オリジン(上) の商品レビュー
また例によって読んだことを忘れて借りてしまいました。でも例によって読んだことは思い出せても結末を思い出せず、二度楽しめるから良いとします。 ラングトン教授シリーズ。何作目に当たるのか記憶が定かではないですが、ダヴィンチコードや天使と悪魔よりも後の話です。上巻だけの感想なのと二度...
また例によって読んだことを忘れて借りてしまいました。でも例によって読んだことは思い出せても結末を思い出せず、二度楽しめるから良いとします。 ラングトン教授シリーズ。何作目に当たるのか記憶が定かではないですが、ダヴィンチコードや天使と悪魔よりも後の話です。上巻だけの感想なのと二度目のくせに全体の筋を忘れてるので何とも言えませんが、ここまではイントロダクションといったところ。登場人物が出揃って各々の立ち位置が明確になった感じ。ラングトン教授の友人のカーシュが人類の起源に関する重大発見をし、それを発表しようとした矢先に殺されてしまい、発表内容を世に出そうとラングトン教授とアンブラという本作のマドンナ役の女性と共に謎を解明しようとする…というところで上巻終了。ここまで広げてしまった風呂敷を下巻でどうまとめるのか謎(既読のはずですが…)ですが、登場人物がやや多いのと似た名前の人がいて誰がどっちの立場の人だっけ?と最初は躓き気味でしたが流石の面白さで途中からスルスルと読み進められました。この調子で下巻も読み進めます。 あまり宗教にこだわりの無い日本人だからか、この発表の重大性、危険性が今ひとつピンと来ないのですかキリスト教などの人たちは進化論と天地創造をどう頭の中で棲み分けさせているのか。実際に聞いてみたいです。
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事実 この小説に登場する芸術作品、建築物、場所、科学、宗教団体は、すべて現実のものである。 と書かれていたので、絵画や建物の写真をスマホで探し、脳内でトム・ハンクス再現映像を創りながら読んでいるところ。上巻を終えたが、宗教を覆すような科学の発見がなんなのかまだ全く出てこない!気になる!早く続きを読まねば。 六本木ヒルズで見たことのある蜘蛛がママンという芸術作品だったということを知り、なんだか嬉しくなる。自分の経験や知識が繋がったり深まったりするのは快感。日本人の霧の彫刻もあるというグッゲンハイム美術館にいつか行ってみたい
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ラングドンシリーズ。 ハーバード大学で教授を務める宗教象徴学者ラングドンは、元教え子の科学者で無神論者のエドモンド・カーシュのプレゼンに招待され、スペイン・グッゲンハイム美術館を訪れていた。カーシュは人類最大の謎である「人類の起源と運命」について解き明かす映像を発表するという。し...
ラングドンシリーズ。 ハーバード大学で教授を務める宗教象徴学者ラングドンは、元教え子の科学者で無神論者のエドモンド・カーシュのプレゼンに招待され、スペイン・グッゲンハイム美術館を訪れていた。カーシュは人類最大の謎である「人類の起源と運命」について解き明かす映像を発表するという。しかし、発表直前にカーシュは額を撃ち抜かれて絶命した。実行犯は元スペイン海軍の退役提督アビラ。グッゲンハイム美術館館長でスペイン王太子の婚約者でもあるアンブラは、王太子の秘書と名乗る人物から、アビラの入館を許可するように伝言を受けていた。王太子がカーシュ殺害に関わっている可能性があり、ラングドンとアンブラは、カーシュの残した人工知能ウィンストンの力を借りて謎に迫る。 上巻の時点で面白い。「われわれはどこから来て、どこへ行くのか」。人間の脳にとってはどんなあり得ないような答えでも、無いよりかはマシで、これを納得させるための超自然的なものとして神を作り出した。しかし、カーシュが言っていたように、その神が、その答えが宗教によって違う。更には一つの唯一を信じるキリスト教やユダヤ教、イスラム教などの宗教では、他の価値観や神を教義上認められないために、文化圏での争いが起き、それが戦争へと繋がって行く。誰よりも平和を、秩序を求めているにも関わらず、これを追い求めると「混沌」に成り果てる。こういうのを見ると、日本の「八百万の神」の考え方は宗教上の平和に最も近いのではなかろうか?
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お久しぶりですラングドン教授。思わず一気読み。 ヒュー・グラントとかエルサとか相変わらず楽しませてくれる。
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*オリジン 上 ・ 中 ・ 下:ダン・ブラウン(著) 詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1976.html 友人に勧められて読んでみます。 『ダ・ヴィンチ・コー...
