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座席ナンバー7Aの恐怖 の商品レビュー

3.4

21件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    6

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/07/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読友さんの感想で興味を持つ。設定が凄かった。「娘の命と引き換えにお前(精神科医のクリューガー)が乗っている飛行機を墜落させろ!」と携帯電話で伝えられる。娘は破水しタクシーに乗る犯人により誘拐されていた。クリューガーは元恋人(フェリ)に犯人捜しを懇願。もうお腹いっぱいの設定。娘はHIV感染者であり、フェリは数時間後に結婚式だし、機内にクリューガーの元患者のカーヤがチーフパーサー。話はジェットコースター的に進み、死者も多数。ドキドキ感と疲労感でスピードが出ない。ラストは壮絶!凄 ~く、ミステリーを楽しめた。⑤

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2024/03/07

「乗客ナンバー23の消失」が面白かったので拝読。 都合良すぎじゃない?と思うところもあったけど、展開が面白くて一気読みさせられました。場面も次々に変わるので、まるで映画を見ているかのよう。 ラストシーンがいちばんの驚き!

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2024/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

若干ハンニバルの雰囲気を感じて、面白かったです。 フランツとかカーヤは他の人を傷つけるような行動をしていた。 精神障害?を持っている人は周りの人から見たらよくわからない思考で危険であると思うかもしれないけど、本人からしたら過去があって原因ありきの行動や思考なんだなって思った。

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2023/11/10

何だかな〜〜 もちろん騙されたんだけど スッキリしない 最悪の結末でもないのに 良かったとも思えない

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2023/10/05

二つの事件が同時に進行する。導入部としてはもたつきもなく、素早いテンポで進むので「次は? 次は?」と頁をめくる手が止まらない。だが、終盤にかけて発揮される力技は肩透かし。技巧に走るのは良いがもう少しスピードを落としても良かったのでは。

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2021/08/07

フィツェックの作品は、どれもカテゴリがサスペンス、しかも二転三転すると分かっているので、安心して楽しめる。 本作も、掴みから良く出来ているだけでなく、後半の少しずつ話の全貌を見せながら話の方向性が変わって行く展開は見事だし、ラストも良く練れている。 ただし、登場人物が多い分、...

フィツェックの作品は、どれもカテゴリがサスペンス、しかも二転三転すると分かっているので、安心して楽しめる。 本作も、掴みから良く出来ているだけでなく、後半の少しずつ話の全貌を見せながら話の方向性が変わって行く展開は見事だし、ラストも良く練れている。 ただし、登場人物が多い分、こんなにうまく話が展開する?(ご都合主義?)と言えないことも無いが、よどみのないストーリー展開なのでラストまで楽しめた。 ただ不思議なのは、どの作品もとても視覚的なのに映画化されていない事。 今作だって立派に映画化出来るだろうに。

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2021/03/05

読み終わった感想としては面白かった。 でも…主人公が極限状態の精神状況としては正しいかもしれないが自分勝手ですごくイライラした。 全く感情移入できない。 そのせいか読むのに時間がかかってしまった。 事件の謎は意外で驚きを与えるけどもかなりむりくりな感じがしてちょっとリアリティーが...

読み終わった感想としては面白かった。 でも…主人公が極限状態の精神状況としては正しいかもしれないが自分勝手ですごくイライラした。 全く感情移入できない。 そのせいか読むのに時間がかかってしまった。 事件の謎は意外で驚きを与えるけどもかなりむりくりな感じがしてちょっとリアリティーがなさすぎる。

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2020/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前回の船に続いて今回は飛行機内の閉鎖空間でのミステリー。飛行機内と地上の様子が交互に描写されるが、どちらも今一つ緊迫感にかける印象。 犯人がそれだとつじつまが合わないところが多々ある気がするし。 終わり方も含めちょっと残念。

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2020/03/24

ブエノスアイレスからベルリンへの旅客機に乗ったクリューガーは機上で「娘を救いたければ飛行機を墜落させろ」という脅迫電話を受けた。一方、娘のネルはベルリンで出産直前に拉致監禁される。クリューガーは元恋人に連絡して娘の行方を捜してもらいつつ、機上で事件の謎に迫ってゆくが‥ 三者の視点...

ブエノスアイレスからベルリンへの旅客機に乗ったクリューガーは機上で「娘を救いたければ飛行機を墜落させろ」という脅迫電話を受けた。一方、娘のネルはベルリンで出産直前に拉致監禁される。クリューガーは元恋人に連絡して娘の行方を捜してもらいつつ、機上で事件の謎に迫ってゆくが‥ 三者の視点で交互に描きながらサスペンスを演出する手腕はさすがだと思う。 しかし主人公がけっこうダメ男なので同情できないことと、誘拐されたネルが凄まじい陣痛に苦しみながら苦境を打開しようとする様子があまりにも辛くて、最初はなかなか読み進められなかった。後半は一気読み。 読み終わってからプロローグを読み返すと感慨深い。

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2019/12/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじ  精神科医クリューガーは娘の出産のため、ドイツ行きの飛行機に乗っている。彼は飛行機恐怖症で、席をいくつも予約している。突然、電話がかかってきて、娘を誘拐したという。助けるためには、飛行機を墜落させなければならない。チーフパーサーのカーヤは元患者で、かつては周りも自分も殺したい願望があった。それをもう一度起こさせろという。クリューガーはドイツにいる友人で女医のフェリに解決を頼む。  一気読み。おもしろかったー。この作者は前作「乗客ナンバー23」から雰囲気が変わって、読みやすくなった。今回は船より狭い飛行機で、娘も陣痛が始まっているし、全体的にスピード感が増していた。心配していた内容の過激さもそんなにひどくはなかった。

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