カラマーゾフの兄弟 ミステリー・カット版 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
すぐ読めるという意味で⭐︎5 原作未読 スメルジャコフ…本命 ミーチャ…対抗 イワン…穴 アリョーシャ…大穴 グルーシェンカ…穴 カチェリーナ…穴
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名著だが、多くの読書家が途中で遭難することで有名なカラマーゾフの兄弟。本書の特徴は ①ミステリー部分だけ大胆にカット ②難解なロシア語の登場人物名を1つに統一 していること。この頭木さんのアプローチのお陰で、本当に読みやすい。遭難せずに、さくっと読むことができ、ドストエフス...
名著だが、多くの読書家が途中で遭難することで有名なカラマーゾフの兄弟。本書の特徴は ①ミステリー部分だけ大胆にカット ②難解なロシア語の登場人物名を1つに統一 していること。この頭木さんのアプローチのお陰で、本当に読みやすい。遭難せずに、さくっと読むことができ、ドストエフスキーの面白さを味わうことができる。遭難したことがある人や、読みたいが難しそう…と感じている方にオススメ! 私もこれを機にカラマーゾフの兄弟、読破したいです!
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ドストエフスキーの五大長編の1つ、「カラマーゾフの兄弟」を、ミステリー・カット版で、“試食”できる! 「罪と罰」1巻で挫折してしまったことがあり、ドストエフスキーの遠回りな話に、苦手意識を持っていました。 読んでみると、本当に面白い! まさに、“「スリルの悪魔」であり、「スリル...
ドストエフスキーの五大長編の1つ、「カラマーゾフの兄弟」を、ミステリー・カット版で、“試食”できる! 「罪と罰」1巻で挫折してしまったことがあり、ドストエフスキーの遠回りな話に、苦手意識を持っていました。 読んでみると、本当に面白い! まさに、“「スリルの悪魔」であり、「スリルの神様である」。”(本文より江戸川乱歩の言葉)
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カラマーゾフの兄弟未読の私としては、なるほどこういう話だったのか、とおおまかな骨子部分が理解できました。 これを読んでみて、大元の原作をちゃんと読んでみたいなぁと興味がぐっとわきましたね。(読んでる最中、文章のあちこちから、ロシア文学ではよくある話の本筋が進まずに延々と心情を吐露...
カラマーゾフの兄弟未読の私としては、なるほどこういう話だったのか、とおおまかな骨子部分が理解できました。 これを読んでみて、大元の原作をちゃんと読んでみたいなぁと興味がぐっとわきましたね。(読んでる最中、文章のあちこちから、ロシア文学ではよくある話の本筋が進まずに延々と心情を吐露し続ける描写とかがきっと元々はあったんだろうなぁ…(笑)と気配だけ感じさせつつ、そこらへんがザックリ切り落とされてるので逆にちゃんと読んでみたくなっちゃうのは、ミステリー・カット版の面白いところですね。さすが編訳の人が「試食」と謳ってるだけある) あと今回この本で良かったのは、名前を跡形もなく変形させてくる愛称(ミーチャが実はドミートリーとかそういう奴…)を全部統一してくれたのが読みやすくて良かったです。
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内容紹介 多くの人が挫折する手強いあの名作が、驚くほど読みやすいミステリー小説としてよみがえる! こよなくドストエフスキーを愛する編者が、事件を核にミステリー部分を大胆に取り出して抄訳。何度挑戦しても読破できなかったという人も、これからドストエフスキーと出会いたい人も存分に堪能...
内容紹介 多くの人が挫折する手強いあの名作が、驚くほど読みやすいミステリー小説としてよみがえる! こよなくドストエフスキーを愛する編者が、事件を核にミステリー部分を大胆に取り出して抄訳。何度挑戦しても読破できなかったという人も、これからドストエフスキーと出会いたい人も存分に堪能できる、新しい『カラマーゾフの兄弟』の誕生。
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原卓也訳『カラマーゾフの兄弟』(新潮文庫)上中下 3000ページを1ヶ月近くかけて読み追えた後に、こちら、『カラマーゾフの兄弟』のミステリーとしての部分のみを取り出した「ミステリー・カット版」222ページを数時間で読了。(笑) いや、これ、『カラ兄』ファンからは怒られるかもしれま...
