妖琦庵夜話 誰が麒麟を鳴かせるか の商品レビュー
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書評消えた…(苦)。負けない。 前作の書評も書いてないということにブクログを見て気づいた…ま、いっか。 明確なネタバレはしないつもりですが、最後らへんはちょっと触れるので念の為。 今回のメインの話は、久しぶりに結末が絶望的でつらい…抱き合うように重なる二人がありありと見えてしまうだけに…つらい…鵺が関わるというのはこういうことなのか…。 前作までで青目と伊織の関係性がじわじわとわかってきたところで、本来の黒幕らしき「鵺」登場。青目の切なさはここへの布石か。怖いよう…鵺怖いよう…。 冒頭からのメッセージ文は、そこまで必要性があったのかしらという気もしたけれど。 ともあれ新キャラひろむも登場して、脇坂も少し変わっていくのだろう。誰かが変われば全体の関係性も少しずつ変わっていく。このままずっと変わらず見ていたい気持ちと、いつも同じでは飽きてしまうというシリーズもののジレンマ。でも榎田先生の変化はちゃんとついていけるという信頼があるので、クライマックスに向けて全10冊くらいになるのかなぁとぼんやり思いながら、寂しさよりも早く物語の行方が知りたい方が強い。
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これはツライ。読後は心がどんより( ノД`)… 今回、マメくんがリンちゃんと関わることがなかったから良かった。マメくんには笑っていてほしい。あまり登場しなかったのは残念だけど。 印象的な場面はマメくんが先生のいる茶室へ、手作りの水無月を届けるところ。(襖が)スパーン、と予想以上の音がした。と書いてある。実際に音が聞こえたような感じ。 それから、先生と青目の嵐の場面も印象的だった。中村明日美子先生の絵でみたい。 最後に皆集まって素麺をたべるけど、読者の私は喉に小骨が刺さってる感じで楽しめない。初回特典のショートコミックペーパーがあって良かった。かなり元気になれるので(^-^)
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読後に「いやぁ、凄いな!」大きめの声で言ってしまうラストです。笑 始終ドキドキハラハラなお話になってます。
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