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もの書く人のかたわらには、いつも猫がいた の商品レビュー

3.9

18件のお客様レビュー

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2024/04/09

NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」見損ねてるからみたいな。 個人的には、保坂和志さんの猫本読みたくなった。

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2024/03/28

6人の作家さん毎に色が異なる厚手の紙の本。 写真はもちろんカラー。 角田光代さん 「トト」は2冊フォトエッセイを読んだので知ってる。 「トトが来る前は自分中心で、辛いことがあると全身で向かい合っていたのでしんどかった。」が、 「トトが来てからは、とりあえずトトにご飯をあげなきゃ...

6人の作家さん毎に色が異なる厚手の紙の本。 写真はもちろんカラー。 角田光代さん 「トト」は2冊フォトエッセイを読んだので知ってる。 「トトが来る前は自分中心で、辛いことがあると全身で向かい合っていたのでしんどかった。」が、 「トトが来てからは、とりあえずトトにご飯をあげなきゃ、といった気持ちの逃し方ができた。」そうだ。 角田さんは犬が好きで、「トト」は犬の要素を持っていると言っていたのを思い出した。 他の猫よりも人懐っこいのかな。 村山由佳さん 猫が大好きなんですね。 「もみじ」に対する想いは尋常ではなく、エッセイを何冊も出しているみたい。 「もみじ」の生まれる瞬間にも立ち会ってるし、亡くなる時まで17年も一緒にいたら、そりゃ愛情だらけになりますね。 「犬は子供で猫は対等な大人。」と言ってたが、子供は従順で大人は自分勝手ということか? 逆に犬は大人で猫は子供とも言えそうだな。 柚月裕子さん 「呼んでも来ないし、抱きしめても、するりと腕から抜け出す。」 「でも気がつくとそばにいて、いつも同じ瞳でみつめてくれる。」 猫との接し方は、養老孟司さんと似てるかな。 養老孟司さん 子供の時からずっと家に猫がいるようだ。 あまりかまわないで好きなようにさせている。 寄って来るのは餌が欲しくなった時。 人に手間をかけさせるのがペットの仕事。 猫は生きることのモノサシ。必要な物を手に入れたら、あとは寝ている。 毎日お互いに生きてますな、と顔を合わせてお終い。それでいい。 皆さん、猫に見られている感があって、自分以外で自分のことをよく知っている存在と捉えている。 猫はいつでも自分のことを気にしてくれているありがたい存在なんですね。

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2024/02/18

とてもとても良かった、今まで読んだ猫にまつわる本の中で1番良かった。最後の養老孟司のパートの1番最後の節が本当に好き。

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2023/02/14

NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」を書籍化した作品。 角田 光代・吉田 修一・村山 由佳 ・柚月 裕子・保坂 和志・養老 孟司 6人の作家さんの愛猫の写真、エッセイ、小説が綴られている。 オールカラーなので写真だけでも十分見応えあり。 あくびをしている顔、ドアの隙間...

NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も。」を書籍化した作品。 角田 光代・吉田 修一・村山 由佳 ・柚月 裕子・保坂 和志・養老 孟司 6人の作家さんの愛猫の写真、エッセイ、小説が綴られている。 オールカラーなので写真だけでも十分見応えあり。 あくびをしている顔、ドアの隙間から様子を窺う顔、背中に文房具を置かれてもへっちゃらな様子、人間のように見えるへんてこな格好、どれもほのぼのとしていてクスっと笑える。 お気に入りは148ページ下段の養老さんのまるの写真。 猫愛に溢れた1冊で読み終わると、きっと猫が飼いたくなる。

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2022/10/17

猫好きさん、集まれ〜 って本! 猫との付き合い方はそれぞれ違っていても 溢れるほどの愛は皆んな同じ。 猫って、 そこにいるだけでいいんだよ。 くっつき過ぎず、離れ過ぎずの距離もたまらない。 そう思っている自分は 柚月裕子氏に一番共感する。 と、言うことは、、 自分は「二割の...

