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両刃の斧 の商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2024/02/13

15年前に刑事の娘が殺害された事件の真犯人に浮上した男が殺された。逮捕されたのは娘を殺された元刑事。彼は復讐殺人に手を染めたのか。後輩刑事たちの熱い思いと人間模様にぐいぐい引き込まれる。後半は「そんな都合の良い結末…?」などと感じる場面もありましたが、それからの二転三転で最後まで...

15年前に刑事の娘が殺害された事件の真犯人に浮上した男が殺された。逮捕されたのは娘を殺された元刑事。彼は復讐殺人に手を染めたのか。後輩刑事たちの熱い思いと人間模様にぐいぐい引き込まれる。後半は「そんな都合の良い結末…?」などと感じる場面もありましたが、それからの二転三転で最後まで面白かった。

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2023/09/15

犯人がわかりそうでわからない 登場人物の伏線がうまかった 最後の前向きな終わり方もよかった 人生とは観覧車に似ている、のフレーズが沁みた

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2022/11/03

まもなく(2022年11月)からWOWOWで連ドラ化されると云うので読んでみた。重い話だが、うまく組み立てられていて面白かった。文章も読み易い。ドラマは井浦新さんと柴田恭兵さんだが、なかなかいいキャスティングだね。楽しみ。あと、この話に限ったことではないが、父親と年ごろの娘の関係...

まもなく(2022年11月)からWOWOWで連ドラ化されると云うので読んでみた。重い話だが、うまく組み立てられていて面白かった。文章も読み易い。ドラマは井浦新さんと柴田恭兵さんだが、なかなかいいキャスティングだね。楽しみ。あと、この話に限ったことではないが、父親と年ごろの娘の関係がよくこんな描写されるが、実際にそんな父娘がいるのかなんか信じられない。私にも娘はいるが、こんな変な関係は全くなかったなあ・・・。作家さんって結構ステレオタイプ好きだよね

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2022/10/08

刑事ものはやっぱり面白いね! 内容としては悲しくて重いものだけれど、徐々に真実が解き明かされてくると先が気になりどんどん読み進めてしまいました。 他の作品も読みます!

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2022/09/18

疑わしき事実が、二転三転するため 推理物としては、やられた感あるもののラストには 全ての付箋が解かれて、納得できる辻褄だったので 違和感はなく、面白かった。

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2022/08/29

面白かった 被害者家族の哀しい物語 ストーリとしては、 捜査一課の刑事・柴崎の娘が刺殺体で発見されますが、懸命な捜査にも拘らず、事件は迷宮入りに。 15年後、ある自殺した警察官の遺書から、当時の事件の背景が明らかになります。そこから、後輩の刑事の川澄は容疑者と思われる男の身元...

面白かった 被害者家族の哀しい物語 ストーリとしては、 捜査一課の刑事・柴崎の娘が刺殺体で発見されますが、懸命な捜査にも拘らず、事件は迷宮入りに。 15年後、ある自殺した警察官の遺書から、当時の事件の背景が明らかになります。そこから、後輩の刑事の川澄は容疑者と思われる男の身元を特定しますが、逮捕直前で、その男が殺害されてしまいます。 柴崎の復讐なのか? 柴崎なら、なぜ、その容疑者を知ることが出来たのか? 逮捕された柴崎を取り調べますが、完全黙秘 といった展開です。 これに、川澄の娘の婚約者、刑事の山田も絡んで真相に迫っていきます。 柴崎が守りたかったもの そして、明らかになる真相、そこには哀しい真相が.. しかし、この真相ってちょっと納得いかないけど.... サイドストーリのように語られる川澄と娘の関係が良い味出しています。 そして、ラストシーンで、娘が川澄にかけた言葉。 ホロリときました。 お勧め

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2021/04/17

171頁までが最高潮で、以後、波が引くように...。伝えたいことは分かるもののミステリーとしては...。 ただ、自分の娘が何者かに殺されたとしたら、と胸が締め付けられた事だけは確かだ。救いのあるラストで読後感は悪くない。

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2020/04/20

4月-9。3.0点。 長女を殺害された元刑事。次女は白血病で死亡。 あるきっかけで長女を殺害した犯人がわかるが、殺害される。 犯人を殺害したのは、被害者の父である元刑事なのか。 二転三転。うーん、ちょっとひねりすぎたかな。 300ページくらいで読みやすいけど、ここまでひねるなら...

4月-9。3.0点。 長女を殺害された元刑事。次女は白血病で死亡。 あるきっかけで長女を殺害した犯人がわかるが、殺害される。 犯人を殺害したのは、被害者の父である元刑事なのか。 二転三転。うーん、ちょっとひねりすぎたかな。 300ページくらいで読みやすいけど、ここまでひねるなら500頁くらいあった方が。。。

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2020/04/13

大門剛明氏による慟哭の社会派ミステリー。 捜査一課の刑事・柴崎の娘が刺殺体で発見される。 懸命な捜査にも拘らず、事件は迷宮入りとなる。 そして、15年後、後輩刑事の川澄は、容疑者と思われる男の身元を特定、いよいよ逮捕というタイミングで、その男が殺害された。 いったい誰が殺した...

大門剛明氏による慟哭の社会派ミステリー。 捜査一課の刑事・柴崎の娘が刺殺体で発見される。 懸命な捜査にも拘らず、事件は迷宮入りとなる。 そして、15年後、後輩刑事の川澄は、容疑者と思われる男の身元を特定、いよいよ逮捕というタイミングで、その男が殺害された。 いったい誰が殺したのか? 警察を引退した柴崎による、憎しみの果ての仕業なのか? 極秘中の極秘である男の身元について、なぜ、柴崎が知っているのか... 二転三転するストーリーに、ハラハラドキドキします。 やがて見えてきた驚きの真実とは? 自分の命に替えても守りたかった真実とは? 最後に、悲しい事実(偶然?)が明らかになります。 お互いのためを思ってしたことが、実は... オー・ヘンリーの『賢者の贈り物』を思い出します。 エピローグにて、結婚式を控えた娘・日葵と父・川澄が2人で観覧車に乗るところは、物語を締めくくる胸熱のシーンですね。

Posted byブクログ

2020/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 隠し球のような一冊。  現実的な真相かと言われると困るけれど、ストーリーはずいぶんと小気味よくツイストしている。

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