私がオバさんになったよ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ただの頭の良い人同士のおしゃべり。そう思って読めば、まあ面白い。ジェーン・スーさんの鋭い視点には、いつも感服していますが、本書はちょっと違う。 ただ、読んで全く無駄だったかというと、そうでもありません。対談のお相手として面白かったのは、次の点です。 ●光浦靖子さんが自分の見え方をよく研究しているところ ●田中俊之先生の「分担」に対する考え方 でもやっぱり、ただのおしゃべり記録だったかな。
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中野さんとのチャプターは2度読み直した。2人が頭が良すぎて置いてけぼり感がすごい。 この対談での話は先進的?マイノリティーのようやけど、昔からなくはないけど、いろんな人がよりわかりやすいorその時代にしっくりくる言葉で言い換えられるという脈々とした流れを勝手に見出した。それを受け...
中野さんとのチャプターは2度読み直した。2人が頭が良すぎて置いてけぼり感がすごい。 この対談での話は先進的?マイノリティーのようやけど、昔からなくはないけど、いろんな人がよりわかりやすいorその時代にしっくりくる言葉で言い換えられるという脈々とした流れを勝手に見出した。それを受け継いでいる?ジェーンスーさんと対談者の皆さん、特に光浦さんは恐ろしくすごい(ほんま安易な表現で自分で情けない)人やなと。
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こういうのが読みたかったんだ、と読みながら一人で興奮していた。 でも正確に言うなら、実際の対談をその場で聞きたかった。 特に、光浦靖子さん、中野信子さんとの対談は、文章に起こされてもそのスピード感は想像つくけど、それを耳と目で味わえたら、もっとワクワク出来ると思う。 田中俊之さん...
こういうのが読みたかったんだ、と読みながら一人で興奮していた。 でも正確に言うなら、実際の対談をその場で聞きたかった。 特に、光浦靖子さん、中野信子さんとの対談は、文章に起こされてもそのスピード感は想像つくけど、それを耳と目で味わえたら、もっとワクワク出来ると思う。 田中俊之さんや能町みね子さんの回は、立場が変われば感じ方や考え方も、行動も変わるんだ、と自分自身の経験でも感じていた所だったので、やっぱり、と納得。 第二段も期待してます!
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きっかけは中野先生との対談が読みたくて手に取ったのだが、全編とても面白い!これをベースに自分自身が新しい考え方を手に入れられるような1冊だった。 多様性とか、フェミニズムとか、男性の生きづらさとか、結婚、子どもを産んでいないことについて、とか。海野つなみ先生の逃げ恥は全然知らなか...
きっかけは中野先生との対談が読みたくて手に取ったのだが、全編とても面白い!これをベースに自分自身が新しい考え方を手に入れられるような1冊だった。 多様性とか、フェミニズムとか、男性の生きづらさとか、結婚、子どもを産んでいないことについて、とか。海野つなみ先生の逃げ恥は全然知らなかったのでものすごく興味出ました。 20~50代のすべての女子に読んで欲しい1冊。こういう本を定期的に読んでいないと私はいつまでもアップデートされないまま勝手に思い込んだ呪いを背負ったオバさんになっちゃいそう、と思った。
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「おばさん楽だよ、楽しいよ」っていろんな所でほんとによく目にするし、自分も実感として解りはじめてきている。いろんなこだわりが、いい意味で年々薄れてきている。 この本を読んでいても感じたが、過去の無知や過ちを内省する態度を身につけて修正したり、正しいと信じていたことを手放せたり、そ...