猫好きさん、集まれ〜 って本! 猫との付き合い方はそれぞれ違っていても 溢れるほどの愛は皆んな同じ。 猫って、 そこにいるだけでいいんだよ。 くっつき過ぎず、離れ過ぎずの距離もたまらない。 そう思っている自分は 柚月裕子氏に一番共感する。 と、言うことは、、 自分は「二割の人」かな… もっと、彼女の本を読んでみたいと思う。

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2022/09/12

もの書く人のかたわらには、いつも猫がいたを読みました。 NHKのネコメンタリーという番組のスピンアウト本で、6人の作家と飼っている愛猫たちについてのインタビューと猫を題材とした短編が収録されています。 また、それぞれの飼い猫の写真が満載でした。 私も家で猫を飼っているので共感...

もの書く人のかたわらには、いつも猫がいたを読みました。 NHKのネコメンタリーという番組のスピンアウト本で、6人の作家と飼っている愛猫たちについてのインタビューと猫を題材とした短編が収録されています。 また、それぞれの飼い猫の写真が満載でした。 私も家で猫を飼っているので共感する部分もあり面白く読みました。

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2022/05/24

 NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も」を単行本化したもの。先日、SF作家の神林長平さんとビタニャ編を見て、読んでみることにした。  猫好きの「物書きさん」6名が猫との暮らしを語っている。村山由佳さんともみじ、養老孟司さんとまるなどは、本も出ているし有名だな。自分も猫と暮らし...

 NHKの「ネコメンタリー 猫も、杓子も」を単行本化したもの。先日、SF作家の神林長平さんとビタニャ編を見て、読んでみることにした。  猫好きの「物書きさん」6名が猫との暮らしを語っている。村山由佳さんともみじ、養老孟司さんとまるなどは、本も出ているし有名だな。自分も猫と暮らしているので、うんうんと頷くことしきりでした。  あと登場した6名の皆さんの短編やエッセイが載っています。

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2022/04/28

テレビ番組の書籍化。トトとまるは観たけど他の猫は見逃したからありがたい。猫に対する思いもみんなそれぞれ違ってて、でも愛しているのは同じ。どうしてもトトの回の「任務18年」で泣ける。違う衣を借りてでいいから、何度でも戻ってきて。ニンゲンの願いはそれだけよ。世界中のニンゲンが、みんな...

テレビ番組の書籍化。トトとまるは観たけど他の猫は見逃したからありがたい。猫に対する思いもみんなそれぞれ違ってて、でも愛しているのは同じ。どうしてもトトの回の「任務18年」で泣ける。違う衣を借りてでいいから、何度でも戻ってきて。ニンゲンの願いはそれだけよ。世界中のニンゲンが、みんな睡眠誘発剤を吸えばいいのに。柔らかい温かい毛のカタマリがそばにいてくれる幸せを知ればいいのに。

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2022/02/11

よそのお宅の猫を覗かしてもらえる番組 「NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。」の本です。 夫が養老先生のお宅に行くと まるが居て 邪魔だったよ。とチロじゃなかったの? と聞くと、ウーン?ドスンと座ってたけど? それに、わざと邪魔な所に居るんだよ。 またいで、通ってたんだよ。と ...

よそのお宅の猫を覗かしてもらえる番組 「NHKネコメンタリー 猫も、杓子も。」の本です。 夫が養老先生のお宅に行くと まるが居て 邪魔だったよ。とチロじゃなかったの? と聞くと、ウーン?ドスンと座ってたけど? それに、わざと邪魔な所に居るんだよ。 またいで、通ってたんだよ。と 嫌われていたのかしら? 自分の思い出になってしまった猫たちを重ねて見てしまいます。 猫の下僕となった人間も、そうなのよねー。 と共感してしまいます。 テレビで、いくちゃんとたまちゃん・カグラちゃん・大ちゃんと見てその下僕化した作家さん達を見てうふふと癒されてます。 この本が、何冊も続くと嬉しいんだけど。

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2021/12/04

心がほっこりするエッセイ集。 作家と猫の関係性をいろんな所から掘り下げた作品。 猫は犬と違い、自由気ままな性格が多い。それが作家の心の癒しになるのだ。 また、原稿で行き詰まった時に猫を愛でてパワーチャージする。そんなところも形はどうであれみんな同じなんだと思った。

Posted byブクログ