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生活者の平成30年史 の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2022/01/07

テレビの話題を講義ですると、最近の若者、テレビ見てないですよ、と学生に教えられたことあります。こういうことやね。夫婦は連立政権かぁ。自分がちょっと前の価値観もってることがわかった。

Posted byブクログ

2020/06/19

平成の30年間で、人々の意識や行動、価値観はどのように変化したのか? ーーーー✂ーーーー 平成の時代、「生活環境」には、次のような変化があった。 ・平成の初期、「夫婦と子ども世帯」が全世帯の多くを占めたが、最近、「単独世帯」が最多となった。 ・生涯未婚率が30年間で、男性は約...

平成の30年間で、人々の意識や行動、価値観はどのように変化したのか? ーーーー✂ーーーー 平成の時代、「生活環境」には、次のような変化があった。 ・平成の初期、「夫婦と子ども世帯」が全世帯の多くを占めたが、最近、「単独世帯」が最多となった。 ・生涯未婚率が30年間で、男性は約20%、女性は約10%上昇した。結婚しないことも、人生の選択肢の1つになった。 ・「共働き世帯」が「専業主婦世帯」の2倍近くになり、高齢者の就労も一般化するなど、誰もが働く社会になった。 バブル崩壊やリーマンショックなどの経済的困難を乗り越えてきた生活者は、未来は大きく変わらないと考え、楽観も悲観もせず、身近なところで楽しみを求めようとする。 こうした人々の社会は、熱くも冷たくもない【常温社会】といえる。 ーーーー✂ーーーー 生活者の「価値観」については、次のような変化が起こった。 ・関心が「社会」から離れ、「個人の生活」へ向かっている。 ・人づきあいを面倒くさいと思うようになり、友人知人、家族といるよりも、「ひとり」でいることを好む。 ・お金との向き合い方が、「節約」から「獲得」(ポイントカードなどポイントサービスの利用)へとシフトした。 平成初期から終盤にかけて広がった【常温社会】の時代認識の下、生活者の価値観は「いつか」「どこか」「誰か」の幸せではなく【イマ・ココ・ワタシ】の幸せを大切にしようとするものへとシフトした。 生活者は、暮らしを楽しむのが上手になった。商品・サービスを「消費する」だけでなく、自ら好きなように「加工・生産する」。今後、企業は「完成品」ではなく、生活者も関与できる余地がある「半完成品」を提供する発想が有効だろう。

Posted byブクログ

2019/05/25

平成振り返る本がたくさん出版されている中、この本を選んだのはただの偶然。 たくさんのデータから「あくまで我々はこう考えますよ」というスタンスが好感を持てる。 読んでみて驚いたのが、高齢者の章にほとんど心躍らない自分。どれだけ冷たいんだよ。 実生活でもそんな感じかなぁ。「ま、勝手...

平成振り返る本がたくさん出版されている中、この本を選んだのはただの偶然。 たくさんのデータから「あくまで我々はこう考えますよ」というスタンスが好感を持てる。 読んでみて驚いたのが、高齢者の章にほとんど心躍らない自分。どれだけ冷たいんだよ。 実生活でもそんな感じかなぁ。「ま、勝手に元気に生きてくれ」という感覚は、ある。 同世代や子どもについては興味深く読める。 この狭い心をどうにかしたい。 【イマ・ココ・ワタシ】の充実に意識が向いてきているということだけど、どうなんだろう。 昔ながらの隣近所の付き合いは薄くなっているんだろうけど、別なつながりの形がどんどんできていて、その中でみんなで楽しむ、という風に見える。 楽しむ方法は、確かに多様化していると思う。 みんな一斉に同じ楽しみをしなくなったから、【イマココワタシ】に見えるのだろうか。

Posted byブクログ

2019/05/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

データのとり方とか、いろいろ思うところはあるのだけれど。一人で暮らせる世の中になった、というところか。

Posted byブクログ

2019/03/26

特に目新しいことは書いてないが、ぼんやりとわかったつもりでいることの規模感を指標や数字で知れる。 生活定点のサイト(https://seikatsusoken.jp/teiten/)はいろいろ捗りそう。

Posted byブクログ