原卓也訳『カラマーゾフの兄弟』(新潮文庫)上中下 3000ページを1ヶ月近くかけて読み追えた後に、こちら、『カラマーゾフの兄弟』のミステリーとしての部分のみを取り出した「ミステリー・カット版」222ページを数時間で読了。(笑) いや、これ、『カラ兄』ファンからは怒られるかもしれませんが、「あり」だと思います。もちろん先にこちらを読んでから本編に挑戦という読み方もありですが、私のように本編を一度読んだけれどもどうもすっきり理解しきれていないところが残っている…という人にお勧めです。こちらから読むと、なぜこの登場人物がこういう言動をとるのか理解しきれない部分がどうしても(この紙幅では当然ながら)ありますが、本編を読んでいるのでその辺りの背景も分かります。本編で読み切れていなかった箇所について、なるほど…こういう関係だったか、と改めて理解。 で、頭が整理されたところで、また本編を読み直したくなります。(笑 作者自身があとがきで書いているように、『カラ兄』というエベレストの高尾山版。悪くない試みと思います。
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サイコー! この一冊をもって「カラマーゾフの兄弟」を読了した感を充分に味わえる。 読了満足感だけでなく、この本をキッカケとして、現在本棚の肥やしとなっている文庫本への垣根が大きく下がったと思う。 それにしても、この「カラマーゾフの兄弟」はどこまでもドストエフスキーだなぁ〜と...
サイコー! この一冊をもって「カラマーゾフの兄弟」を読了した感を充分に味わえる。 読了満足感だけでなく、この本をキッカケとして、現在本棚の肥やしとなっている文庫本への垣根が大きく下がったと思う。 それにしても、この「カラマーゾフの兄弟」はどこまでもドストエフスキーだなぁ〜と思わされる…
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◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第五十九回 あの、長い長い“カラマーゾフ”からミステリー部分だけを抜き出して作ってくれたショートカット版です。 考えてみれば日本人はこういうことが得意だったのに、全然思いつかなかったなぁ! カラマーゾフをショートにするなんて……。 でもとても面...
◆◆ ベッドでミステリー ◆◆ 第五十九回 あの、長い長い“カラマーゾフ”からミステリー部分だけを抜き出して作ってくれたショートカット版です。 考えてみれば日本人はこういうことが得意だったのに、全然思いつかなかったなぁ! カラマーゾフをショートにするなんて……。 でもとても面白いしよくできてます。 中高生はもちろん、昔カラマーゾフに挫折した大人のみなさんにもどうぞ。 2019年05月07日
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影響を受けた著書や名著として他の本にも何度か登場していたので、気になって読みました。元々の長編は3000ページ以上あるようなので、挫折しないように一冊にまとめられた訳を読んでみました。そのおかげで非常に読みやすく、読み切ることが出来ました。 ミステリーとしての謎解きだけでなく、恋...
影響を受けた著書や名著として他の本にも何度か登場していたので、気になって読みました。元々の長編は3000ページ以上あるようなので、挫折しないように一冊にまとめられた訳を読んでみました。そのおかげで非常に読みやすく、読み切ることが出来ました。 ミステリーとしての謎解きだけでなく、恋愛、嫉妬、欲望、裁判など色々な要素が絡んでいて深みを感じました。法廷の弁護のやりとりが情熱的で、最後にはどんでん返しもあり、飽きずに読み進めることが出来ました。一度ストーリーを読んだので、他の訳も読みやすくなると思うので、長編にも挑戦してみたいと思いました。
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