フクロウの囁き の商品レビュー
中々のボリュームを最後まで読み通せるくらいには読みやすく続きが気になる内容だった。しかし、事件に関わる人物がオスロ班の周辺に都合良くい過ぎだし、ミスリードのためだけに配置されたキャラや手がかりも多いし、捜査班のメンバーの優秀さは感じられないし、正直がっかりした。。。 海外ドラマシ...
中々のボリュームを最後まで読み通せるくらいには読みやすく続きが気になる内容だった。しかし、事件に関わる人物がオスロ班の周辺に都合良くい過ぎだし、ミスリードのためだけに配置されたキャラや手がかりも多いし、捜査班のメンバーの優秀さは感じられないし、正直がっかりした。。。 海外ドラマシリーズの原作って感じだった。
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この特別班には大きな問題があると改めて感じたシリーズ2冊目でした。1作目と同じく宗教絡みだったのはそういう世相でもあるのかなぁ。 特別班。警察だし班なのでチームプレーが大事だと思うんだけど、メンバーほぼ全員人の話を聞かなくて会話が出来てないので読んでてストレスがたまります。 ミアは精神が不安定なのでまだお休みしといた方がいいというのはとてもわかるけど無理くり連れてきたのはムンクやん。。 ムンクは班長さんなのに一番人の話聞かなくて違う方に突っ走るのでこういう上司がいると大変だな。大事な事喋ってるのに遮るのは。。家族が狙われまくるのもなんかムンクのせいではと思い始めます。 カリーも本人のせいでプライベートがゴタゴタ、ガーブリエルは元ハッカーの負い目と新人さんだからまだちょっと。イルヴァは登場人物一覧にすらいない。入れてあげて。 外からは問題無さそうに見えるアネッテがどうしてあんな感じなのはわからない。ミアへのライバル視かなんかなのかな…アネッテも問題児。 頼りになるキムが異動してしまったらどうなるんだ。ルドヴィークにしわ寄せが…心配です。 でも、捜査中に話を聞いてる一般の人々も会話できない感じ。班が不安定だから相手も不安定になるのかなぁ。 自白する人が揃いに揃って無問題なのは焦るな…ミアの勘に頼るしかない。彼女は今回も傷付いている。 犯人にはここまでするか、と思いました。女性への復讐みたいな捧げ物ついでにお金稼ぎかな…生い立ちから歪んでてその狂気にしてもどうやって「これをやろう」と思いつくのか。闇が深すぎる。お金払って眺めてる側も逮捕されたのがせめてもの救い。 ミアは誰に狙われてるんだろう。これが気になるので続きも読むと思いますが、班には成長しててほしいです。
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ノルウェーといえば、 幸福度調査でランキング上位の常連国ですが、 その一方で自殺率が高く、 深刻な社会問題になっている国でもあります。 北欧は夏と冬では日照時間が極端に異なるので、 その影響もあるのかもしれません。 このシリーズの魅力の一つは、 特別版の優秀な捜査員のほとんどが...
