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超孤独死社会 の商品レビュー

3.8

28件のお客様レビュー

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2020/12/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

凄まじかった。 こんな風に孤独死に向き合ってくださる特殊清掃の方々。社会的な地位は高くないが、今後ますます必要とされることだろうと思う。 ドライすぎる人では周囲に寄り添えないし、共感力の高すぎる人には辛すぎて出来ない仕事。 本当に頭が下がります。

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2020/11/30

特殊清掃の人は利益度外視でやっているということが分かり、大変恐縮したような気持ちで本書を読み終えましたとも…! 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー まあ、中にはぼったくりとも言えるような金額を遺族に吹っ掛ける業者も居るようですがね…本書に登場した自称スーパーマンの男性なんか...

特殊清掃の人は利益度外視でやっているということが分かり、大変恐縮したような気持ちで本書を読み終えましたとも…! 社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー まあ、中にはぼったくりとも言えるような金額を遺族に吹っ掛ける業者も居るようですがね…本書に登場した自称スーパーマンの男性なんか尊敬と言う言葉じゃ足りないくらい尊敬に値しますねぇ…社畜死ね!! ヽ(・ω・)/ズコー 孤独死を無くすためにAIを活用するとか本書には様々な案が取り上げられていますが、結局のところ、人は人の間だけでしか生きられない…だからこそ人間!と書くのであってね、近隣の人が見つけてあげられるのが一番じゃないでしょうかね…日頃からのお付き合いが重要というわけですな…さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

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2020/11/13

フリーライターによる孤独死の現状とそれをサポートする家族や業者の奮闘を、第三者の立場で、冷静かつ温もりを保ちつつ紹介したルポ。 読みやすく、孤独死のその住まいの対処の過酷さが伝わってきました。 大阪のメモリーズの横尾さんの思いが心に響きました。 生前整理ではなく、「生きていくため...

フリーライターによる孤独死の現状とそれをサポートする家族や業者の奮闘を、第三者の立場で、冷静かつ温もりを保ちつつ紹介したルポ。 読みやすく、孤独死のその住まいの対処の過酷さが伝わってきました。 大阪のメモリーズの横尾さんの思いが心に響きました。 生前整理ではなく、「生きていくための整理」である「福祉整理」をしたいと。「健康で自立した生活ができるようにするお部屋の片づけ、前を向いていくための整理をしたい。」p224 「取材を通して感じたのは、問題は一人で亡くなることではなく、もっと前の段階にある、ということだった。」p263 これにも共感。そもそも、を見つめないと改善には繋がらない。 実は身近な、孤独死、特殊清掃。もっと知られるべきと思う。

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2020/10/23

今は年間3万人も孤独死しているらしい。セルフネグレクトにより、部屋はゴミ屋敷と化していく。紹介例は少ないが、特殊清掃の現場と、清掃人の感情、孤独死した人たち一人ひとりに寄り添う書。

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2020/09/28

特殊清掃の現場から孤独死をみた本 孤独死にいたる人は最後とても辛い 何日間も発見されず放置されたままであることも多く、その部屋は非常に残酷なケースがおおい。 特殊清掃にはお金がかかる その処理をめんどくさがる遺族もいたり、 生前から断絶状態であったりする場合には 第三者のレンタ...

特殊清掃の現場から孤独死をみた本 孤独死にいたる人は最後とても辛い 何日間も発見されず放置されたままであることも多く、その部屋は非常に残酷なケースがおおい。 特殊清掃にはお金がかかる その処理をめんどくさがる遺族もいたり、 生前から断絶状態であったりする場合には 第三者のレンタル家族(終活サービス)の存在も大きい。

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2020/09/26

特殊清掃…殺人現場、遺体発見が遅れたせいで腐敗やダメージが進んだ部屋、ゴミ屋敷化した部屋などを掃除するお仕事。 特殊清掃を請け負う5人の方の人生とその現場、 そして亡くなった人の見え隠れする人生を描いたルポ まるで本からその現場の温度と臭いまでが伝わってくる… 著者の思いまで...

