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菜の花工房の書籍修復家 大切な本と想い出、修復します の商品レビュー

3.1

15件のお客様レビュー

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2023/08/30

書籍修復家というお仕事。メジャーじゃない分、どうやってなるのかとかなってからも不安というのは分かります。 でも主人公のようにあんな出会い方したら憧れちゃうでしょうね!手先が不器用すぎる私は無理ですが笑

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2023/07/07

書籍修復家を目指す菜月が弟子入りを目指し奮闘する話。書籍修復家、という方々がいることも知らなかったので、書籍修復ってそうするのか、と純粋に勉強になった。近場の図書館で修復体験とかしてたら行ってみたくなる。本好きとしての好奇心が湧いた。話自体はうーん、という所もあったけど、書籍修復...

書籍修復家を目指す菜月が弟子入りを目指し奮闘する話。書籍修復家、という方々がいることも知らなかったので、書籍修復ってそうするのか、と純粋に勉強になった。近場の図書館で修復体験とかしてたら行ってみたくなる。本好きとしての好奇心が湧いた。話自体はうーん、という所もあったけど、書籍修復家という存在が知れたのは良かった。

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2023/02/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ちゃんとあらすじに「お仕事青春ストーリー」って書いてあるのに、勝手にミステリー要素を期待してしまってた。ごめんなさい。 年相応に幼い菜月が、その情熱で気難しい俊彦とやっていけてるのがすごい。立派。

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2022/02/16

活字で読む意義が見いだせない。 文体・情景描写、共に最低限。感情描写はなかなかに良かったし、浅慮な若者も意固地な先達もよく書けていた。 でもストーリーが薄い。児童書と言われれば分かるがそうでも無い。得るものや読後に残る感情も無い。根腐れ切った社会人が読んでも楽しくない。 読み終...

活字で読む意義が見いだせない。 文体・情景描写、共に最低限。感情描写はなかなかに良かったし、浅慮な若者も意固地な先達もよく書けていた。 でもストーリーが薄い。児童書と言われれば分かるがそうでも無い。得るものや読後に残る感情も無い。根腐れ切った社会人が読んでも楽しくない。 読み終わってがっかりした。興の乗るテーマだけで買うのはもう控えよう。

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2021/11/28

書籍修復について詳しく書かれていて面白かった。子どもの頃『バーバリブほんをつくる』という絵本がうちにあって好きだったのを思い出した。 この『菜の花工房〜』は和装本についても書かれていたのが新鮮だった。(日本人だからって和装本が一般的に読まれているわけではないし、むしろ知らないので...

書籍修復について詳しく書かれていて面白かった。子どもの頃『バーバリブほんをつくる』という絵本がうちにあって好きだったのを思い出した。 この『菜の花工房〜』は和装本についても書かれていたのが新鮮だった。(日本人だからって和装本が一般的に読まれているわけではないし、むしろ知らないので) 中高生の頃に読みたかったな。もしかしたら進路が変わっていたかもしれない、なんて思ってしまう。

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2020/09/13

高校三年生で、憧れの書籍修復家への弟子入りを目指して奮闘する三峰菜月の成長物語。 子どものころ、お気に入りの絵本を直してもらったことが縁で、修復家を目指す。 このあたりの因縁譚は、なにか高校当たりの文芸部の作品を読んでいる感じがして、正直心配になった。 けれども、本編に入ると...

高校三年生で、憧れの書籍修復家への弟子入りを目指して奮闘する三峰菜月の成長物語。 子どものころ、お気に入りの絵本を直してもらったことが縁で、修復家を目指す。 このあたりの因縁譚は、なにか高校当たりの文芸部の作品を読んでいる感じがして、正直心配になった。 けれども、本編に入ると、和本の修復に場面も多く、専門的な記述もあって、読んで満足感が得られる。 まっすぐな菜月が、まぶしすぎる…が、それはまた、別の話。 作業には段取りと準備作業が大切。 これは古書修復だけでなく、あらゆる仕事に通じそうな気がした。 最近、Eテレで放映されている『ソーイングビー』という番組がある。 イギリス一番の裁縫名人を選ぶコンテスト番組。 それを見ていても、うまい人はやはりそうなんだよね。 著者は愛知県内の大学図書館の司書だそうだ。 一芸のある司書さん、会ってみたいな。

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2020/09/09

 確かに、自分はいつも周りに助けてもらっていた。守ってもらっていた。  でも、決してそれだけではなかったはずだ。いつだって、何かを掴もうと必死にあがいていた。自分なりに、必死に前を歩く人たちに追い縋ろうとしていた。  いつだって、もっともっと前へ進みたいと思っていた。 (P.28...

 確かに、自分はいつも周りに助けてもらっていた。守ってもらっていた。  でも、決してそれだけではなかったはずだ。いつだって、何かを掴もうと必死にあがいていた。自分なりに、必死に前を歩く人たちに追い縋ろうとしていた。  いつだって、もっともっと前へ進みたいと思っていた。 (P.282)

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2020/07/26

仕事内容は興味深くて勉強になりました。ただ小説としては人物像が浅いなという印象。心情や物言い、行動になんとなくまとまりがない気がしました。

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2020/03/31

書籍修復家。馴染みのないけど、大切な本を直すという素敵な仕事。生活できるのか。と家族に反対されても、やりたいと思える仕事に出会えた菜月は幸せなのかも。もちろん、続けるのは簡単なことではないけれど。 本が好き。本を直すのが楽しい。という菜月や先生の思いが伝わってきて、2人の仕事をも...

書籍修復家。馴染みのないけど、大切な本を直すという素敵な仕事。生活できるのか。と家族に反対されても、やりたいと思える仕事に出会えた菜月は幸せなのかも。もちろん、続けるのは簡単なことではないけれど。 本が好き。本を直すのが楽しい。という菜月や先生の思いが伝わってきて、2人の仕事をもっと見ていたくなった。

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2019/11/08

まぁまぁ面白かったんだけどね。色んな修理の知識とかも勉強になったし。ただ、いまいち彼女が書籍修復家になるきっかけと実際の行動が結びついてない気がするんだよなぁ。児童書を直すのと古文書を直すのでは全く意味が違うような気がするんだけどねぇ。古文書は歴史的価値の方が重いと思うから、図書...

まぁまぁ面白かったんだけどね。色んな修理の知識とかも勉強になったし。ただ、いまいち彼女が書籍修復家になるきっかけと実際の行動が結びついてない気がするんだよなぁ。児童書を直すのと古文書を直すのでは全く意味が違うような気がするんだけどねぇ。古文書は歴史的価値の方が重いと思うから、図書館の本を修理するとかは全然意味が違う気がするのよね。

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