田中くんはいつもけだるげ(12) の商品レビュー
今回も、良い感じに肩の力が抜けた 改まって言う事でもないが、ウダ先生、よく、ここまでの、ゆったり感を維持できるなぁ この『田中くんはいつも気だるげ』のどこに凄さを、私が感じるかって、基本的に空気は緩いんだけど、恋愛ドラマは、何気に、しっかりと、一歩ずつ進展させているトコ 緩急があ...
今回も、良い感じに肩の力が抜けた 改まって言う事でもないが、ウダ先生、よく、ここまでの、ゆったり感を維持できるなぁ この『田中くんはいつも気だるげ』のどこに凄さを、私が感じるかって、基本的に空気は緩いんだけど、恋愛ドラマは、何気に、しっかりと、一歩ずつ進展させているトコ 緩急があるって訳じゃないんだけど、田中くんと白石さんのラブコメがあるからこそ、読み手はまったりとしつつも、気持ちが弛む事無く、読めるのだと思う 白石さんの気持ちを察しているのか、それは、田中くんの表情からは、ハッキリと読み取れないけど、白石さんが田中くんの「日常」に、これまではなかった刺激を与えているのは事実 何もない平穏を望むのならば、田中くんは恋愛から距離を置くだろう にも関わらず、田中くんが白石さんを遠ざけず、自ら離れないのは、白石さんが近くにいる時の空気に、太田といる時のそれに近い心地よさを肌に感じているからなのか 次巻で、どんな展開が、初々しい二人に起きるのか、楽しみ ただ、個人的には、太田と越前さんの組み合わせも、かなり好きなので、二人の絡みも多ければ、実に嬉しい ある意味、田中くんより朴念仁な太田と、どちらかと言えば、太田の事を異性として好ましく感じている越前さんが、周囲からデートしている、と勘違いされる展開は、私的に美味しい それこそ、田中くんと白石さんが体育館倉庫、太田と越前さんがエレベーターに閉じ込められて、男二人が悠然とする反面で、ヒロインたちがドキドキさせられる話が読みたいなぁ どの回も、田中くんへの好感度が上がるものばかりだが、個人的に一推しなのが、田中くんの良いお兄ちゃんっぷりが癒しになっている、episode.116 ざっくり言うと、看病回 ふだん、しっかりしているからこそ、莉乃ちゃんは風邪を患うとポンコツになってしまうようだ 高熱を出した莉乃ちゃんに風邪薬を飲ませるべく、太田に助言を貰いながらとは言え、お粥を失敗せずに作った田中くんの優しさにグッと来た しかし、お粥を作ったってだけなのに、莉乃ちゃん、感動しすぎ。まぁ、いつもの田中くんの様子を見てりゃ、それも仕方ないか この台詞を引用に選んだのは、越前さん、ほんと、良い子や、と心が温かくなったので 太田の弱点に対して、厳しい意見はしつつも、鼻で笑ったりせず、力を貸してやる女前っぷり ヤンキーっぽさは、『川柳少女』の五町ちゃん並みに付け焼き刃だけど、それが、越前さんの可愛さを強めているのは間違いない 今度は、太田が、越前さんを助ける番だろうけど、越前さんは何が不得意なんだろうか 「アホか!誰だって、苦手なもんの一つや二つあって、当然だろーが。そういう時は、苦手じゃないヤツに、スパッと任せて、仲間と協力プレイで勝ちゃいいんだよ」(by越前さん)
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えっちゃん照れ屋さんなのが可愛いー! あと、りのちゃんが白石さんといる時は年相応な感じになるのが個人的に好きです。
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