特殊清掃…殺人現場、遺体発見が遅れたせいで腐敗やダメージが進んだ部屋、ゴミ屋敷化した部屋などを掃除するお仕事。 特殊清掃を請け負う5人の方の人生とその現場、 そして亡くなった人の見え隠れする人生を描いたルポ まるで本からその現場の温度と臭いまでが伝わってくる… 著者の思いまでもが伝わってくる… そんな文章と内容 ペットボトルにひたすらためた尿 体液をすって蛆だらけの布団 天井までゴミだらけの部屋 カビだらけの部屋 腐って床が抜けそうな部屋 「人が死んだらまず目玉にウジがわいて…」 そうか…死ぬことっていうのは血液循環がなくなるから体が腐ってくるってことか… 当たり前のことだけどそこに人という尊厳はなくなりモノになっていく 人がモノになっていく、あるいはなった状態の部屋を淡々と片付ける特殊清掃人は多いし、そうでないとやってられないんだと思う。 でも、取材したこの5人は亡くなった人の人生を慮って、その人生を汲み取ろうとしてくれているんだな~と思う。 すごい。 言うのは簡単だけど、なかなかできることではない。 衝撃を受けたのが ゴミ屋敷化した部屋を親族に知られたことがわかり 失踪してしまった女性の話 親族にしたら「なぜ相談してくれなかったのか?」という後悔でいっぱいかもしれない。 でも本人にしたら「誰にも相談できなかった」のだと思う。 セルフネグレクトという言葉を最近よく聞く 精神的に病み、自分自身をケアすることができなくなった状態のことである。 お風呂に入れない トイレにも行けない みだしなみも整えられない 何もできなくなる 現在の日本の家族関係から「孤独死」は避けて通れない社会問題となっている。 だけどそれに対しての解決策はない あとがきを読むと、そんな問題に立ち向かっている人々の話があった。 「おせっかいおばちゃん」の小さな一歩が社会を動かすことになるかもしれないし、行政も動き始めているという。さらに、孤独死や見守りなどを踏まえた保険なども登場しているという。 孤独死は他人ごとではない もちろん私もそう 死んだらおしまい…ではない 死んだ後の問題も怖い 部屋の清掃代、火葬代、火葬のその後など…お金の話もリアルで怖い この本を読んで「私、カンケーないもん」なんて言える人っているのか? それ考えると「孤独死」ってすごく身近な問題だし、リアルに怖いし考えさせられる。

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2019/11/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

特殊清掃(孤独死)の現場を中心に、孤独死にいたるセルフネグレクトの実態や清掃人の半生など、そこに関わる人に焦点をあてたストーリー…かな? 現場の描写の細かさも人に焦点をあてた内容も、とても興味深く読めたのだけど、ちょっと冗長だったり(細緻な取材をされている分、削れずに詰め込んだというか…筆者の熱意は伝わります)、一部これは誰の視点なんだろう?というような文章があったり、編集次第でもう少し読みやすいものになりそうだなあ…という印象はありました。

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2019/11/01

トイレ詰まっちゃってるゴミ屋敷だとキッチンに尿入りペットボトル流すのか。。 遺骨問題 孤独死もそうだけどゴミ屋敷もなにか対策できたらいいのにな 日頃から介入しあえる関係、特に家に来たりするような人が何人かいることが大切なんだろうけど、それ以外で何か方法がないものなのかな セ...

トイレ詰まっちゃってるゴミ屋敷だとキッチンに尿入りペットボトル流すのか。。 遺骨問題 孤独死もそうだけどゴミ屋敷もなにか対策できたらいいのにな 日頃から介入しあえる関係、特に家に来たりするような人が何人かいることが大切なんだろうけど、それ以外で何か方法がないものなのかな セルフネグレクト気味になってる時点でもう人と関わろうとは思わないだろうし。  

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2019/10/27

孤独死は、死ぬ前から始まっている。セルフネグレクト、病気、引きこもり。社会からの隔絶。心と体の健康、人の繋がりが、人間が生きていくために必要なんだと感じた。大変な仕事に従事している人たちにも、頭が下がりました。

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2019/10/18

孤独死清掃の中での出来事を事細かな描写で見せてくれている。 リアルな状況説明に目を背けたくなる場面はとても多いが、この故人のリアルな描写を読み進めているうちに、自分の生き方を改めて考えたくなる思いに変わっていった。 内容はグロいが、その向こう側にある大切なものを気づかせてくれる良...

孤独死清掃の中での出来事を事細かな描写で見せてくれている。 リアルな状況説明に目を背けたくなる場面はとても多いが、この故人のリアルな描写を読み進めているうちに、自分の生き方を改めて考えたくなる思いに変わっていった。 内容はグロいが、その向こう側にある大切なものを気づかせてくれる良い本でした。

Posted byブクログ