異能の男 ジャニー喜多川 の商品レビュー
2025年2月11日読了。ジャニー喜多川氏に長年取材した記者が、「楽園」と呼ぶべきその独特なエコシステムと、その構築までの辛酸・成果と今後をまとめた本。米国育ち・過保護な姉など特殊な環境で育ったジャニー氏が過剰な思い入れMAXで、自ら見込んだ「愛する」少年たちと、供給側のメディア...
2025年2月11日読了。ジャニー喜多川氏に長年取材した記者が、「楽園」と呼ぶべきその独特なエコシステムと、その構築までの辛酸・成果と今後をまとめた本。米国育ち・過保護な姉など特殊な環境で育ったジャニー氏が過剰な思い入れMAXで、自ら見込んだ「愛する」少年たちと、供給側のメディア、消費者・ファンの「欲望」をコントロールしていく構図の一端を理解できる。性的被害・搾取については著者は明らかに認識しているのだろうけど、実際に行われた暴露記事・訴訟などをもとにほのめかす程度なのは物足りないが、目の前で性被害が行われているのを見ない限り断言するのは困難なセンシティブな事柄であることは確かだよなあ…とも思う。異能の人が活躍し、周囲もそれを飲み込んで相互利益を得るという、というシステムの何がよくて何が悪いかは時代で変わっていくものなのかもしれない。
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ジャニーは挫折も多いが、時代の流れを読んでチャンスを待った。また、少年達のデビューに力を入れたが、デビュー後は放任主義で自分達でセルフプロデュースさせる。多くのスターを輩出する背景を筆者の視点で知れる。
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先日鬼籍に入られたジャニー喜多川の評伝。 著者は女性誌の記者時代にジャニーと交流があったとのことで、単なる憶測ではなく、間接的ではあるものの、ジャニー本人の考えがうかがい知れるところが本書の売りだと感じた。 ただ、一時期大騒動となったセクハラ問題についてはあまり深く掘り下げていな...
先日鬼籍に入られたジャニー喜多川の評伝。 著者は女性誌の記者時代にジャニーと交流があったとのことで、単なる憶測ではなく、間接的ではあるものの、ジャニー本人の考えがうかがい知れるところが本書の売りだと感じた。 ただ、一時期大騒動となったセクハラ問題についてはあまり深く掘り下げていないので、光と影の華々しい光部分が中心で、影の部分への言及が少ないのは残念。 影の部分に関わるジャニーの感性が、今の一大ジャニーズ帝国を築き上げたと巷間言われていることから、ジャニーと交流のあった著者ならではの、深い掘り下げがあって欲しかった。 もっとも、本書はジャニー生前に出版されたものなので、さすがにそっち方面は書きたくても書けなかったのかも知れないが・・・。
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