*オリジン 上 ・ 中 ・ 下:ダン・ブラウン(著) 詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1976.html 友人に勧められて読んでみます。 『ダ・ヴィンチ・コードを超える一気読み本! 』 だそうです。 そのまますぐに、映画にできそうな詳細な描写、情景がありありと目に浮かびます。
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相変わらず面白い。 ウィンストンというAIが出てくるが、IBMのワトソンと関連あるのかと思ったらウィンストン・チャーチルが由来でした。 主人公と毎回変わる相手役が『007』のジェームス・ボンドとボンド・ガールみたいでちょっとマンネリを感じてしまいましたが、内容としては全然マンネリじゃなくて上中下巻をほぼ一気に読んでしまいました。 『我々はどこから来てどこに行くのか』という問いに対する回答を見つけた、というコンピューター科学者であり未来学者であるエドモンド・カーシュがその回答を全世界に向けて発表するために用意した会場で殺害される。 会場に招待されていたラングドンはカーシュの協力者の美術館館長であり未来のスペイン王妃のアンブラ・ダビルと共にカーシュの思いを継いで発表内容が保存されたサーバーとデータを参照するためのパスワードを探すために会場を抜け出す。 事前に内容を知らされていた宗教指導者がカーシュの発表が神の否定に繋がるとして口を封じたのか? 敬虔なカトリックであり、その宗教指導者と強い繋がりのあるスペイン王家の関わりは?
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ダンブラウンの長編。ラングドン教授シリーズ。 いつにも増して世界史的、宗教的、美術的側面が作中に散りばめられているが、その事にストレスを感じない程、不穏な雰囲気を纏って物語が進行していく。 天才が発見した世界を覆す様な真実。宗教家達の衝撃と喪失感。序盤から目が離せないスピード...
ダンブラウンの長編。ラングドン教授シリーズ。 いつにも増して世界史的、宗教的、美術的側面が作中に散りばめられているが、その事にストレスを感じない程、不穏な雰囲気を纏って物語が進行していく。 天才が発見した世界を覆す様な真実。宗教家達の衝撃と喪失感。序盤から目が離せないスピード感。 探偵には相棒がいる事が多く、ワトソン然り、ヘイスティングス然り名探偵が持っている鋭さは持っていないが、人間的な魅力、愛嬌がある人柄が探偵の相方として相応しい様に描かれるが、今回ラングドンを導くのは、AI(人口知能)であるウィンストンであり、全てにおいて最高のバディだと感心してしまった。 物語の導入から序盤の構成になるが、世界観が見事であり、上記した様にAIの介入がミステリーの枠を更に広げていく様なイメージをもった。 今後、AIの進歩により、本当に生きているかの様にコミュニケーションを取れる人工知能が誕生するのももうすぐかも知れない。
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audibleにて。 意外と登場人物少なく、例によって壮大な伏線の気配なんだけど、結構聞きやすく、話が入ってきた。 最近のテックなものも随所に登場しつつ、結構引きが良い感じだったので、下巻に期待したい。
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ダンブラウンの小説は宗教と科学の対立と共存模索が主なテーマ。 どちらも完全否定は出来ないというのが天使と悪魔を読んだ感想だが、オリジンは宗教側が科学に歩み寄ったという感想。 オリジンではAIが出て来る。 かなり高度なAIで、近い未来には出現しているかもしれないとワクワクがとまらな...
ダンブラウンの小説は宗教と科学の対立と共存模索が主なテーマ。 どちらも完全否定は出来ないというのが天使と悪魔を読んだ感想だが、オリジンは宗教側が科学に歩み寄ったという感想。 オリジンではAIが出て来る。 かなり高度なAIで、近い未来には出現しているかもしれないとワクワクがとまらなかった。 ここで書かれたAIは感情表現は学習したが実際には感情を持っていない。 全てはプログラム実行の為の合理的な判断で、そこに倫理観は無い。 たまたま読了翌日に見たニュース。 https://www.newsweekjapan.jp/stories/technology/2022/09/googleai.php これが事実なら小説よりも先を行っている。
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舞台はスペインで、テクノロジーはAI。 根源的なテーマの「我々はどこからきてどこにいくのか?」の答えを巡る話。 エキサイティングな展開は定番の安心感。ラングドンはいつも大事件に巻き込まれる。
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