ノルウェーといえば、 幸福度調査でランキング上位の常連国ですが、 その一方で自殺率が高く、 深刻な社会問題になっている国でもあります。 北欧は夏と冬では日照時間が極端に異なるので、 その影響もあるのかもしれません。 このシリーズの魅力の一つは、 特別版の優秀な捜査員のほとんどが なにかしら個人的な問題を抱えているところにあります。 とくに主人公の女性刑事においては、 前作からず~っと自殺願望を抱えたままです。 薬とアルコールがなければ 日々の暮らしもままならないような状態です。 凶悪な事件に挑み続けることで、 なんとか命がつながっているようなところがあります。 北欧の冬の陰鬱さが、 しみじみ伝わってくるお話でした。 最後の場面は 続きをほのめかすような終わり方だったので、 次回作が楽しみです。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え” http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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オスロ警察殺人捜査課特別班第二弾。 ミア刑事、いや暫定刑事かな?はいまだに本調子ではない様子。 飾られたような少女の死体が発見される。 しかも少女には酷い扱いを受けたような跡が。 特別班の中でもいろいろ問題が。 カリーは賭博に金をつぎ込み、酒浸りになりかけ、 キムは結婚して田舎へ異動、 ガーブリエルは昔の友達が接触してきて疑われることに。 前作に引き続きムンク班長の家族が巻き込まれるが、 ちょっと娘のミリアムは軽率だったとはいえ可哀想。 何に、とははっきり言えないけど、ちょっと期待外れだった。
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ミアの鋭い勘を期待して読んでたけどいまいち鈍くてすっきりしない。最後になってやっと一番真相に近づく。 もっと謎を解いていってほしかったな。 ジギーらの他の活動家は二人が居なくなって騒がないの? 犯人は大掛かりな装置どうやって作ったの?その捜査は? 触れられてない点がちょこちょこあってうーん。 文章は区切りも多く読みやすかった。
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前作同様、ブクログから頂いた本。 前作の「I'm traveling alone」もなかなか衝撃的だったけど こちらもなかなか衝撃的。 ラストまで本当に分からん、なんも分からんからこその 忍び寄る影が怖い あとやっぱり舞台が欧州(ノルウェー)なので暗い雰囲気 サスペンス...
前作同様、ブクログから頂いた本。 前作の「I'm traveling alone」もなかなか衝撃的だったけど こちらもなかなか衝撃的。 ラストまで本当に分からん、なんも分からんからこその 忍び寄る影が怖い あとやっぱり舞台が欧州(ノルウェー)なので暗い雰囲気 サスペンスが過ぎる! 次作は買おうと思う。
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オスロ警察殺人捜査課特別班シリーズの2作目。1作目の「アイム・トラベリング・アローン」では主人公ミアの葛藤を軸に、1冊を通して大きな事件が解決されていったけど、今作ではそれに加えて殺人捜査課特別班というチームの中に微妙なすきま風が吹く。 抜群の連携力で事件を解決していたように見え...
オスロ警察殺人捜査課特別班シリーズの2作目。1作目の「アイム・トラベリング・アローン」では主人公ミアの葛藤を軸に、1冊を通して大きな事件が解決されていったけど、今作ではそれに加えて殺人捜査課特別班というチームの中に微妙なすきま風が吹く。 抜群の連携力で事件を解決していたように見えたチーム内に微妙な歪みができ始めると、味方であるはずのチーム内でも腹の探り合いのような雰囲気が出てきてしまう……そんな微妙な関係性が、よく描かれていた。 このシリーズのいいところは、登場人物みんなのキャラクターがきちんと確立されていて、それぞれの良いところを活かしてストーリーの中で活躍しているところ。映像化されても十分面白そうだと思う。
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うーん… とても楽しみに読み始めたのだけれど、精神が崩壊したカルト的な犯人だったり、最終的に近親者がターゲットになったりと、前作と少し似すぎている気がした。そして、一番気になったのは、警察官としての彼らの仕事の詰めの甘さというか緩さ。「そこ手がかりなんじゃないの?」というところを詰めていかなかったり、「なんでまた危険かもしれない場所に一人でノコノコ行っちゃうの?しかもどこに行くとも誰にも言わないで?」というスタンドプレーだったり、電話は基本何回もかけ続けないとお互い繋がらないし、みんながバラバラに好き勝手に、偶然と勘で動いている。緻密に一つ一つの手がかりを潰して犯人にたどりついていく知的カタルシスみたいなものはあまり感じられなかった。読んでいて、普段ヨーロッパの人と仕事をしていて感じる、表面的にはやってる風・出来る風だけど、実は全然できてないよね!という苛立ちを感じてしまった。
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読みやすく、内容も面白かった。どんどん引き込まれるように読み進めた。ただ最後の終わり方が、えっ?えっ?えっ?という感じで、展開スピードについていけなかった。あっけなかった感じ。 他の作品も是非読んでみたい
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