに取って代わられるってことだ。それは、全世界が中共のために搾取されるってことと意味するような気がする。 地理的に近い我が国が、とんでも無い状況に陥ることは間違いない。 憂鬱。 シナ製の商品を買うことは、そうした覇権に資金提供するようなもんだってのは、その通りだ。 経済は大切だが、最優先することは正しいのだろうか。
Posted by
戦前石油の80パーセントをアメリカに依存。 心理戦、メディア戦、法律戦。 農産物の自給率は対外的な依存という面で大きい。
Posted by
米国と中国が戦争に至る?という問題を45章の問題を考えながら見通しを考えていく良書。 それにしても中国のしたたかさはすごい。フィリピンのスカボロー礁の話など、そんなことあったかなぁ、程度の記憶だったが、大問題な話しだ。 日本はどうするのか、どう考えるのか。 とても興味深い一冊。
Posted by
- 1
- 2