「おばさん楽だよ、楽しいよ」っていろんな所でほんとによく目にするし、自分も実感として解りはじめてきている。いろんなこだわりが、いい意味で年々薄れてきている。 この本を読んでいても感じたが、過去の無知や過ちを内省する態度を身につけて修正したり、正しいと信じていたことを手放せたり、そういうことができるようになってくるのが40前くらいなのかなと個人的には思う。他者との関わりかたも柔軟になってきて、だから楽になるのかなと。 パーソナリティー障害などもそのぐらいの年齢になるとだんだん和らいで、生きづらさも寛解していくと以前読んだことがある。 40代から先は、だからわたしの希望だ。どんどんおばさんを深めて、自由になりたい。 少し先を行く人たちがこのように軽やかそうにしていると勇気がわく。松明みたいな本だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー "マナーとかトラブルになるからじゃなく、自分が人を断罪する時に基準となるものと全く違う基準で生きてる人たちがいるから。まず相手の気持ちになるという、人としての大前提が私には欠けていたと思う。" "論破の先には何もない。40過ぎてからですよ、そういうことがわかったの。なあなあにしておいた方がいいことがあるなと。"(p.191) "久保さんは能町さんの著作物を読んで、「この人は絶対、自分が気落ちしたり自分自身をくさしたりした時に『そんなことないよ』って言わない人だと思った」と。私はそういう時に絶対「そんなことないよ」って言う人なんですよ。" "今はだいぶ大人の所作を覚えましたけど、昔は第一声「そんなことないよ」って、相手の気持ちを喉元に押し戻すようなことを言う人で。"(p.246)
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スーさんの本は毎回読後なんともいえない安心感が味わえる。 これから生き続けていく上での勇気がもらえる。 色々な方との対談ということもあって スーさんのプライベート部分や考え方がより身近に受け取れた気がします。
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仲間意識と排外主義はセット、とか、将来のビジョンとか夢なんかない、とか、人間の想像力なんてそれぞれの経験をベースにした演繹と帰納の繰り返しでしかないというのが2回くらい出てくる、とか、おお〜!と。 どれもおもしろかったが、最後の能町さんとの対談がよかった。 以下引用(p.26...
仲間意識と排外主義はセット、とか、将来のビジョンとか夢なんかない、とか、人間の想像力なんてそれぞれの経験をベースにした演繹と帰納の繰り返しでしかないというのが2回くらい出てくる、とか、おお〜!と。 どれもおもしろかったが、最後の能町さんとの対談がよかった。 以下引用(p.268)・・・ ジェーン 稼ぎ担当の女は意外と孤独です。男の人たちは数が多いから共有されている感じがあるけど。私はリーダーになる気も、先陣を切る気もないので情報が集まってこない。 能町 リーダーにはなりたくないですね。 ジェーン 誰かについていきたいわけではないけど、代表者になるのはもっといや。だから共有できる人がなかなか見つからないのは同然だとは思いますけど。 能町 まあ、しょうがないのかな、と。 ジェーン そうですね。しょうがないと思いつつ、また報告会やれたら嬉しいです。 ・・・ 私も報告会に混ざりたい。
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『私がオバさんになったよ』と言われると少しだけ心がざわつく人に届いてほしい。そのざわつきは、読後いくばくか解消されているはずだ。(まえがきより引用) 井戸端会議を覗き見しているような気分になれる本。 人生折り返したら、ボーナスタイムなんじゃないかと思えてきます。 NDC 36...
『私がオバさんになったよ』と言われると少しだけ心がざわつく人に届いてほしい。そのざわつきは、読後いくばくか解消されているはずだ。(まえがきより引用) 井戸端会議を覗き見しているような気分になれる本。 人生折り返したら、ボーナスタイムなんじゃないかと思えてきます。 NDC 367.2
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図書館で借りて。 最初の3人がすごく印象に残った。読んだ時のコンディションかな。 感想・印象を書き留める 光浦靖子:30代、40代のメンタルと体力、決断を減らすために毎日同じ昼食を摂る、お笑いと女芸人。 山内マリコ:あのこは貴族的な東京の話、女の敵は女ではない、マドンナの生...
図書館で借りて。 最初の3人がすごく印象に残った。読んだ時のコンディションかな。 感想・印象を書き留める 光浦靖子:30代、40代のメンタルと体力、決断を減らすために毎日同じ昼食を摂る、お笑いと女芸人。 山内マリコ:あのこは貴族的な東京の話、女の敵は女ではない、マドンナの生き方 中野信子: 報酬予測、鷲田清一さんの本(難しいものを繰り返し読む)、意識とは、化城、自分で考えないといけない時代、正しくなくても分かりやすいことを言う政治家が怖い。 田中俊之:逃げ恥 海野つなみ:逃げ恥読んでみたい 宇多丸:2人とも成功していて眩しい大学時代、羨ましい 酒井順子:高校生の時にオリーブに連載していた、とは知らなかった。負け犬の遠吠えでしか知らなかったけど活動の全貌が気になる。 能町みね子: 作品読んでみたい
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もうちょっとみんな ゆる〜く話し合えたらいいのにな 白か黒かだけじゃなくてグレーなことだってあるかもだしさ フェミニズムに関しては特に
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